浦安ってこんな街!
6.122019
佐倉のアート&クラフトフェア『にわのわ』に浦安4店舗が出店! 行ってみて感じたのは、浦安のポテンシャルとこれからへの期待でした。
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6月1日・2日に開催された、アート&クラフトフェア『にわのわ』。佐倉で行われたこのイベントに、浦安の4店舗がそろって出張しました(過去記事:6月最初の土日は、佐倉へ行こう! クラフトフェア・古本市・美味しいもの祭りに加え、北栄の“あの通り”がそのまま佐倉に出現するんだって!!)。当日は私も佐倉へ行ってきたのですが、そこで感じたのは、浦安の存在感、そして「浦安でもこんなイベントが出来たら…」という期待でした。
浦安発の“センス”は、全国で通用する(改めて実感)!
浦安の4店舗(イタリア食堂Deco Bocco、BIG MAMA 、出張花屋pause、URAYASU markets)が出店したのは、文化財である『旧平井家住宅』。
『にわのわ』本会場と京成佐倉駅のちょうど中間地点にあるこちらの文化財が、浦安の4店舗の舞台となりました。朝から『にわのわ』を楽しんだ人たちが続々と帰路につくお昼ごろから、旧平井家は大忙し!
通りに面した入り口は、URAYASU marketsさんとpauseさんが彩ります。
「植物での空間演出は、ずっとやりたいと思っていたことの一つなんです」とpauseの近藤友美さん。多肉植物アトリエ tokiiro としての活動の傍ら、切り花を扱うpauseをスタートさせました。
明治の古い建物である旧平井家に、生き生きとした緑が命を吹き込んでいるかのよう。緑越しの古民家の眺めが、歩き回った疲れを癒してくれます。
15時を過ぎたころには、売り切れ続出! URAYASU marketsさんが持っていった浦安在住作家・KURUMAKIさん製作の「ブーケバック」は、初日にして残り1つ。pauseさんのお花もほとんど売れてしまったのだとか…。私も一つ、母へのプレゼントブーケを作っていただきました。初夏らしく緑が多く爽やかなブーケは、ゼラニウムの香りも楽しめます。
Deco Boccoさんと BIG MAMAさんが切り盛りする飲食エリアは、空き待ちの列ができるほどの混雑具合。
BIG MAMAさんのロールキャベツとハンバーグ、楽しみにしていたのですが食べられず(今度サンデーママランチに行くしかない!)、Deco Boccoさんの冷製プレートとデザートプレート、BIG MAMAさんの自家製果実酢ソーダをいただきました。美味しかった!
ここで改めて感じたのは、浦安の美味しいものもセレクトしているものも、全国で通用する!ということ。『にわのわ』は全国から2万人を超えるアート&クラフト好きが集まるイベントです。出店する98組も、実に3倍近い倍率を通った選り抜きのアーティスト・クラフトマンたち。そんな中にあって、旧平井家にはたくさんの方が立ち寄り、食事をし、買い物をされていきました。「浦安にあるお店だから、浦安近辺の方が来るところ」…というイメージがあったのですが、機会さえあれば全国から人を呼ぶことができるのではないでしょうか。
交通の便が悪いのも一役買ってる! 街を歩いて楽しむ仕掛けが満載の『にわのわ』
アート&クラフトフェア『にわのわ』本会場も行ってみました。来場者は若い人やファミリーが多かったように感じました。本会場である佐倉城址公園へのアクセスは京成佐倉駅から徒歩20分、駐車場は無し…と決して良いとは言えません。しかし、そのために来場者は佐倉の道を歩き、街を楽しむことができます。
来場者は、目当ての会場に着くまでに坂を上り、豊かな緑を感じ、お店の賑わいに触れ、古い建物を見て、知らず知らずのうちに街を存分に味わいます。
緑に囲まれた会場に到着すると、その賑わいにウキウキ! うつわやアクセサリー、革小物や布小物などを見てお買い物を楽しんだら、やっぱり楽しみなのはお食事。会場で食べることもできますし、駅へ帰る途中の旧平井家へ寄ったり、同日開催の「まちのわ」会場だったり、もちろん街の中のお店へ行くのも◎。国立歴史民俗博物館や佐倉市立美術館に立ち寄って、アートな時間を過ごすこともできます。
帰路に着くころには、『にわのわ』を訪れたたくさんの方が「佐倉っていい街だな。また来たいな」と思っていることでしょう。もちろん、私もその一人です。
もし浦安でこんなイベントをするとしたら…(妄想)
ここからは私の妄想です。ちょっと無理やりではありますが、浦安にあてはめて考えてみるとすると、最近整備された「浦安公園」をメイン会場にするのはどうでしょうか。
先日の春まつりでも賑わっていましたよね!
ここなら新浦安駅・浦安駅どちらから歩いても行けますし、その間に魅力的なスポットをたくさん通ってもらうことができるはず。
新浦安駅からなら、境川沿い。途中の若潮公園でも何かできそうです。
浦安駅からなら、いろんなルートが考えられます。北栄のお店が連なる通りを歩いてもいいし、
豊受神社の脇~左右天命辨財天の細い路地を通るのもいいし、
庚申通り・フラワー通りから来るのも楽しそう。
…どの道も通ってもらいたい!
旧平井家住宅のように、旧宇田川家や旧大塚家を休憩室として使うのも絶対ステキだと思います!
もちろん様々な制約があるでしょうし、気を付けなければならないこともたくさんあると思うのですが、旧平井家のように文化財を「見る」だけじゃなくて「使う」こともできたら…
きっと、新しい魅力が生まれると思うんです!
開催するイベントは、やはり浦安市外からも人を呼べるものにしたいですよね。『にわのわ』と同じようなクラフトフェアというのも、一つあると思います。「浦安にゆかりのある作家さん」というくくりで考えても、けっこういらっしゃるのではないかなと…先日開催された「クリエイターズマルシェ」や「うららかマルシェ」などのイベント、フラワー通りのギャラリー・どんぐりころころさんでも、浦安ゆかりの作家さんをお見かけします。
でも、せっかく浦安で開催するなら、もっと浦安にピッタリなテーマがあるのでは?という気もします。それこそ春まつりや浦安フェスティバル、バル街、花火大会、4年に1度の三社祭…浦安には、もうすでに人の集まるイベントがたくさんあります。うーん、何がいいだろう?
そして市外から浦安に来た人たちが、「浦安っていいところだな、また来たいな」「浦安に住んでみたいな」と思ってくれたら…浦安は、もっともっと活気のある街になっていくのではないでしょうか。
改めて浦安のポテンシャルの高さを感じた『にわのわ』での取材。わりといつも市内~自転車圏内に行動範囲が限られてしまうのですが、外へ出てみて気づくことって多いなと感じました。これからも折を見て、市外の面白そうな取り組みを取材してみたいと思います。
アート&クラフトフェア にわのわ…https://niwanowa.info/
Deco Bocco…浦安市北栄3-3-14、Facebook、Instagram
BIG MAMA…浦安市北栄3-5-11、http://urayasuyuchan.com/bigmama/、Facebook、Instagram
URAYASU markets…浦安市北栄3-3-16、Instagram
pause by TOKIIRO…Instagram
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