浦安ってこんな街!
10.32024
浦安から発信! 社会課題とされている「竹」を使用したエコなアパレルブランド【THE RAINBOW BAMBOO】が誕生しました!竹害から竹財に向けて
突如として現れたプロジェクト【THE RAINBOW BAMBOO】は、浦安市在住の虹林竹男さんによるアパレルブランドだそうで、SNSでもちらほらと見かけ、編集部でも気になっていました。スタイリッシュでありながら温かみのあるデザインに、一体どのような活動をされているのか、直接お話を伺ってきました。
竹の問題と、持続可能な未来
THE RAINBOW BAMBOOこと、虹林さんは、竹を通じて持続可能な未来を築くことを目指しています。竹が持つ未来に続くポテンシャルを改めて知ることとなった虹林さんは、それまで、まったく竹とは無縁の生活を送っていたとか。ボランティア活動の一環で、子供たちと共に千葉県佐倉市の竹林へ行った際に、竹の魅力にはまったんだそう。
「今まで竹の製品はこれまでもあり、スタイリッシュな見た目と温かさが共存してかっこいいなと思っていました。実際に竹林へ出向き、竹の生命力の強さに圧巻したと同時に、現代では竹の栽培を維持・管理することの難しさを実感しました。切っても切っても生えてくる竹を維持するには毎日の管理が必要となり、それには当然ながら人が管理をしていかなければなりません。竹林を持つ方々は高齢になり、その土地を管理維持できる後継者も不足していることを目の前で感じ、こんなに素晴らしい資源をどうにかできないか…微力ながらも自分にできることはないのかと…」
現代では竹林は社会課題でもあります。放置竹林や竹害といわれるほど、竹の成長の速さはかなり速く、ほかの植物の成長を妨げてしまうほど日光を遮断してしまうことや、タケノコ栽培には重労働となり人手も必要です。しかし田舎へ行けば行くほどに働き手がいない…。竹の地下茎は横に広がる性質のため、土砂災害などの問題もあるのだとか。そんな実態に直面し日本全国でもこれ以外にも多くの課題を抱えているのだそう。こんなにも社会課題として問題になっていることも恥ずかしながら知りませんでした。
虹林さんは一人でも多くの方々にこの問題を知ってほしいと話します。竹は古くから日本人の生活には欠かせないものだったそうで、改めて竹製品や竹の可能性に目を向けてほしいと話します。また、虹林さんはデザインをすることも好きだそうで、実際に竹製品を自分なりにアレンジして小物を作り、めちゃくちゃかっこいい!と製品作りを始めます。また、日本にある安価な竹製品は海外から輸入されるそうで、虹林さんは日本の竹林問題として、国産の竹を日本の中で回していきたいと考えているそうです。このプロジェクトはまだまだ始めたばかりとあって、手探り状態で、取材時はまだEC販売もしていない状況でしたが、この9月にはECサイトを立ち上げ、一般の方々にも手に取っていただけるようになったそう。始めたばかりで試行錯誤をしながら…と、竹林業・竹製品が日本でしっかりとしたビジネスモデルとして収益の一部を竹林整備へ循環させていきたいと意気込みます。
「THE RAINBOW BAMBOO」ロゴデザインコンテスト
そして一人でも多くの方々に知っていただきたいと、「THE RAINBOW BAMBOO」のロゴデザインコンテストを実施しています。Tシャツ購入者は専用の応募用紙を使って「虹」と「竹」をテーマにしたデザインを提出できます。浦安発のエコブランドのコンテストに参加して、社会課題解決に貢献できるという面白い取り組みです。
Tシャツ1枚3500円(税込)
サイズ:S, M, L, XL3枚以上まとめて購入すると、オリジナルBANBOOランタンをプレゼント!※限定10名様
※上記は人気のため現在は締め切ったそうです…
Tシャツ1枚につき、1デザイン応募が可能です。
賞金は最大3万円!(売上や印刷費により変動)
採用されたデザインTシャツが1枚売れるごとに、100円のデザイン料があなたに入る仕組みです。
一般発売 9月16日
只今先行予約受付中!ご予約の方はインスタグラムからDMへ。
コンテスト応募締切:11月16日まで
「テクノロジーが発展していく現代だからこそ、置き去りにされてきた問題に目を向け、多様な時代にふさわしいさまざまな発想を持った皆さんと一緒に、このプロジェクトを進めていきたい」と話します。どんなロゴになるのか今後の動向も楽しみですね!
そんな「THE RAINBOW BAMBOO」のECサイトを除くと、とってもかっこいい製品の数々! すべて虹林さんが作ったものではないそうで、竹クリエイターの製品もあるとか。竹の可能性は小物製品だけでなく、竹素材の耐久性からもサステナブルな素材として注目を集めています。エコでサステナブルな素材とあって、我々もごみの削減に何かできることがあるのかもしれないなと思わされました。いつかは地球に還る素材を使って、可愛いものやかっこいいもので日常がちょっぴりすっきりできるのはとってもいいですよね。しかも浦安発のプロジェクトというのも素晴らしい!
https://rainbowbam.base.shop/
また子供が主体のボランティアで、竹を使用して流しそうめんを行ったんだとか。流しそうめん台はもちろん本物の竹。そのために佐倉市まで行き伐採体験と、きれいな状態にするための加工作業から、子供たちとともに行い、なんと20メートルもの長さのそうめん台を皆さんで作成し、そうめんを堪能したんだとか! 気になるコミュニティーはこちらから
今後はロゴデザインの募集をしながら、浦安の方々ともこのプロジェクトを通して関わっていきたいと虹林さん。小物だけでなく、竹パウダーやメンマやタケノコ、そして新たな竹を使った製品がここ浦安から誕生することも期待しちゃいますね!「私は竹の新しい活用方法を常に模索し、その可能性を広げていきたいと思っています。竹の持つ強さと美しさを活かし、高品質な製品を生み出していきたい。『THE RAINBOW BAMBOO』は、竹の持つ可能性を信じ、持続可能な未来を共に築いていくことを目指しています。私たちのビジョンに共感し、共に未来を創造していく皆様の参加をお待ちしています!」と虹林さん、ロゴのデザイン募集だけでなく、何か面白い発想をお持ちの方はぜひとも虹林さんのインスタグラムから問い合わせしてみては!
THE RAINBOW BAMBOO /ザ レインボー バンブー
虹林竹男/Takeo Nijibayashi
ONLINE SHOP rainbowbam.base.shop
インスタグラム https://www.instagram.com/the_rainbow_bamboo/
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