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【国道357号線】舞浜立体が完成!6/28朝より開通予定。開通までは湾岸線浦安 出入口に規制も。

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2016年度から事業が進められてきた国道357号線舞浜交差点の立体化工事がほぼ終了し、6/28 午前7:00頃より開通するとのお知らせがありました。
もとより6月頃に開通予定と発表されていた舞浜立体ですが、偶然にも東京ディズニーリゾート再開の直前に開通ということになりました。
また、開通に伴って首都国道事務所が舞浜立体の特設サイトを公開しています。

・首都国道事務所 舞浜立体特設サイト
https://www.ktr.mlit.go.jp/syuto/maihama/index.html

特設サイトでは、事業や工事の概要だけではなく、工事中の様子や過去の湾岸道路の航空写真ギャラリー、今後の357号線事業についての計画なども掲載され、開通後もさらにコンテンツが追加される予定のようです。
また、舞浜立体を走行している様子を動画で体験することができますが、こちらのYouTube動画はなんとVR対応。今や100円ショップでもスマホ対応のVRゴーグルが入手できる時代。お持ちの方は一足先に360°バーチャル体験で走行してみては?

千葉方面の走行の様子

特設サイトには東京方面を走行する動画も掲載されています。興味のある方はぜひ特設サイトへ。

357号線は羽田空港や東京湾港の工業施設・物流施設・商業施設などを結ぶ幹線道路のため交通量が多く、各交差点を中心に日常的に渋滞が発生していました。更に2018年には外環自動車道と首都高湾岸線、東関東自動車道が接続され、県外からのアクセスが良くなる一方で交通量の増加を感じる声も出ています。その中で舞浜交差点は、鉄鋼団地方面に向かう大型車やディズニーリゾートに向かう車両も多く、慢性的な渋滞の発生と死傷事故の件数が高い箇所の一つでした。
舞浜立体の開通によって平面部を走行する車両が減り、渋滞の緩和による移動時間の短縮や事故発生数の減少が見込まれています。

参考資料:一般国道357号 東京湾岸道路(千葉県区間)平成28年9月2日 国土交通省 関東地方整備局(PDF)

今回の事業で開通するのは以下の区間。今回開通部はおよそ900mほどとのことですが、分岐から合流までは1.5km前後でしょうか。以下の地図は東京方面の立体部のおおよその走行区間。

 

【東京方面(海側)】

東京方面は現在首都高湾岸線 浦安入口方向へ分岐している道路が立体部へ接続されます。

バリケードの向こう側が新たに開通する立体部ですね。

 

舞浜大橋の手前あたりで平面部と立体部が合流するようです。カラーコーンの右側が今回開通する部分。

 

【千葉方面(陸側)】

千葉方面は、舞浜大橋で旧江戸川を渡ったあたりから分岐。

平面部との合流は、首都高湾岸線 浦安出口からの合流で使っている道路と同じ。

浦安出口から平面部へ向かう道路と立体部が接続されます。

また、開通に伴う交通切り替えのため、6/22(月) より首都高湾岸線 浦安出入口で交通規制が実施されており、本日以降は下記の期間に湾岸線の浦安出入口が利用できなくなります。

【浦安出口】
6/27(土) 21:00 ~ 6/28(日) 6:00
【浦安入口】
6/27(土) 19:00 ~ 6/28(日) 7:00

なお、規制日時が予告なく変更になることもありますので、ご利用予定の方は首都高ホームページなどで交通規制情報を随時ご確認ください。
・首都高ホームページ 工事予定・交通規制情報
http://www.shutoko.jp/ss/traffictime/

舞浜立体が完成したとはいえ、千葉方面お隣の塩浜交差点では舞浜立体開通前の舞浜交差点と同程度の渋滞が慢性化しており、その先の二俣付近や若松交差点ではそれ以上の渋滞が日常となっているため、357号全体での完全な渋滞解消はまだ先となりそうです。
ただ、完成時期は明示されていませんが塩浜交差点の立体化事業も進行しているようです。

参考:塩浜立体下部がWTO 20年度の発注見通し(関東地整) – 日刊建設新聞

357号線で浦安から近いところでは、2004, 2008年に高浜立体、2006, 2007年に千鳥町立体、2014年に新木場立体と数年おきに立体部分が開通しており、渋滞対策は着実に進んでいます。357号の立体化が進むことで渋滞や事故がさらに減少し、住む人にも遊びに来る人にとってもより快適な街になっていくことを期待したいですね。

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