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浦安ってこんな街!

堤防沿いを散策してみた(1)

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津波や高潮から陸地を守る堤防。普段何気なく見るものも、時として非常に重要な役割を果たす事があります。昔、浦安市がまだあまり埋め立てられていない頃の堤防が、まだ残っているという事実を皆さんはご存じでしょうか。

今回はかつて浦安の陸地を守っていた旧堤防跡を散策していきたいと思います。

●場所

場所は中央公園通り近くの今川住宅街。ここから数キロに渡って堤防が続いています。少し埋め立てが進んだ1975年~1978年の古い地図を参照してみると、堤防の外側は水路のように見えます。

以下、今昔マップのサイト(昔の地図を参照できるサイト)
今昔マップ on the web:時系列地形図閲覧サイト|埼玉大学教育学部 谷謙二(人文地理学研究室)|Leaflet版 (ktgis.net)

住宅地の目の前に、堂々と佇むこちらが堤防跡。私の背後には少し前に紹介した「今川トリム公園」があります。一般の成人男性ほどの高さがあり、存在感があります。

歩いて数分。クリーム色の建物が姿を現しました。何かの施設でしょうか。

柵に張り付けられた看板を見てみると【変電設備】との記載が。どうやらここは「美浜変電所」という電気系統の施設みたいです。

道の曲がり角はそれなりの広さがあるものの、死角なので注意して進みましょう。

道を曲がりきると、果てしなく続く堤防。

頭上を見上げると電柱や送電網の数々。この変電施設で調整された電気が、各送電線を伝って送られるのですね。私も電気の如く前へ進んで行きますよ。

堤防は亀の甲羅のような突起が無数にあり、全て立方体を埋め込んだような形になっています。現役である境川の堤防と比べてみても、構造が割とよく似ています。

ザ・鉄塔と、言いたくなるような最も親しみがあるデザインの鉄塔。日の出・明海の埋め立て地は電気系統が全て地中に埋められている為、電柱や鉄塔を見かける機会がありません。

更に進むこと数十分。堤防が途切れていました。青緑の柵で囲われており、中には黒いビニール袋で包まれた土嚢のようなものが置いてあります。

次回へ続く…

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