浦安ってこんな街!
3.82017
浦安に住みたい人が知っておいた方がいい5つのこと|株式会社明和地所
最新の情報をお探しの方はサイト内検索で最新情報がないか検索してみてください。
創業39年目、新浦安・浦安・行徳で5店舗展開しております不動産会社の明和地所と申します。
こちらのサイトは「浦安に住みたい!」という名前ですが、「浦安に住みたい!」とご来店いただくお客様がたくさんいます。どこの町もそうですが、浦安もいろいろな特徴がある町です。これから住みたい!と思っている方々に知っておいてもらいたい情報もいくつかあります。憧れの浦安に住んだのに、こんなはずじゃなかった…とならないよう、浦安に関する基礎知識を身につけていただければと思います。
浦安の街は3+2に分かれている
浦安の地理的な特徴といえばこれです。家がある地域としては「元町・中町・新町」と3地域、商業エリアとして「アーバンリゾートゾーン・工業ゾーン」に分かれています。
一部、元町の北栄4丁目に工業地域(法律で定められた用途地域としては準工業地域)などがありますが、原則的には住宅街・テーマパーク・工業地域(鉄鋼関係の倉庫がメインで通称「鉄鋼団地」)がハッキリと分かれています。
これは浦安の土地の大部分が埋め立ての町であるから出来たこと、とも言えます。漁師町として栄えた浦安は元町、昭和40年代の第一期埋め立てで出来たのが中町、昭和50年代の第二期埋め立てで出来たのが新町・テーマパークゾーン・工業地域、というようになっています。
町が計画的に作られているので、当然道路も計画的に作られ、幹線道路と生活道路がはっきりと分かれています。混雑する国道に面して住宅街があるのは東京や千葉では普通のことですが、浦安ではこのように防音のフェンスや木で仕切られています。Googleストリートビューで浦安唯一の国道である357号線の様子を確認することができます。
浦安市全体はざっくりと言うと4キロメートル四方の大きさで、16.98平方キロメートルという比較的小さな市です。自転車があればどこからでも10分程度で駅に着きますし、バス便も多いので、どこに住んでも交通の便が良い町、と言えます。
災害ハザードマップをチェック
ゲリラ豪雨などが頻発するここ数年の傾向を考えると、最も警戒すべきなのは水害です。浦安で多くの住宅が浸水被害にあったケースは近年では無いと記憶しておりますが、浦安市のサイトに水害の歴史というコンテンツがあるほど、過去は水害と戦っていたようです。最近は都道府県のサイト、あるいはたいていの市町村のサイトでチェックできるようになっていますが、浦安市のサイトでも水害ハザードマップを見ることができます。
水害ハザードマップ
漁師町だった元町は標高が低いところが多く、水害のハザードマップでも50cm以上浸水する恐れがあるところが数多くあります。新町は埋め立ての際に高さをつけましたので、浸水が予測されているエリアが比較的少ないです。
液状化ハザードマップ
ちば 地震被害想定のホームページ ~ 地図で見る 「地域のリスクを知る」
6年前の東日本大震災で液状化現象という被害にあった浦安(主に被害にあった住居エリアは中町・新町で、元町地区はほぼありませんでした)ですが、千葉県のサイトで確認できる液状化ハザードマップを見ると、超巨大地震の震度6弱以上で浦安市ほぼ全域に液状化の恐れがあります。
液状化現象は、強い地震によって揺さぶられた地面が液状化してしまうもので、これが起ると、家が傾いたり、地中に埋められているライフライン(下水道管など)に被害が出ます。ただ、火事や建物倒壊、津波のように人の命を奪うような被害は出にくいという特徴もあります。
東日本大震災の際も、液状化が原因で亡くなった人はいませんし、建物の倒壊も起りませんでした。しかし、地中深くに杭を打たないで建てる一戸建てやアパートは傾きの被害が出たり、下水道が使えなくなったりしましたので、携帯トイレなどの備えをする必要はあります。浦安市は引っ越してくる方に無償で防災グッズを配っていますが、その中にも簡易トイレが入っています。
通勤・通学電車について
上にも書きましたとおり、道路事情に関してはかなり恵まれている浦安ですが、毎日の通勤・通学電車はかなり混雑します。浦安を通っている電車は混雑率で有名な東京メトロ東西線と「風に弱い」という評判を持つ京葉線です。ですが、実は京葉線はかなり風に強くなってきています。
風に弱い あの京葉線が強くなった!「風に弱い・すぐ遅れる」に対する2つの改善策
このように50%以上も数値的には改善されてきています。
東西線の混雑についてはこちらの記事を参照してください。
東西線中野方面・朝の混雑レポートその①~逆側から調査してみた~
東京都の小池百合子知事が満員電車の解消を目指す声明を発表されましたので、期待したいところです。
子育て政策
全国有数の低高齢化率である浦安市ですが、子育て政策にも力を入れています。昨年話題になったのは卵子の冷凍保存に対する補助金です。
フィンランドの家族支援策である「ネウボラ」をモデルにした「浦安版ネウボラ」というものもあります。
子育てしやすいまち浦安へ。浦安版「ネウボラ」の「子育てケアプラン」を実際に体験してきました。
他にも行政民間問わず、数多くの子育てサービスが浦安にはあります。浦安に住みたい!Webにも数多くの記事がありますので、ぜひご覧ください。
高齢化
上記に低高齢化率の町と書きましたが、2014年までは最も高齢化率の低い自治体であった浦安市です。しかし、2015年には3位に後退しました。
浦安市の人口動態のデータを丁目単位で見ると、65歳以上の高齢者が30%以上を占めているところも増えてきました。そしてそのほとんどが中町に集中しています。これは、中町の土地の分譲が昭和50~60年当たりに集中的に行われたので、その時代に移り住んだ30代の世代がそのまま65歳以上になったためにおこっていることです。
また、土地の分譲の多くは約50坪で売られ、今の取引価格でも平均すると5000万円程度です。今の世代が5000万円で土地を買い、家を建替えて住むとなると、総額で最低でも7000万円程度は掛かってきます。頭金が1000万円あったとしても6000万円の住宅ローンを組むことになりますが、首都圏の土地付き注文住宅における住宅ローンの借入平均額は約4600万円ですので、6000万円のローンが組める人は少数派です。
2015年度 フラット35利用者調査(住宅金融支援機構)PDFファイル 12ページ
土地や家を相続して新たな世代が住むケースはありますが、再開発のように世代交代がいきなり大きく進むようなことは無いので、高齢化がじわじわと進んでいくことになります。ちなみに、50坪の分譲地域は、その良好な住環境の維持などのために、大きなマンションの建設や50坪を25坪ずつの半分の土地にするようなことは地区計画によって制限されているところが大半です。
「浦安に住みたい!」方は明和地所にご相談ください!
明和地所としては、このようなことにも目を向け、浦安の街づくりに貢献すべく毎日の仕事をしています。お部屋探し・マンションの購入や売却・収益物件・リフォームなど、住まいに関することであれば何でもご相談ください。
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