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【浦安も高齢社会へ!】『3年で浦安はこう変わった!!』

 浦安市のHPで公開されている毎月の人口データをご覧になったことがありますか? 毎月の人口は、HPで公開される住民基本台帳で知ることができます。

 さて、筆者は、市内のスーパーなどで以前より高齢者が増えたのではないか?と最近よく感じています。特に新町では数年前まで高齢化率(65歳以上の市民の割合)は、全国最低水準の浦安の中でも特に低くかったため、あまり高齢者を見かけなかった気がします。もちろん、市内の他のエリアや、周辺の他市区から買い物に来られている方も多いと思います。ただ、少し気になったので、今回は人口の推移を調べてみました。

 比較は3年前の平成25年3月31日と今年の3月31日。使用したデータは市が公表している住民基本台帳(各4月1日付)を使用しました。

【データ1 浦安市の総人口】

 平成28年3月31日  平成25年3月31日  増減
165,411人 162,155人 +3,256

【データ2 浦安市の世代別割合の推移】

年齢   平成28年 平成25年 増減 
 0~14歳  14.3% 15.9%  ▲1.6%
 15~64歳  69.6% 70.5%  ▲0.9%
 65歳~  16.1% 13.6%  +2.5%

 【データ1】より、過去3年間に浦安の人口は、3,256人増え、すでに震災前の人口を超えていることがわかります。一方で、【データ2】のように、0-14歳の率が最も減り、一方で高齢化率をあらわす65歳以上が2.5ポイントも上昇しています。

 子供の減少は市内のいたるところで実感できますが、元々、千葉県内でも最低レベルの出生率を住宅の新規開発による子育て世代の転入者で補ってきたことから、震災の影響もあるものの、「開発の終焉」が最大の理由と考えられます。このことから、市内の高齢化率は、今後、かなりのスピードで進むと予想されます。

【データ3 地域別の人口の推移と高齢化率】  ※( )内が高齢化率

   平成28年  平成25年  増減
 元町  69,043(13.1%)  65,955(11.9%)  +3088(+1.13%)
中町 56,778(23.97%) 56,906(20.29%) ▲128(+3.96)
 新町 39,590(9.90%)  39,294(7.76%)  +296(+2.14%) 

 少し意外なデータです。エリア別の人口をみると、元町の人口増加は3エリアで最も多く、新町はほぼ横這いであることがわかります。そして、高齢化のスピードは中町と新町で高く、元町は比較的緩やかになってきているというのがポイントです。元町の新陳代謝が、浦安市の過去3年の人口増に大きく貢献しているのです。

ここまでを、まとめてみましょう。 

【データ1】…過去3年で浦安市の人口が3,256人増加し、震災前に戻した。

【データ2】…世代別でみてみると、人口に占める0~14歳の割合が最も減少し、次が労働生産年齢と言われる15~64歳。その両世代分の減少割合が65歳以上の増加分となっています。この3年間で浦安市の高齢化率は13.87%から16.07%へ2.2%上がりました。その主な原因は中町と新町にあります。一方で、元町は他のエリアに比べて若い世代が増えていることがうかがえます。

【データ3】…過去3年間の人口増加は、主として元町を受け皿にしていることがわかります。

【データ4 世帯数の推移】

   平成28年 平成25年   増減
 元町  37、973世帯 35,337世帯   +2,636
 中町 24,837 世帯 23,889世帯   +948 
新町   13,903世帯 13,532世帯   +351 

その上で、【データ4】をみると、過去3年の浦安市の人口増加3,256人のうち3,088人を増やした元町は、この3年間で世帯数が2,600以上も増えています。元町の人口増加が単身者などの少数家族による増加である可能性が見えてきます。
 一方で、中町は人口が減少、新町は微増ですが、ともに世帯数はその数を上回って増えています。中町・新町でもシングル、もしくは夫婦2人などの世帯が増えている、もしくは、世帯内で子供が独立するなど人数の減少が起きている可能性があります。

 では、新町の高齢化の中身をみてみたいと思います。

 サンプルで取り上げるのは、新町で最も後に開発され、今から6,7年前に市内で高齢化が最低だったエリアです。このエリアの過去3年間の推移を見てみてみましょう。(高洲地区内)
 0~14歳は35.30%から32.19%(▲3.11%)、15~64歳は61.8%から63.67%(+1.87)、65歳以上は3.0%から4.14%(+1.14%)でした。世帯数、人口ともにほぼ変化ないのですが、実は住民の出入りがかなりあったそうで、新たに高齢者世帯が転入し増えた結果、高齢化率の上昇と14歳以下の減少が起こったそうです。

 まとめになりますが、浦安の人口増加エリアは既に新町から元町にシフトし、新町は、いよいよ急速な高齢化の入り口に立ったことがうかがえます。これまでの開発による子育て世代の流入が止まっただけではなく、高齢者夫婦が新たに転入する動きが出てきていることに注目しています。これまで子育て世代中心の街ではあまり起きなかった小中学校の騒音の苦情問題や、マンションでの子供の声の騒音問題などが出てきているという話も聞きます。

 これからも、市民の世代構成の変化は進むと予想されます。世代間の良好な関係を考えながら街づくりを進めていくためにも、今までとは違う意識が市民にも必要となりそうです。

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