浦安ってこんな街!
10.192019
9/28(土)浦安市文化会館は満員御礼!大好評を博した【羽ばたけ!若い音楽家URAYASU ピュアクラシックコンサート 第2弾with 幕張総合高等学校 シンフォニックオーケストラ】
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9月最後の土曜日。浦安市文化会館は長蛇の列!
浦安に住んで20年。今まで浦安市文化会館で開催された市民イベントに数多く足を運んできましたが、ここまで長い行列は初めて。ちなみにこの列はこのあと、折り返して3列にもなったんです。
この日、行われたのは、【羽ばたけ!若い音楽家URAYASU ピュアクラシックコンサート 第2弾with 幕張総合高等学校 シンフォニックオーケストラ】。チケットは完売したそうです。
ギタリスト・岡本拓也さんのソロ演奏からスタート。ギターを奏でる岡本さんの指先がスクリーンに映し出される演出で、ホールの後ろの方にいても演奏者を身近に感じることができました。
岡本さんが演奏されたのは、M.ペレイラ「ブラジル風3つの小品」、F.タレガ「アルハンブラの思い出」、ボサノバの名曲、A.C.ジョビン「フェリシダーヂ」。いずれも南国の華やかさと哀愁を思わせる曲で、作曲家の生まれたスペイン、ブラジルの地へ心を誘われました。
休憩を挟んだ第二部は、オーボエの中村大貴さん、ヴァイオリニストの大村芽衣さんをソリストに迎えた、幕張総合高等学校 シンフォニックオーケストラの演奏です。
映画音楽、テレビドラマのメインテーマ、ドラマ・アニメなどの挿入曲としてつかわれたクラシック曲など、人気の高い曲目が目白押し。
ホールいっぱいに広がるオーボエの豊かな響き。前回の取材時にケースから取り出し、オーボエを組み立てるところ、また中村さんご自身で削られた美しいリード(オーボエを鳴らすための小さな木材)を見せていただきました。
あの小さな楽器に中村さんが命を吹き込んでいるのだな、と胸が高鳴りました。
前回はドイツにいらしてお会いできなかった、ヴァイオリニストの大村芽衣さん。
ステージに立たれたときのお姿の美しさに目を奪われ、また前回ご取材させていただいた、ギタリストの岡本さん、オーボエの中村さんが絶賛されていたように、ダイナミック、かつ繊細なヴァイオリンの音色を、幕張総合高等学校 シンフォニックオーケストラの演奏とともにたっぷり堪能しました。
第三部は、幕張総合高等学校 シンフォニックオーケストラのステージ。オープニングは、幕張総合高等学校3年生であり、浦安出身の与田和也さん作曲の「明くる日へのファンファーレ」。素敵な曲でした。
今の高校生が生まれる前の人気アイドルグループのヒット曲メドレーは母親世代へのサービスでしょうか。男子生徒の元気いっぱいのダンスが楽しかったです。
バレエ音楽「ダフニスとクロエ」のオーケストラ演奏では合唱を披露。L.アンダーソンの「プリンク・プランク・プランク」などでは、コントラバスがくるりと回ったり、耳も目も楽しませる趣向が素晴らしい!
アンコールは、幕張総合高等学校 シンフォニックオーケストラ、浦安市立明海中学校 管弦楽部、浦安ユースオーケストラ有志のみなさん、浦安市立日の出中学校 吹奏楽部の合同で演奏された、ディズニー映画「美女と野獣」。
総勢170名の中にヴァイオリニストの大村芽衣さん、オーボエの中村大貴さんの奏でる音色が加わり、子どもたちの士気もあがり、迫力たっぷり、フレッシュな魅力溢れる演奏を堪能しました。
今回、素敵な趣向だな、と感じたのは、学生さんや若手プロ演奏家のロビーコンサート。
最前列で熱心に聴き入っている学生さんたちの姿がとてもいい!
県立幕張総合高等学校 シンフォニックオーケストラに入りたい!と思った小中学生もきっといたでしょうし、ヴァイオリニストの大村さんや、ギタリストの岡本さん、オーボエの中村さんのようなプロになりたい!と思った子どもたちも多かったと思います。
こちらは10歳(小学4年生)から22歳まで在籍できる浦安ユースオーケストラの団員さん。「美女と野獣」の合同演奏にも参加していました。手前にあるのはケースに入ったコントラバス。間近で見るとホントに大きいんですね!
若者の活躍する浦安ユースオーケストラ、市内の管弦楽部、吹奏楽部、プロの演奏家と県立高校のオーケストラ部が一堂に会し、極上の演奏を聴かせてくれた、貴重な体験。そして、この演奏会を1,000人近い市民が聴いていたということは、本当に素晴らしいですね。来年もまた、このコンサートが浦安市文化会館で実現しますように!
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