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花を愛で、落語に笑って……心の豊かさこそ健康の秘訣!? 【カメ公園プロジェクト】&社協南3支部6周年事業【落語会】

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新型コロナウィルスが「5類感染症」に変わり、飲食店やイベントの入場人数などの制限が緩和されてきています。一時期は「不要不急の外出を控える」ことが推奨されていたこともあり、家に閉じこもり、人と話すことや、体を動かすこともなく、体力が落ちて元気がなくなってしまった方も少なくなかったようです。

「衣・食・住」が欠けては暮らしていけないけれど、健康長寿のためには「心の栄養」が不可欠だということに改めて気づかされました。

高洲地域を中心に活動する【社協南3支部】では5類移行前も感染防止対策を万全に、さまざまな工夫を凝らして地域に住むシニアの方々の外出支援事業を行っていたそうです。

活動スタートしたのは平成30年。昨年5周年を迎えましたが、コロナの感染拡大時期と重なってしまったため、周年事業はやむなく中止に。コロナ状況が落ち着いた今年、【6周年記念事業ふれあいサロン】では【落語会】が実施されました。

出演者は、11代目桂 文治師匠、お弟子の桂 空治さん、紙切り漫談林家 喜之輔さん。

文治師匠は、南3支部3周年記念事業でも落語を披露してくださいました。

高座がはじまる前に南3支部推進委員のみなさんと顔合わせをされた、文治師匠と空治さん。

ここで交わしたなにげない雑談が「まくら」と呼ばれる落語への導入部に活かされていて、落語の演目も、そのときの会話や雰囲気に合わせて選ばれていたそうで「プロってすごい!」と推進委員のみなさんも感心しきり。

表情豊かに登場人物を演じ分け、滑稽な古典噺をきかせてくださった空治さん。

林家 喜之輔さんの紙切り漫談は、観客のリクエストに応じ、「二刀流」「フィギアスケート」などで話題のスポーツ選手を軽妙な語りとユニークな視点で即興「紙切り」にして来場者プレゼント。こちらも大いに盛り上がりました。

「笑い」には、さまざまな種類があります。文治師匠の巧みな話芸では、笑いの「アイウエオ」といわれる「アハハ、イヒヒ、ウフフ、エヘヘ、オホホ」、すべての笑い声が会場に弾けます。落語の面白さは奥深く、豊かなのだと感じました。

思いっきり楽しんで、心がポカポカ。楽しい気分で帰り道は足取りも軽い。元気をチャージできました!

落語会は聴き手として楽しむ集いでしたが、もうひとつ、「自主的に関わる」南3支部の事業を紹介したいと思います。その名も「カメ公園プロジェクト」

高洲3丁目「浦安市漁業記念公園」は入口で出迎えるカメの彫像から通称・カメ公園と呼ばれています。漁業の盛んだった頃の浦安を石碑で残す歴史的価値ある公園ですが、人気もなく薄暗くてちょっぴり寂しい……。ここをもっと人が集まる明るい場所にしたい! と南3支部では、公園入口付近に小さな花壇をつくることにしたそうです。

地域にお住まいの方や、【社会福祉法人 聖隷福祉事業団 浦安せいれいの里】のスタッフさんと協力し、草木のお世話をしたり、親睦を深めるために「モルック体験会」を実施したり……。楽しい【カメ公園プロジェクト】がスタートしました!

【社会福祉法人 聖隷福祉事業団 浦安せいれいの里】ホームページ

2月に苗植えをしてから3ヶ月。今ではこんなに素敵な花壇になりましたよ!

5月27日に実施した、カメ公園プロジェクト特別企画【第1回 モルック大会】は老若男女50人を超える市民が集まった充実した会となりました。また改めてレポートしたいと思います。

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