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ミシュラン掲載レストランで腕を振るったKevin Liangシェフの特別ランチ&ディナーコースが中国料理「王朝」で 期間限定開催♪ 9/17まで @ヒルトン東京ベイ【浦安市舞浜】

ヒルトン東京ベイは1988年7月に開業され、世界中の人々から愛されている言わずと知れた超名門ホテルです。今年でちょうど35周年の節目ということでさまざまなイベントを実施されています。そして浦安の地に開業された当時からずっと親しまれてきた中国料理『王朝』では、この限定期間でプレミアムなお料理を提供していると伺い、早速取材へ行ってきました!

中国料理『王朝』は地元の方々の利用が大半をしめており、35年間今では家族3世代で食事を楽しみにくるお客さまも多いとか。そんな浦安っ子も大好きな「王朝」ですが9月17日まで、本場中国のヒルトン佛山の総料理長、ミシュラン掲載レストランで腕を振るったケビン・リアンシェフと、なんとヒルトン東京ベイ「王朝」で初となるコラボが実現! 35周年記念ということで期間限定開催のコース「ヒルトン佛山総料理長 ケビンリアン 来日記念 特別ランチ&ディナーコース」を堪能してきましたよ!

1982年生まれの若き実力派のリアンシェフ。北京や天津など、中国料理レストランでの経験を経て、2019年 グランドハイアット広州のエグゼクティブスーシェフに就任。2020年・2021年に同ホテルのレストランがミシュランガイド広州に掲載。2022年 ヒルトン佛山の総料理長に就任。

「ヒルトン佛山総料理長 ケビンリアン来日記念 特別ランチ&ディナーコース」

コースはランチとディナーの2種。紹興酒香るフォアグラのマリネの前菜にはじまり、中国四大海味の一つ、魚の浮袋を乾燥させた「魚肚」を使用した宮廷スープや、和牛霜降り肉をバルサミコでさっぱりと仕上げた一皿などの贅沢なメニューの他、シェフのアレンジが光る花椒と海老のカッペリーニなど全6品のランチコースと全8品の特別ディナーコースが提供されています。

特別ランチコース

食事の前にはお飲みものを、ということで平日のランチ限定では季節のノンアルコールカクテルがありました。通年を通して人気だというノンアルコールカクテル「上海小町」は可愛らしい赤い色はザクロシロップをベースに、ほんのり甘めで、お料理にも合うようにすっきりした爽やかな味わい。フレーバーティーやアルコール類も中国料理ならではのラインナップです。ちなみに温かいジャスミン茶はフリーでの提供。

「美食への誘い」

そしてコースは前菜から始まります。メニューには「美食への誘い」と。こうしたメニューの名前もリアンシェフによるもので、何が出てくるのかより楽しみになります。きましたきました。なんということでしょう! 光輝いているじゃないですか。その圧倒的な輝きにフォアグラが堂々と鎮座っ!

こちらは3種の前菜が並べてありますが、実はこの前菜、食べる順番が決まっている! のです。「紹興酒香るフォアグラのマリネ」、「クリスピー豆腐」、「パリパリきゅうりの甘酢漬け」の順番で召し上がってくださいとスタッフさん。その順番通りにいただくと口の中で計算された味わいを楽しめるとか! こんなお料理初めてです~! とテンションも上がる上がる。さらに中国料理でフォアグラとは珍しいですよね~。

口の中は紹興酒をまとったフォアグラの風味が残りつつ、豆腐の衣には数種のスパイスが香り高く舞っています。紹興酒の酸味とフォアグラの風味と合わさって、まろやかな豆腐で落ちつかせるような味わいに! 一口ごとに味わいが変わっていく驚きの前菜です! 最後にきゅうりの甘酢漬けもびっくりな仕掛けが、皮と中身の部分が分かれているのも初体験。きゅうりの皮と中身の歯ごたえは違うし、別の野菜をいただいているみたいっ。甘酢に漬けた味わいが最後にすべての旨みをまとめてくれるようなお料理に、完全に心が奪われてしまう…。

「魚の浮袋いり宮廷スープ」

そして中国料理には欠かせないという伝統的な「宮廷スープ」。なんでも中国では珍味として知られている魚の浮袋が入ったスープ。魚の浮袋とは、中国四大海味で、アワビ・フカヒレ・海参(干しナマコ)の一つなんだそう。淡水魚の浮袋を乾燥させたもので、中国の高級食材なんですって。だから「宮廷スープ」なんですね~。コラーゲンが豊富なため美容や滋養食と知られているそう。おそらく人生初の魚の浮袋!

クラゲよりも若干食感は柔らかく、とはいえコリコリ食感。麺のように太く長い浮袋。そこに香ばしい揚げせんべいを混ぜ合わせてあつあつのとろとろスープ。さらに驚いたのは「広東陳皮」と呼ばれるミカンを干したものがスパイスとともに柑橘類の爽やかな風味を演出。 お口の中がきらめくような具だくさんかつ、夏の疲れを癒してくれそうなスープでした。

「和牛霜降り肉のバルサミコソース」

そしてメイン料理。まるでフレンチのような食材と調理方法。リアンシェフはれっきとした中国料理のシェフですが、伝統だけでなく新たな遊び心が満載! メインではベーシックな和牛のステーキかと思いきや、こちらは和牛の煮込み料理。中国料理で煮込み料理は珍しいような気がしますが、ホロホロ溶けてしまいそうな和牛の霜降り肉にバルサミコ酢の酸味がきいたソース、さらにフライドオニオンで旨みは最高です。バルサミコ酢と黒酢の甘酸っぱいソースに煮込み料理との相性も抜群でした!

なんとメイン料理は180グラムもあるので、思う存分にお肉料理がいただけるのも嬉しいですね。しかも期間中はアラカルトでもオーダーが可能なんだそう。結構なボリュームですが、もたれるような感覚はもちろん皆無! 至福の時間が続きます。

「干し貝柱の旨味 冬瓜の宝石箱」

さらにメインの後はお口直しのような、冬瓜を使用した透明感のあるお料理が。冬瓜をくりぬき、見た目にも可愛いお一皿に。貝柱の奥深い出汁にさらっとつるっとした食感の冬瓜と相性抜群ですね! ボリュームもあるコースですが、お話もすすんでゆっくりいただけるのは、コース料理ならではかも。

「さわやかに花椒香る濃厚な海老のカッペリーニ」

そしてそして、リアンシェフが自信をもって提供するこちらのパスタ。そうパスタなんです! しかもカッペリーニなのに温製料理? と、こちらの概念がことごとく崩れていくリアンシェフのお料理。なんでも花椒とアメリケーヌソース、そしてカッペリーニと想像がつかない、有頭エビを使用した贅沢なお料理。アメリケーヌのコクの効いたソースにカッペリーニがよ~く絡んで、さらには花椒が丸ごと入っていますが、こちらをいただかなくても十分に花椒が効いています! 山椒の香り高いスパイシーな味わいが病みつきになりそうな、初めて出会うお料理でした!

「リアンシェフからの食後のお楽しみ」

そして最後はデザート。ありそうでなかった「暖かいクルミのロワイヤル」。こちらもリアンシェフの自慢のくるみプリンです。クルミの実を最大限に生かしたコク深い味わいでとっても美味でした。これは永遠に食べすすめてしまいそうなほど! さらには随所に日本ぽさが散りばめられているのも素敵ですね。水菓子のように果物を添えていたり、さらにプリンの器は日本茶の湯飲みとお茶うけを使用しています! 食材だけでなくこうした食器にも各メニューでこだわりを感じます。

「美味しい」だけでなく、中国料理をベースに各国料理への敬意が示されているような、また食材への愛情を感じられる、そんなコース料理だったような気がしてなりません! さらにどのメニューもランチ、ディナーともに期間中であればアラカルトでオーダー可能です。何か気になるお料理をいただきに行ってもいいかもしれませんね! さらにディナーでは+2品、計8品での提供となるそう。

幼少期に共働きだった両親に喜んでほしいと料理を作り始めたことがきっかけで、料理人の道を志したリアン氏。身近な人はもちろんオリジナル料理で人々を喜ばせたいという気持ちはもちろん変わらず、伝統的な中国料理と革新的なアイデアを持ったリアンシェフのお料理。ぜひとも35周年の機会に、ヒルトン東京ベイ「王朝」とともに作り上げた特別なコース料理をいただいてみて!

本場中国のヒルトン佛山より総料理長来日 中国料理「王朝」特別ランチ&ディナーコース 概要

期間2023年9月7日(木)~9月17日(日)
時間:【ランチ】平日 11:30~14:30(ラストオーダー14:00) / 土日祝 11:30~15:00(ラストオーダー14:30)
【ディナー】17:30~22:00(コースラストオーダー21:00、アラカルトラストオーダー21:30)
料金:【ランチコース】12,000円
【ディナーコース】20,000円
場所:ヒルトン東京ベイ内 B1階 中国料理「王朝」
ご予約:TEL: 047-355-5000(代)
詳しくはこちらから
ご予約はこちらから

さらに王朝では個室のお部屋も揃っているので、家族やグループ、会社の会合などさまざまなシーンで利用ができるのも嬉しいですね。

ヒルトン東京ベイ 中国料理「王朝」
浦安市舞浜1-8
047-355-5000(代表)
【ランチ】平日 11:30~14:30(ラストオーダー14:00)
土日祝 11:30~15:00(ラストオーダー14:30)
【ディナー】17:30~22:00(コースラストオーダー 21:00、アラカルトラストオーダー 21:30)
【定休日】火曜水曜
https://tokyobay.hiltonjapan.co.jp/restaurants/oucho

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