妙典校と行徳校の２校ある、Briobecca Football Academy（ブリオベッカフットボールアカデミー）。行徳校では小学１年生から６年生までを対象とした、ブリオベッカ浦安が運営するサッカースクールです。以前にも浦安に住みたい！webでご紹介しましたが、今回は新コーチを迎えたということで、行徳校に取材へ伺ってきました！

行徳校というと行徳駅の近く？ と思っていましたが、浦安市当代島のお隣、市川市広尾にあるフットボールコミュニティ市川浦安店の中、屋内人工芝と冷暖房完備の快適な環境でスクールを受けられます。駐車場の風景がどこか懐かしいなと思っていたら「元々ヤングボール（ボウリング場）だった場所です！」とトップチームで活躍されるＭＦ８番の富塚隼選手。「懐かしいですよね～、僕も昔は遊びに来ていました！」と、それもそのはず、富塚選手は浦安市出身。小学生の頃から浦安のクラブチーム（ブリオベッカ浦安の前身クラブ）に所属し、一度も浦安のチームを離れることなく、約20年以上ここ浦安でサッカーに情熱を燃やし続けています。

そんな富塚選手が2019年から、アカデミーのコーチを務めることに！「子どもにサッカーを教えていた経験もあるので、コーチの話があった時は嬉しかったですね！ 僕子ども好きなんですよ～！」と終始和やかにお話してくれました。

クラスの内容

小学１年生から６年生までと幅が広い為、スタンダードクラスとテクニカルクラスの２部制。「その中でも初心者の子や女の子も在籍しているので、レベルはさまざまです。特に小さな子どもには怪我をしないよう最善の注意が必要なので、低学年でのレッスンメニューは慎重に考えています。初心者や女の子、他サッカーチームに所属している子や技術を向上させたい、どんなお子さんとでも、一緒にサッカーを楽しみたい！ と思っています」。とコーチの富塚選手。
この日『スタンダードクラス』にお伺いしてきました。練習が始まりみんながコーチの話に集中します。「コミュニケーションってなんだっけ？」と始まるコーチの指導。サッカーにおいてはもちろん、私生活でも大事な事を話をしているのが印象的でした。

コーチとして大事にしている事

「サッカーを楽しむこと！ みんなに交じって一緒にプレーをするよう心がけています。プレーを真似してもらうことも意識しています。テクニカルクラスでは技術面を意識していますが、何よりもサッカーを楽しむことを大事にしています。好きに叶うものはないと思っているので、上手くなるにはサッカーを好きで居続けるように教えていきたい」。
ーーー好きで居続けるって難しかったりしますよね。
「好きだから沢山練習するけど、過剰な練習によってサッカーを嫌いになってしまった、そんな友人を何人も観てきました。楽しいサッカーを忘れず、時に厳しく、技術面の他にも、挨拶、礼儀、道具の準備かたずけ等、きっちりと教えていきたい。サッカーをやめてしまったとしても、挨拶、マナー等は必ず役立つし、サッカーから繋がる大事な事は伝えていきたいです」。

コーチとして嬉しい瞬間

「子どもって楽しい事があったり、嬉しい事があると大人に報告をしてくれますよね？ それがすごく嬉しいです！ 『リフティングが先週よりも多くできたよ！』と報告してくれると成長も感じるし、僕も素直に嬉しい♪ ブリオベッカのゲームがある時は見に来てくれたり、かっこいい姿を見せたい（笑）と自分のモチベーションもさらに上がりますね！」と、満面の笑顔でお話し下さいました。

温厚なイメージ通り！ とても気さくで話しやすい富塚選手。子どもに対して対等なのはもちろんのこと、丁寧に指導する姿はサッカーが大好きだからこそ。そして、子ども達はあらゆる場面で楽しむ表情、真剣な表情を見せます。集中してレッスンに励んでいる様子から、コーチのような指導者は理想的だと感じずにはいられません。
現在もトップチームとして一線で活躍されている富塚選手。「昨年は悔しい結果に終わってしまいました。今年は新たな監督を迎え、JFL昇格を目標に目指して頑張っていきたい」。と顔がきりっと変わる姿に、選手としての覚悟、熱い思いを感じるとともに、富塚選手の人柄に触れられた取材になりました。

＜ブリオベッカサッカースクール＞自由に見学OK！