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【浦安ドキュメンタリーオフィス】の上映会『うらやすドキュメンタリーテークVol.57』2月24日に開催!

みなさんは、新浦安駅近くに映画館があったことをご存じですか。ショッパーズ新浦安の4階にあった「ポケットシネマ」がそれです。

“ポケット”という名前からもわかるように小さな映画館でした。個性的な作品が上映されることもあり、市内の映画好きの人々に愛された存在でしたが、約20年前(2006年3月)に惜しまれながら閉館。

このポケットシネマ閉館の年に活動スタートしたのが【浦安ドキュメンタリーオフィス】。略して「浦ドキュ」。国内外のすぐれたドキュメンタリー作品の上映活動を行う市民活動団体です。

(浦ドキュのホームページはこちらから↓)
https://urayasu-doc.com

上映会を年に2、3回実施するほか、複数の映画を一度に観られる「映画祭」を年一回開催。上映会だけでも今までの実施回数は50回以上になるのだとか。

また、2015年からはその前年のイチオシのドキュメンタリー映画をみなさんの投票だけで決定する「浦安ドキュメンタリー映画大賞」を創設し、大賞受賞作品を表彰されています。現在、2024年の投票を受付中とのことですので、ぜひご協力ください↓

https://urayasu-doc.com/film_award

扱う作品を「ドキュメンタリー映画」に限定しているのはなぜなのでしょう? 代表の中山 和郎さんにお尋ねしました。

「世界の国々で起こっていることや、社会問題を自分事として考えるきっかけになる、幅広い作品がある」とドキュメンタリーの魅力を語ってくださった中山さん。

中山さんは、「きろくびと」という映画の配給・宣伝会社の代表もつとめています。

(きろくびとのホームページはこちらから↓)
https://kiroku-bito.com

もともとは「映画と関係ない仕事」をされていたそうですが、ドキュメンタリー映画を通じて世界が広がるだけでなく、世界と繋がれる、国際協力もできることに気づき、前職を辞め、この仕事を始めたのだそうです。

映画監督や映画の関係者を招いたトークイベントも同時に行うなど嬉しい+αがあるのが、「浦ドキュ」上映会の特徴。映画への理解、関心がより一層、深まります。

2025年最初の上映会で観られるのは『拳と祈り ―袴田巌の生涯―』『生きて、生きて、生きろ。』の2作品。

「2月、3月のタイミングでは〝震災〟に関係した映画を上映することが多いです」。22年間、袴田さんの姿を追いつづけた『拳と祈り ―袴田巌の生涯―』は2時間40分という長尺ですが、「長さを感じさせない。多くの方に観て欲しい作品」と浦ドキュメンバーが力を込めて語ってくださいました。

<浦安ドキュメンタリーオフィス 上映会>

「うらやす ドキュメンタリーテーク Vol.57」

開催日2025年2月24日(月祝)
場所浦安市文化会館小ホール
料金(各作品ごと)一回券999円(高校生以下500円)
タイムスケジュール9:40 開場
10:00 「生きて、生きて、生きろ。」(上映終了後、島田陽磨監督によるトークイベント)
12:55 開場
13:15 「拳と祈り ―袴田巌の生涯―」(上映終了後、笠井千晶監督によるトークイベント)
16:30 終了(予定)
※入替制

2006年のスタートから、来年で20周年を迎えるという【浦安ドキュメンタリーオフィス】。「なにか20周年イベントのようなことができたらいいなと考えていますが、どうなるかな」と中山さん。ぜひ! 楽しい企画をお待ちしています。

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