先日こちらの記事で出ていた韓国野菜料理JUNの期間限定『半鶏湯ランチ』（過去記事はこちら）。サムゲタン美味しいですよね…何年か前に韓国で食べたのですが、連日マッコリと辛いものばかりのお腹に優しく染み渡ってくれた記憶があります。JUNさんのいつものサムゲタンは2~3人前と大きいけど、これならランチだし一人前だし気軽に食べられる！ と、喜び勇んで行ってきました。

大三角線沿い、スリーエフの隣にある『韓国野菜料理JUN』さん。

この日はカウンター席に座りました。不思議な置物が…
 
早速、半鶏湯ランチを注文。そのままだと1380円、ごはんをつけると1500円なのですが、迷っていると「ごはんは後からつけても大丈夫ですよ！」とスタッフさん。ボリュームが分からなかったのでとりあえずごはんはなしでお願いしました。セットにはプチ杏仁豆腐もついてくるんですって！ これは嬉しいです。

カウンターの中ではご主人が手際よく作業されています。通常だと鶏一羽まるごとのサムゲタンを、ランチ用の”半鶏湯”にするので、一羽を半分に割っていました。他のお客様もほとんど半鶏湯を注文されているところを見ると、やはり人気なんですね…！

最初にセットのサラダ・ナムル・キムチが出てきます。

とりあえずサラダだけ平らげて、ナムルとキムチと一緒に半鶏湯を待つことに。

火にかかっている半鶏湯…（この待ち時間、否が応でも期待が高まります）

そして来ました！グツグツ煮えている半鶏湯！

ふわっと何とも言えない香りが…薬膳たっぷりと煮込む、サムゲタンの香り！ そして半分といっても、大きいです！！（よく考えたら、鶏半分=モモ肉・ムネ肉1枚ずつ、ということなので当然大きいですよね） 

この石鍋はとっても熱いので、用意された取り皿に取り分けていただきます。柔らかいのでお玉でほろっと分けられます。

アツアツの鶏を口に運ぶと、鶏の旨みだけではない、豊かな味わい！ 薬膳の滋味が鶏肉にもじんわり染み渡っているのですね…。長時間煮込まれているので、軟骨も全然固くなく、ポリポリ食べれてしまうのには驚きました。

正しい食べ方がよくわからなかったのですが、スタッフさんいわく「ざっくり骨のあるところを取ってしまう方もいれば、キレイに食べる方もいますし、最初に骨だけ全部よけてから食べ始める方もいます。人それぞれなので、食べやすいように食べてくださいね！」とのこと。小さな骨もあるので、食べる時は慎重に…。

半分も食べないうちに、体が火照ってくるのがわかります。辛いものを食べたときのように、ダラダラ汗が出る…というより、体の芯から温まってじわじわ体温が上がってくるような感覚。スープの中には甘くて赤い実（ナツメでしょうか）が入っていたり、噛んでみたら柔らかいゴボウのような風味がしたり（おそらく高麗人参）、いつもは食卓に上がらないものが食べられるのも新鮮です！

食べているうちにどうしてもごはんが欲しくなってしまい、オーダー。

鶏をいただいた後は、「絶対入れたほうが美味しいから！」とカウンターの向こうからご主人が勧めてくれたとおり、スープにごはんを入れてプチ雑炊に。鶏と薬膳のうまみがギュッと濃縮されたスープ、これがまた美味しくて、もう一杯おかわりしたくなっちゃいます。

最後はプチ杏仁豆腐でクールダウン。

ぷるぷる、とろ～りとした杏仁豆腐は、手作りだそうです。ごちそうさまでした！

こちらの半鶏湯ランチ、10月2日までの限定メニューです。朝晩冷えるこの時期、ランチで体の芯から温まってみてはいかがでしょうか？ サムゲタンを手軽に味わえるこの機会、どうぞお見逃しなく！

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