浦安ってこんな街!
12.212016
濃い目のスープがよく絡むっ…!『天哲』のカレー南蛮そばは、師走に食べたいNo.1★
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堀江のフラワー通りを歩いていると、ゴマ油の良い香りがふんわりと漂ってきて、お腹がグウ~と鳴る…そんな時は迷わず『天哲』さんの暖簾をくぐりましょう! 創業なんと105年(!)、現在は三代目がご家族と切り盛りされている、一人で気軽にふらっと入れるお蕎麦屋さんです。
メニューは数あれど、やっぱり…『カレー南蛮そば』!
さて、この日もゴマ油の香りに誘われてするりと暖簾をくぐり、着座。ちょっとお昼を過ぎていたのですが、お一人で杯を傾けるご年配の姿も(羨ましい…)。
テーブル席のほかに、お座敷もあります。店内禁煙ですし(お店の外に灰皿があります)、お子様連れでも安心して入れますね。
この年季の入ったメニュー表! ずっしりと重くて存在感があります。こういうの好きだなぁ。
メニューは丼・冷たいお蕎麦・温かいお蕎麦・セット等々、たくさんあって本当に迷います…! ちなみにお昼は、プラス400円でミニ丼をつけることができます。
メニューだけでなく、お店の随所に現れるイラストたちは、娘さんが描いていらっしゃるものだそうです。カワイイ♪
迷った時は人気メニューに立ち返り、やっぱり『カレー南蛮そば』(850円)で! 寒い時は特によく出るのだそうです。
そしてプラス400円でミニ丼…ではなく、海老天を乗せていただくことにしました。変じゃないですか?と聞くと、「皆さんよく頼まれますよ!」と笑顔で答えてくださる娘さん。
ご主人や女将さん、娘さんとの会話がまた楽しい♪
おそばを待つ間、お店の方と「今年は浦安、よくテレビに出ましたよね~」なんてお話。フラワー通りにはロケ班が訪れることも多かったそうです。年始のブラタモリも楽しみですね!
そしてやってきました!『カレー南蛮そば 海老天乗せ』。
カレーのスパーシーな香りと、カラッと揚がった海老天のゴマ油の香りが、夢の競演…!! 立ち上る湯気さえも胸いっぱい吸い込んで独り占めしたくなります。
濃くて甘くて深くて旨くてスパイシー…色んな味わいが絡まりあった絶品のスープ。とろみがあるので細いお蕎麦によく絡みます。後引きなので次々口に入れたくなるのですが、いかんせん熱々なので注意が必要です。少しずつ頬張るか、よ~~~くフーフーするのがオススメ。ちょっとするともう体がポッポと熱くなってきて、じんわり汗ばんできます。
忘れちゃいけない海老天ッ! 今回は豪快にカレー南蛮の上に乗せていただきましたが、別で持ってきていただくこともできます。カリッと気持ちよく揚がった衣に、プリプリの海老。味わいは…もう言わずもがなでしょう! カレーに浸ってふやけた衣も、また違った美味しさがあります。あぁ、記事を書いていたらまた食べに行きたくなってきました…。
そういえば「南蛮」ってどういう意味なんですか?と伺うと、「ネギのこと!」と女将さん。「日本人って昔は一般的にお肉を食べなかったでしょ。西洋からお肉の文化が入ってきたときに、昔のお肉って臭かったから、臭み消しでネギをたくさん入れたのね」。なるほど…鴨南蛮のイメージが強かったので鴨のことなのかと思っていましたが、違うんですね。天哲さんのカレー南蛮に入っているのは豚肉だそうです(てっきり鴨だと思って食べてました…恥ずかしい)。
この日はなんとなく体調がすぐれないなぁと思っていたのですが、カレー南蛮そばで温まったおかげか汗をかいたおかげか、帰るころにはなんだかスッキリ!と、元気になってしまいました。天哲マジック、すごい!
年越しそばのご予約受付中です!
日本の年越しには欠かせないおそば。天哲さんでもご予約受付中(予約優先とのこと)! お店での受け渡しだけでなく出前も行っていますが、人数が少ないため大三角線より北側・南小より東側・東西線浦安駅より西側のエリアに限っているそうなので、ご注意ください。
寒い日も、お腹がぺこぺこな日も、なんとなく元気がない日も、年越しも…いつでもそこで待っていてくれる町のお蕎麦屋さん『天哲』さん。おそばや天ぷらの美味しさもさることながら、ご家族皆さんの温かいお人柄からも、ここ浦安で105年という歴史を紡いできた理由が伺えます。きっと105年前の人たちも、現在の私たちと同じようにおそばや天ぷらに舌鼓を打ち、天哲さんのご家族と色んな話をしていたんだろうなぁ…と思うと、なんだか105年前がグッと身近なものに感じてきました。ぜひ皆さまもフラワー通りへお立ち寄りの際には、浦安の誇る老舗・天哲さんへ足を運んでみてください!
そば処 天哲…浦安市堀江3-8-17 047-351-2670 水曜定休
※年末年始の営業など詳細は天哲さんHPをご覧ください!
〒279-0041 千葉県浦安市堀江3丁目8−17
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