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お買い物が楽しくなる♪魅力いっぱい 浦安の個人商店さん②【魚城】

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お客様の『美味しかったよ!』が嬉しい。目利きの選ぶ魚と看板母ちゃんに会いにいこう!

丸善青果と同じ通り沿いに、昨年12月にオープンした魚屋さんがあります。

閉場した浦安魚市場にお店を構えていた池八さんが、『魚城』と名前を新たに再スタート! お店の奥で黙々と魚を捌くご主人と、笑顔のステキなおかみさんが営む、毎日行きたくなる魚屋さんです。

「こんにちは! 今日も暑いね~」お店に入ると、魚城の “看板母ちゃん” こと渡邉悦子さんが声をかけてくれます。

目の前には、分厚く切られたブリやタラの切り身、キラキラ光るイワシにアユ、元気よく水を吐くアサリなど、美味しそうな魚や貝がずらり。

「今日のオススメは?」と聞けば「イカかな! 生のメカジキも美味しいよ。フライにすると最高!」と、オススメの調理法や食べ方をしっかり教えてくれるので、今まで料理したことのない魚でも、挑戦しよう! という気持ちにさせてくれます。

7月のオススメは鮎!お値段を見ていくと、あらあら、スーパーと変わらない…? なんてお得な品も。

スーパーではお馴染みの魚しか買えないけれど、新しい食材に挑戦できるのは会話が生まれる個人店だからこそ。お刺身・塩焼き・煮付けなど、用途に合わせて下処理してくれるので、丸のお魚にも挑戦しやすいですよ。

悦子さんに『つぶ貝』の塩ゆでを教わりました。自宅でもこんなに柔らかくなるんですね!絶品でした。
ここでしか出会えない干物やお惣菜、お店で手作りしている味噌漬けや煮つけなどの加工品を求めて来るお客様も大勢いらっしゃいます。

魚屋のやりがいは、お客様の『美味しかったよ!』が聞けること

小学校4年生のころから、日曜日は朝4時ごろ起きて魚市場のお店を手伝っていたという悦子さん。
「当時はバブル期で、市場はすごく忙しかったんです。父母の大変そうな姿を見て、手伝おうかなと思ったのが始まりですね」。
短大を卒業後、就職せずにお店の手伝いをしながら、結婚して3人の子育てをされました。魚市場閉場後、地元のお客様の近くで…と、ここ堀江にお店を構えます。

浦安には、美味しいものにお金をかけるお客様が多いのだそう。そんな舌の肥えた浦安っ子を満足させる、いい魚を仕入れるポイントは『人脈』。池八時代から培ってきた人脈に加え、ご主人の一夫さんが豊洲市場に精通。仲買人との信頼関係がしっかりあるからこそ、魚城さんの店頭には新鮮で美味しい魚介が並びます。「お客様が笑顔で『こないだのアレ、美味しかったよー!』って言ってくださるのが、一番のやりがいです」と悦子さん。

ぜひ美味しい魚と『看板母ちゃん』に会いに行ってみて!

小売のほか、都内や市内の飲食店・保育園への卸しもされている魚城さん。コロナの影響で飲食店の自粛や保育園の休園が相次ぎ、影響は大きかったと言います。
「でも、テレワークでお家にいる一般のお客様が来てくださって。ここでお店を始めた当初はご近所のお客様がほとんどだったんですが、最近では新町や中町から来てくださる方も増えてきました。お散歩がてら1時間かけて歩いてきた(!)なんてお客様もいましたね」。

「私、生まれてこの方ずーっと堀江に住んでいるんです」と悦子さん。ご主人の一夫さんは新潟の出身で、実家が魚屋さんを営んでいるのだそう。魚城さんには、魚屋の血が脈々と受け継がれているんですね。

紫の色味がカッコいい、ポイントカードもあります。「ポイントを貯めるだけじゃなく、会員さん向けのイベントなどいろいろ考えていきたいですね」と悦子さん。お店に行ったら、ぜひ作ってみて!

取材中も次々お客様がいらっしゃり、そのたびに「〇〇さん、こんにちは!」と声をかける悦子さん。マスク越しでも、元気な笑顔がこぼれます。悦子さんとお話がしたくて来るお客様も、大勢いらっしゃるに違いありません。もちろん初めての方も大歓迎。美味しい魚と看板母ちゃんが待っていますよ!

魚城(うおせい)
047-351-5621
浦安市堀江3-21-3
11:00~17:00
月曜定休
Facebook @魚城 えつこ

※この内容は、フリーペーパー「浦安に住みたい!」2020年7.8月号に掲載された内容です。
※フリーペーパーに掲載されている日程が変更になる場合があります。最新情報はそれぞれの店舗・主催者にご確認ください。

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