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【舞浜倶楽部 新浦安フォーラム】スタッフに教えていただいた「認知症について」のお話と、音色に癒やされて脳トレにもなる「ブンネメソッド」に挑戦!

高洲地域のシニアサロン【潮騒くらぶ】で毎月開催されている「潮騒サロン」にお邪魔しました。紙すき体験やコンサート、ベーコン燻煙など、楽しい企画が毎回目白押しです。

今回は高洲地域にある高齢者施設【舞浜倶楽部 新浦安フォーラム】施設長からお話しいただく「認知症について」のミニ講演会とスタッフによる「ブンネ・メソッド体験」です。

【潮騒くらぶ】では、お仕事に、趣味に、ボランティアに、孫育てに、元気に活躍されている方が大勢いらっしゃいます。「浦安のシニアの方々はみんな元気だな」と思っていましたが、国内には現在、認知症の方が620万人おり、75歳以上の方の7人にひとり、80歳以上の方では4人にひとりという割合になるのだそうです。

認知症について「いろいろなことがわからなくなる・できなくなる病気」と捉えてしまいがちですが、【舞浜倶楽部 新浦安フォーラム】施設長・下舘エイ子さんは、「昔からやってきたことというのは体で覚えています。日頃から健康をきづかい、認知症を予防することや、脳活性リハビリなどで認知症の進行を遅らせることは可能ですと話されます。

認知症の特徴として「時間→場所→人」の順番で記憶が薄れていくことが増えていく「心と感情」はいつまでも残るというお話が印象的でした。「認知症に偏見を持たず、温かい心で見守り、さりげない言葉がけを」という下舘さんのお話に多くの方が頷いていました。

認知症の予防や、進行を遅らせる効果を期待できる「ブンネ・メソッド」。北欧スウェーデン発祥のブンネ楽器を使用した演奏法です。このメソッドを考案したステン・ブンネ氏が名称の由来です。

小さな子どもや障がいのある方、高齢者、今まで楽器にほとんど触れたことのない人でも気楽に本格的な演奏ができる楽器(ブンネギター、チャイムなど)で合奏します。

ブンネ・メソッドを担当するスタッフの関さんによると、「舞浜倶楽部のご入所者の中でも大勢の場所で集まるのが得意でなくてもブンネの時間は来てくれる」とのこと。どの楽器も力が要らず、テクニックも不要。実際に体験してみると、本当に楽しくて人気があるのも頷けます。

歌唱しながら指揮をされる関さんの「右・真ん中・左」の手の動きに合わせて、その方向の音を鳴らすと涼やかで美しい和音、音色が奏でられます。

潮騒くらぶのみなさんもいろいろな楽器を体験。「花は咲く」「浜辺の歌」など、ポップスや唱歌にあわせ、集まったみなさんで合奏を楽しみました。

ブンネメソッドは、こちらの「介護相談会 カフェ フィーカ」でも体験できるそうです。〝フィーカ〟というのは、スウェーデン語で「おやつタイム」というような意味だとか。

毎月第4土曜日13時半〜16時まで出入り自由で開催しています。ご興味のある方はぜひお出かけください。

お問い合わせは、
舞浜倶楽部 新浦安フォーラム
電話:047-304-2400(担当:関)

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