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今年もたくさんの音、声との出会いがあった!芸術の秋に先駆けて行われた、夏休み終わりの恒例イベント【ファミリーアンサンブル in 浦安 2019】

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10月に入り、木々の葉も赤や黄色に色づきはじめ、ようやく秋らしくなってきました。秋と言えば、食欲の秋、スポーツの秋…、そして、芸術の秋でもあります。浦安市内では毎週末、秋祭りや公民館祭などイベントが目白押し。

市内で行われている“音楽関連のイベント”に参加すると、「あ、この方知ってる。前もどこかでお見かけした…」と気づくことがよくあります。名前もお住まいも知らぬまま、お互いに会釈をした後日、共通の友人がいると判明するなんてことも!

8月29日(木)音楽ホールにて、芸術の秋より一足早く行われた【ファミリーアンサンブルin 浦安 2019。ここで素敵な演奏を披露してくださった方々や、観客席で楽しまれた方々には、他の音楽イベントで早速再会する機会がありました!

実写ドラマにもなった有名なマンガに、こんなセリフが出てきます。「僕たちは音楽で繋がっている」。海を隔て、別々の国で過ごしていても「音楽」をつづけている限り、自分たちの絆はなくならない。そう言って恩師が主人公を励まします。

お名前すら知らなくても、「浦安の同じ場所で同じ音楽を聴いている。しかも何度も」となれば、「私たちは音楽で繋がっている!」そう感じないわけにはいきません。

2015年から取材させていただいている「ファミリーアンサンブル」。毎年ここでお会いする方々も多く、まるで同窓会のようです。温かな雰囲気の中で初参加のみなさんも、リラックスされるのではないでしょうか。


出演前・出演後のみなさんのお写真。どなたも素敵な笑顔です。

「ファミリーアンサンブルは、“家族や家族のように仲の良いグループでご参加ください”というコンセプトですが、違うグループだけれど、毎年必ずここでご一緒する、という方々は “一年に一度会う遠い親戚”のようでお会いできると嬉しくなります」と主催者である【浦安カルテット!】代表の上野実千代さん。

子どもたちは、習い事や部活動、また受験の時期は勉強が忙しくなり、参加できなくなることもありますが、「パワーアップして、このステージに戻ってくるグループも少なくありません」と上野さん。

「ファミリーアンサンブル」のステージに出演した人は、毎年の参加は難しくても、いつか機会があったら、またこの楽しく素敵なステージに立ちたい、と思われるのでしょう。

ホールいっぱいに親子の透き通った美しいハーモニーを響かせた、The last voiceのお二方。中学生の息子さんは、次回の出演時には大人の美声を聴かせてくれるかもしれません!

音楽を学ぶ中高生4人で構成された、String performers“THE -GEN-。2台のチェロ、コントラバス、ピアノ伴奏で、クラシックと映画音楽を格好よく、演奏してくれました。

哀愁漂うお父様のヴァイオリン、息子さんのチェロ、それを支えるお母様のピアノ伴奏でまさしく家族ならでは、息の合った演奏を聴かせてくださったTrio SKEのみなさん。今日来られなかったお姉様も楽器演奏をされているということ。4人揃ったら、まさに浦安を舞台にした映画「カルテット!」のようでしたね。

それぞれに何度かファミリーアンサンブルに出演しているけれど、このコンビで演奏するのは初めて、というKyokoとKenのお二人。ポルトガル語とオリジナルの日本語訳でボサノヴァの名曲を披露しました。

参加者の演奏が終了し、休憩を挟んでの第2部では、浦安在住のギタリスト・建孝三氏とフルーティスト・yumiによる演奏。来場者は美しいハーモニーに聴き入っていました。

さまざまな年齢の方が、さまざまなジャンルで参加することのできる、「ファミリーアンサンブル」は、未知の“音楽”に出会える貴重な機会。

お子さんと訪れていた観客の方は「次はぜひ親子で出演してみたい!」とおっしゃっていました。

来年また「ファミリーアンサンブル」で、新たな仲間と、そして懐かしい仲間との出会いを楽しみにしています。

 

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