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浦安ってこんな街!

【フリーペーパー浦安に住みたい!200号記念スペシャル】編集室×市川桂さんと語る、『浦安に住みたい!』ロゴ作成から完成までの秘話と浦安の街、ローカルの役割について

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 お陰様でフリーペーパー「浦安に住みたい!」は、200号を迎えることができました。本当にありがとうございました! そしてこの記念号の目玉は何といっても『浦安に住みたい!ロゴ』のリニューアルでしょう! 2015年に、花咲く書道家 永田紗戀さんに書いて頂いた素敵な題字を惜しみつつも、200号を節目に新たな『浦安に住みたい!』 を目指して、ロゴリニューアルを決意しました。実は、もしいつかリニューアルする時が来たら、是非お願いしたいと心に決めていた方がいました。その方は今月号の特集でも登場いただきました、ウラヤスマーケッツ オーナー兼デザイナーの市川桂さん。市川さんは浦安の色々なお店のロゴやカードをデザインされている方なんです!

市川さんがデザインした浦安のショップカードたち。あのお店のカードも市川さんデザインだったのですね!

そんな市川さんと共に、『浦安に住みたい!』ロゴ作成から完成までの秘話。浦安の街、ローカルの役割についてまで、お話ししてきましたので、是非ご覧ください。

(編集室)ロゴデザイン完成ありがとうございます! 本当素敵!(一同歓声)

(市川さん)お話を頂いて本当に私で良いのかとドキドキしましたよ。でも改めて『浦安に住みたい』って良いタイトルだなって気づいたんです。浦安には、またどこかに住むなら『浦安』って思っている人が多いと思うんです。だから、外から浦安に住みたいと思っている人、浦安に住みながらもまた浦安に住みたいと思っている人、二通りの姿を映すタイトルだなって思いました。

(編集室)お〜なるほど〜。
ロゴはどんなイメージで作ってくださったのですか?

(市川さん)まず、編集室の皆さんに、どんな新ロゴにしたいのか聞かせてくださいってお願いしましたよね?

(編集室)そうだ! 私たちからお願いするロゴのなんとなくの感じをお伝えしたんですよね。「海っぽい感じがいい!」「新町と元町をつなぐ海!みたいな感じ!」「アイコンぽくも使いたい」…ざっと、こんな意見が出たと思います。

(市川さん)うんうん。浦安は大学やテーマパークがあることで大きな人の流れがあるし、都内で働く人も多い。だからこそ鮮度が保たれていると思うんです。そしてそれを地元の人たちがしっかりと支えている。デザインしたロゴの骨太さは、昔から浦安を支えている方たちをイメージして、動きのある感じは、新しい人の新鮮さや海・陽・風などの風景をイメージしました。編集室さんからの、新町と元町を繋ぐ海というポイントにも近づけたのではないかと思います。

(編集室)何案かデザインしてくださったんですよね?

(市川さん)そう。実は、もっと線の細いしっとりキレイ系の案もつくっていて、どちらの方向が良いか相当悩みました。悩みすぎて苦しくなったくらい(笑)。けど実は一人だけデザイン案を見せた人がいて…。ふっとお店に来てくれたその人にパッと二案見せました。すると「力強さと唯一無二の感じの方が良い」って言ってくれて。ハッとしたんです。それこそが『浦安に住みたい』なのかもって。この情報誌を、長年作り続けている編集室さんの優しい底力も表したかったし、『浦安に住みたい』ってお子さんからご年配の方まで、いろんな世代が親しみを抱いているフリーペーパーだと思います。そういう情報誌って唯一無二じゃないですか? それでこの案一本に絞って、若々しくも懐かしさを感じるように仕上げて完成させました。出来上がったロゴ、私はすごい好きです。どうですか?(笑)

(編集室)嬉しい! ちょっと涙がでそうです。新ロゴは『浦安』がいっぱい詰まっているんですね。

(市川さん)『浦安に住みたい』のロゴだけれども、媒体から飛び出して、いろんなグッズにしたり、ロゴが独り歩きできるといいですよね。

(編集室)本当そうなんです、グッズ作りました!(次ページで読者プレゼントしちゃいます!) 市川さんにもTシャツ、クリアファイル、ステッカープレゼントします!


(市川さん・編集室)カワイイじゃないか~!

380380(上写真)200号記念ロゴも作ってくださいました!人の手で作られている、浦安の海や空、緑などかデザインされています。記念にクリアファイルにしました。
(下写真)浦安に住みたい!の新アイコンステッカー。取材したお店・設置店などにお渡ししていきます。どちらもこちらで読者プレゼント


(編集室)続いて…ずばり『浦安に住みたい』で今後どんな記事が見たいですか?

(市川さん)お店だけでなく、時にはその人の人生を取材してみたらどうですか? 実際に店主の生活、住まい、大事にしている何かを見られたら心温まるし、だからこの人のお店はこうなのねってもっと好きになると思う。浦安に住みたいというタイトルにも繋がるんじゃないかな。

(編集室)市川さんがフリーペーパー『地図とペン』を作っていた時と、『ウラヤスマーケッツ』をオープンしてから、街との関わり方って違いますか?

(市川さん)違いますね。それこそ、地図ペンを作っていた時は、編集室さんもそうだと思うけど、物の作り手やお店の人が主役でしたよね。その人に憧れを持って、その人の情報を記事にしようと思っていました。けれどお店を始めてから、日々の主役は明らかにお客さまです。街行く人、日々出会う人たちから教えてもらう事ばかり…。街の人を好きになることで街を好きになっている感じです。

(編集室)確かに記事を作っている時って、読者さんの温度を感じるのって難しい…。直接会うって大事ですよね。

(市川さん)『浦安に住みたい』はもう、人がつくっている感じが読者に十分伝わってると思う。最近は編集室の人たちも紙面に顔出ししてて、そういうのとっても良いと思う。『次の何か』があってもいいと思います。以前マルシェに出たことがあったでしょ。編集室の皆に直接会えるって読者の方は嬉しいんじゃないかな。情報を伝えてるのこの人なんだ!って憧れもあると思うし、みんなが『浦安に住みたい』を大好きだと思いますから。

(編集室)最後に…コロナ禍で改めて感じた、ローカルの役割って何だと思いますか?

(市川さん)それは私の中ではっきりとしていて…。説明しようもない悲しさ、ふがいなさみたいなものを、生き方も生きる場所も全く違う人たちが共有したと思うんですね。この出来事で私は、素直な気持ちが育まれていったんです。私には人を迎えることができる場所がある。そして、目の前に現れた人を敬い、会えてうれしいって素直に伝えられるようになった。それまで決めつけていたこともキレイに剥がれていって…。いま感じているのは、ローカルって目の前で起きていることが超ローカルなんじゃないかって。私の役割は『来てくれた人に、光を感じてもらえるように迎える』ことなんじゃないかなって思います。そうした一つ一つの小さな光が集まれば、本当に豊かでステキな街になると思うんです。その光を絶やさないことがローカルの役割かなって思います。

(編集室)なるほど! 確かに、ローカルって言ったら浦安の『街』だと思っていたけれど、街を作っているのって一人一人ですものね。実は編集室の私たちも、浦安の超ローカルで、私たちも一緒に浦安の街を作っていっているのかもしれない…! 街を作っている人達の光を『浦安に住みたい!』で発信して、浦安に住んでいる人、浦安に遊びに来た人たちが良い街だな、浦安に住みたいなって思ってもらえるようになったらまさに本望ですね! 市川さん、素敵なお話ありがとうございました!

※この内容は、フリーペーパー「浦安に住みたい!」2021年7.8月号に掲載された内容です。(情報は2021年6月25日現在のものです)

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