浦安ってこんな街!
6.252021
【浦安の値上がりしないバレエ教室】本格バレエは敷居が高い?「姿勢が綺麗」「頑張る自分が好き」「困っている人に手を差し伸べる」そんな一生モノを子供が身に着けられたら素敵じゃない? —ミツズミマキバレエクラス
最新の情報をお探しの方はサイト内検索で最新情報がないか検索してみてください。
大人の皆さん、10年来の趣味はありますか? お子さんに自主性を持ち優しい子供に育って欲しいと願っていませんか? 姿勢が悪いお子さんはいませんか? バレエの舞台ってひとつの社会なんです。園や学校だけのコミュニティではなく、いろんな世代がいる社会を垣間見ることで、きっとお子さんに新しい世界を見せてあげることができます。今回は浦安でバレエを始め浦安でバレエを教える発表会間近の『ミツズミマキバレエクラス』を取材して参りました。
Bran樹で感染対策をとり週2回レッスン中
場所は猫実にあるcafé Bran樹。最近ウーバーイーツにも対応し、モダンで落ち着いたカフェです。実はこの奥に貸しスタジオが併設されているのです。(浦安に住みたい!の冊子も置いていただいております。)
換気を充分にし、人数制限とマスク着用を義務づけ、手指消毒を小まめに行って感染予防対策に配慮しながらでもレッスンを行っています。
『シンデレラの靴が似合う素敵な足でどうぞ♪』泣いちゃったっていいよ!~ベビークラス~
スタジオを覗くと中から子供の声が。ちょうどベビークラス(幼稚園児から小学1年生対象)が始まる様子。小さな生徒さんたちが色とりどりのレオタードに身を包み、ストレッチをしているところでした。
取材時の2021年6月時点ではベビークラスは全4名。年長さんとこの春から1年生になった小さなバレリーナたちが在籍しています。(無条件でかわいい。)
バーレッスンのバーからやっと頭がでるくらいのベビークラスの生徒さん。もはや鉄棒にぶら下がっているのか?というサイズから成長して頭がバーを追い越していくのだと言います。
「頭の上に王冠を乗せるよ」「王冠を落とさないようにね」
「脚を上に伸ばしてえんとつのように」「曲がっているとサンタさんがえんとつから入ってこれないよ」
「素敵なネックレスに似合う首にしてね」「シンデレラのガラスの靴が似合う素敵な足でどうぞ」
先生の誘導はとてもわかりやすく、子供の心をつかんでいるな~と感じました。(サンタさん入ってきてくれなかったら嫌ですよね…笑)しかもBGMはディズニーの名曲です。今は女児しかいないのでプリンセス欲をくすぐる演出ですね。レオタード指定の教室も多い中で、練習着は自由。今はネットで安価で可愛らしいものも買うことができるので、存分にプリンセス気分を味わえそうです。
※極端に長いスカートや体の線が見えにくい服はレッスン上の指導の観点から許可がおりないこともあります。
バーレッスンは基礎練習なので正直見ている方としては結構地味です。それでもみんな集中して一生懸命です。
指導だけでなく、一緒に先生もたくさん入ってくれるので、子供たちも楽しそうです。
途中ひとりの子が泣きだすというハプニング。お昼寝明けでご機嫌斜めでレッスンに来たようでしたが、先生は上手に話を聞き、レッスンに誘導していました。
「ベビークラスは保護者から離れてひとりで場所と先生と仲間に慣れ、レッスンの流れを覚えて、次に入会した幼少の子のお手本になれる事を目標にしています。元気に取り組めたら合格です!」とマキ先生は慣れたもんです。
ストレッチとバーレッスンの後は今週末にせまる発表会の演目の練習です。
このポーズ、某寿司チェーンの「すしざんまーい」らしいです。このポーズだけみんな「すしざんまーい」と声を出すことがあり、吹き出してしまいました。(可愛らしすぎる…)
小さなバレリーナたちも発表会ではベビークラスのみで1曲、ひとつ上のジュニアクラスと合同で1曲を踊るそうです。
「今日は○○ちゃんがお休みだから先生が代わりに踊ろうかな~でも忘れてそうだな~」と、マキ先生が言うと「教えてあげる」「こっちだよ~」と生徒さんが把握している場面も見えました。こんなに小さいのに振付をきちんと覚えてたくさんのお客さん前で4人だけで舞台に立つなんて立派ですね。
手をつないだり、正面に向かい合うことがないような振付けになっているようです。その分ひとりひとりがしっかり見えます。
楽しいだけじゃない。バレエの基礎を身に着けかっこいい技も習得!~ジュニア1クラス~
元気いっぱいのベビークラスが帰るとジュニア1(小学生2年生~4年生)のクラスが始まります。
ほんの少し年齢があがっただけなのにグッと大人っぽくなりました。マキ先生いわく、フリフリのかわいいレオタードはジュニアに上がるとだんだん淘汰され、シンプルな装いになっていくそうです。(プリンセス欲はベビークラスで満たされているのでしょうか。)
ひとつひとつの動きが『The☆バレエ』というしなやかさになったのが素人目で見てもわかります。姿勢もぐっと綺麗になったように感じます。やはりバレエを続けると姿勢がきれいなんですか?とマキ先生にお伺いすると、マキ先生は無意識でも立ち居振る舞いが綺麗になり、受験等の面接は全勝だったといいます。姿勢は綺麗で損はないですよね…!
ジュニア1のクラスになると指導の内容もぐっと難しくなります。マキ先生お気に入りのにゃんこ靴下を活用しながらドゥミポワントの練習です。この靴下だと肉球が良い仕事をして視覚化できるのだそうです。
ベビークラスと同じ動きでもバレエ用語が飛び交い、ひとつひとつの指示が細かく複雑になっているのがよくわかります。そして動きを丁寧にゆっくりやるので地味な動きでもなかなかキツそうです…
「あ!わかった!」の種を植える。萎縮する受け身の子に育てない。
ご自身は8歳からバレエを始め、講師歴はもうすぐ四半世紀になるというマキ先生。ご自身の数多くの舞台経験や講師経験で培ったレッスンで最も気を付けているのは「萎縮して本領を発揮できない、という事がないようにする」ことだと言います。恐怖で思わず反応してできたとしても、それは身につかないし、大変なストレスです。
小さな「あ!わかった!」の種を植えてあげれば、あとは自分が育ててくれると思っています。育てるのをサボっていたら、育て方がわからないのか、単に手を抜いているのか見極め、こういう風に練習したらいいよとアドバイスしたり、カツを入れたり。すぐできなくても、取り組んでいればいつかは出来るようになるので、見守り、時にアドバイスするようにされているということです。
「一番避けたいのは、先生にやってみてと言われるまで、曲が流れるまで、何もしない、受け身の状態です。」とマキ先生。この受け身が染みついてしまうと、アドバイスをもらっても他人事で試そうとせず、ただその時間お稽古場にいるだけでレッスンをしたつもりになってると、同じレッスンを受けているのに1人だけ取り残されていきます。そうならないよう、気軽にアドバイスを試せるような雰囲気作りを心掛けています。
実際、マキ先生の指導はとてもフランク。こういった寄り添った姿勢が生徒さんにストレスを与えずに育てることに繋がっているのでしょう。ベビークラスから先生のもとで始め、今は高校生という歴12年の生徒さんもいるというのも納得です。
独立して3年。先生ひとりだからこそ実現する安価で高クオリティな発表会。
バレエと聞くととにかくお金がかかるイメージですよね。実際、金額は公表していませんが、大手のバレエスクールのお月謝と年に一度の発表会はなかなか一般家庭では二の足を踏んでしまう額です。そんな中、ミツズミマキバレエクラスは令和元年まで昭和当時でも相当安価だった金額から一切値上げがありませんでした。
40年近く続いていた教室を世代交代で譲り受け2018年に独立された当バレエクラス。前回の独立した後の第一回発表会にいたっては幕や小作品といった充実の演目ですが、「それくらいなら…」と思える金額感でした。とはいえ、本格的なプログラムであり、浦安文化会館の小ホールで立ち見が出るほど大変な盛況だったそうです。
なぜここまで安価でクオリティが高い舞台を作ることができるのか?率直に先生に伺いました。
「『お金がかかるから辞める』という選択になるべくならないように。保護者のお財布から費用が出ている事を忘れない。」というマキ先生の師匠からの方針を受け継いでいるといいます。
先生が何から何までおひとりでやられていることも料金設定の裏にはあります。独立にあたり舞台スタッフさんが一番心配だったのですが、後輩やその紹介でお願いしたり、デザインやイラストも業者ではなく得意な友人にお願いしたと工夫されています。
先生の後輩にはテーマパークのダンサー経験がある方もいて、中高生の生徒さん自身が小さいクラスの子の面倒を良く見てくれ、ベテランママたちのサポートもあったと言います。アットホームだけど見栄えする生徒が主役の発表会はこうしてできあがったのですね。
第二回発表会はいよいよ今週末に!浦安文化会館小ホールで開催!
コロナ禍で制限がかかる昨今ですが、感染予防対策を講じ、今週末に第二回発表会が開催されます。
日時 | 2021年6月27日日曜日 |
開場 | 16時 |
開演 | 16時半 |
場所 | 場所浦安文化会館 小ホール |
チケット代 | 無料 |
演目 | バヤデールより「婚約の宴」「小鳥の森」他 |
今回はマスクも衣裳の一部として映える演目を選びました。バヤデールは小5~大学生までが演じます。古代インドのお話でエキゾチックな雰囲気です。小鳥の森は小4以下の生徒で、ヒヨコ、カッコウ、青い鳥、が元気に羽ばたきます。浦安クラスの他、四街道カルチャーの生徒も4名ほど出演予定です。ソーシャルディスタンスを守りながらの振付のため、いつも以上に1演目の出演人数が少ないですが、生徒ひとりひとりが主役の舞台です。
当日チケットも数は多くありませんが、用意しております。ぜひ日曜は浦安文化会館へ!
※入場者管理のため、チケットの半券に観覧者の署名がございます。予めご了承ください。
来たれ!未来のバレリーナ。7月中旬以降、新規入会スタート
7月後半からは心機一転。新しく一部クラスの入替えなども検討しています。
始めるならベビークラス~ジュニア1が最適です。経験者は無料体験、初心者はまずは見学を申し込んでみてください。初めての方は見学をしてもらう中で、出来そうなところを先生が誘う形で行っています。
火曜 | ベビークラス:16:00-17:00 幼稚園~小学校1年生、初心者歓迎! ジュニア1:17:00-18:10 小学生低学年程度、初心者歓迎! ジュニア2:18:10-19:30 小学生高学年程度、トゥシューズあり |
水曜 | シニア:18:30-20:00 中学生以上 |
金曜 | ジュニア1:17:00-18:10 ジュニア2:18:10-19:30 |
ミツズミマキバレエクラス
講師:光墨真希
千葉県浦安市出身
8歳よりトサカバレエスタジオにてバレエを始める
日本女子体育短期大学 体育科舞踊専攻卒業
卒業後からトサカバレエスタジオの講師を経て、2018年よりミツズミマキバレエクラスを主宰
ちいきカルチャー八千代台校、四街道校バレエクラス講師。
指導した生徒は3歳~70代まで。
講師歴はもうすぐ四半世紀。
公式サイト(ただ今作成中):http://mitsuzumimakiballet.net/
問合せ先:mitsuzumimaki@gmail.com
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
Twitterでフォローして最新情報を入手しよう
@urayasusumitai