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【コロナに負けるなシリーズ】浦安屋形船①また、屋形船にのって~乗船体験~

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※この内容は、フリーペーパー「浦安に住みたい!」2020年9.10号に掲載された内容です。
TOP画像は、浦安遊漁船協同組合の皆さん!

また、浦安 屋形船にのって

浦安観光コンベンション協会が企画する「浦安乗合屋形船」に乗った2020年2月1日
まだ世界が平穏だったあの日。その日はお台場ルートで波も穏やか。ワイワイとした船内で、揚げたての天ぷらやブリしゃぶ、新鮮なお刺身を食べながら、お台場のレインボーブリッジ、オリンピックシンボル、舞浜の花火を楽しみました。

この写真はその時、屋形船のスカイデッキから撮影したお台場の夜景。この乗船、実は3月6日に発行される、フリーペーパー「浦安に住みたい!」の巻頭特集になる予定でした。

特集は延期に

2月下旬、「新型コロナウイルス」という未知なるウイルスが日本で感染者100人を超え、3月には全国の小中学校の臨時休校。そして3月下旬国内感染者が1000人超え…。
そんな中、風評被害により屋形船業界が非常に厳しい状況に。明日どうなるのかわからない状況でこの記事の特集は難しいという判断によって、掲載を延期していました。
4月には、緊急事態宣言が発令され、屋形船はもちろん、ほとんどの業界が窮地に立たされ、乗船した乗合屋形船の実施も中止されました。

そして、今「新しい生活様式」の中、皆さん少しずつ前に進んでいます。そして、浦安屋形船もそのなかの一つ。
今回の特集は、あの日乗船した「乗合屋形船の素晴らしさ」と「今後の屋形船」についてお話をお伺いして、特集させていただければと思います。

浦安屋形船の乗船体験(2020年2月1日乗合屋形船乗船体験)

屋形船に乗船したのは遡ること7カ月前の2020年2月1日。
浦安の屋形船に乗る方法としては二つ。
一つは団体での貸切と、もう一つは「浦安観光コンベンション協会」が2018年から企画している、2名から申込できる「浦安乗合屋形船」
今回、その乗合屋形船に乗船体験させていただきましたのでレポートしたいと思います。

時刻は18時をまわった夕暮れ時。旧江戸川に架かる橋がノスタルジックで思わす息をのむ。

浦安駅から徒歩5分、本当にここは浦安かしら?と屋形船に乗る前から旅行気分でウキウキ。
周りを見渡すと、家族やご夫婦、女子会や会社の同僚などのような方もいて、様々な世代で親しまれている様子。

屋形船の前ではスタッフさんがお出迎え。足元の段差など丁寧に促してくれます。

今日の屋形船は、畳にテーブル席。担当の船宿さんによって席もお座敷だったりと変わるそう。
(この日の担当船宿は「吉野屋」さん。今年度の乗合屋形船は浦安遊漁船協同組合のうち3宿がもちまわりで担当。それぞれ違ったお料理やコースを楽しむことができます。(今年度の吉野屋さんの出船はありませんが、貸切屋形船は営業中です!))

2月のとても寒い日、ダウンコートを羽織ってきましたが、中は暖房が効いていてとっても暖かい。テーブルのお料理と冷えた瓶ビール(飲み放題)も私を歓迎してくれています! 高まる気持ちをぐっと抑えてまずは、屋形船の説明を聞きます。

今日のルートは「お台場コース」。
葛西臨海公園沖を通りレインボーブリッジを抜けて、お台場へ。そこで一旦停泊してスカイデッキへ。帰りは運が良ければ、舞浜沖で花火が見られるかもとのこと。
なんて贅沢なコースなんでしょう。(天候や波の高さ、時期や船宿さんによってコースは変わります)あと、ちょっと気になっていた「トイレ事情」の説明も。洋式の水洗トイレと言うことで一安心。そうこう話しているうちに、船はすでに出航していました。
(出航の動画を他の編集部員が撮影してくれましたので雰囲気を味わいたい方は是非浦安に住みたいYouTubeチャンネルをご覧ください)

さて、お待ちかねのお食事。

ひとりに一つ贅沢なブリしゃぶ鍋は、しっかりと身がしまり外はプリプリ、中は半生で脂が乗ってトロ~ン(し・あ・わ・せ)。
そのほか、ズワイガニやお刺身、浦安ならではのあさり串などもありました。

堪能していると、葛西臨海公園の観覧車が外に見えてきたので船の外に出てみました。(出入りは自由・タバコもこちらで)船から見える夜景、素敵でしょ。

屋形船と言えば、揚げたて天ぷら。今回の取材で一つお願いしていたことがあって、それは「天ぷらを揚げるところを撮影させて欲しい」ということ。早速お声掛けいただきましたので、いざ厨房へ! 手際よくカラっとあげていく天ぷら、本当美味しそう! 今日の天ぷらは、あなご、えび、白ギス、太刀魚、スルメイカ、さつまいもやレンコンの野菜など、盛りだくさんです!

撮影を終えて早々に席に戻って揚げたてをいただきました。
サクサクで、食べた口からまだ湯気があがるほどアツアツでほっほほっほ言いながら天ぷらを食べ、ビールを呑む。ん~最高!

どんどん運ばれてくるお料理でもうお腹いっぱい! となりのお姉さんたちも、もうお腹パンパンだね! って言い合って楽しそう。

さあ、お待ちかねの「お台場」へ。レインボーブリッジのすぐ近くを通過します。(大迫力!)

少し停泊するとのことでスカイデッキへ上ります。(船によってスカイデッキの有無があります)お台場、圧巻! 

この景色は屋形船ならではでしょう。皆さん、キレイだね~来てよかったね、と歓声があがります。オリンピックのシンボルも今だけの撮影スポット…。

そろそろ帰路へ。外にしばらくいて寒くなったカラダを、熱燗やホットウーロンで温めるおじさま方も「最高!わびさびだねー」と盛り上がっています。
「みんなで旅行に来たみたいで楽しいね」と女子会の皆さん。

最後に、カニのお椀とフルーツも出てきて更にお腹も膨れ…余韻に浸っていると、舞浜沖に再度停泊。運が良いことに、花火を見ることもできました。

帰り際、名残惜しい気持ちで船首に立ち、京葉線の鉄橋や舞浜大橋を水上から見上げ、普段見られない裏の顔も見ることができました。

気づけば時刻は21時。浦安~お台場まで、あっと言う間の3時間。浦安と言えば「屋形船」と言えるくらいの最高の時を満喫することができました。

2020年度の「浦安乗合屋形船」は10月11日(日)スタートです。
ご予約や感染症対策など、詳しくは「浦安観光コンベンション協会」HPをご覧ください。
また、浦安の各船宿さんでは「貸切屋形船」も営業中です。例年よりも少人数で貸し機できるプランもありますので是非尋ねてみてください。

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