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【New Open】浦安市民に密かな人気♡『行徳デリキッチン』の宅配弁当をお願いしてみた!その美味しさの秘密は“働き方”にありました。

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今、浦安市民の中で『行徳デリキッチン』のお弁当が人気を集めています。日替わりで楽しめるメインに、同じものがほとんど登場しないという副菜3品、そしてモチモチ雑穀米のお弁当…なんといっても家や職場まで配達してくれるからありがたい!「サラリーマンはもちろん、忙しくてごはんをちゃんと食べられないという方に、美味しいお弁当をお届けしたい」という思いでつくられる『行徳デリキッチン』のお弁当、私も頼んでみました! 

野菜たっぷり&ボリューム満点!大満足の『世界の発酵弁当』♡

注文はとっても簡単♪ 行徳デリキッチンのLINE@を登録して、お弁当の個数と住所、希望の時間を伝えるだけ。

配達の希望は前日の正午までに、とのことですが、余裕のある日は当日でも受け付けているそうなので、LINE@で聞いてみるのが◎! 公式Instagramでは、ほぼ毎日その日のお弁当と一緒に頼める手作りぱんが掲載されています。

日替わり弁当、またの名を『世界の発酵弁当』は一つ700円+税。お弁当2つもしくは他のメニューと併せて1000円以上から配達してくれて、配達料は一律500円(税込)です。私が頼んだのは10/24(木)、この日のメインおかずはプルコギ! ちなみに日替わりのメインは月ごとにカレンダーで決まっているので、気になるおかずはチェックしておくのが◎(時々変更になる場合があります)。ちなみに11月はこんなラインナップ。

和洋中華エスニックまで、世界の発酵弁当という名の通り、いろんな国の料理が日替わりでずらりと並ぶ献立表を見ると、わ~これも食べたいしこれも気になるし…とワクワクが止まりません!

そろそろ来るかな~、なんだか待ってるといつも以上にお腹が空くものね…と思っている矢先、ピンポーン。「行徳デリキッチンでーす!」来た! 来たよ『世界の発酵弁当』! はやる気持ちを抑えながら階段を駆け下りると、『行徳デリキッチン』共同オーナーの一人・西岡さんがお弁当を届けてくれました♪

触るとまだ温かい(!)お弁当、フタには今日の献立。添えられた一言にもほっこりします。毎日のSNS投稿やこのコメントの隠れファンも多いそうですよ。

お弁当というと揚げ物・煮物で茶色ばっかりになりがちですが、こちらはとってもキレイな彩。見ているだけでも元気が出てくる! 『発酵弁当』なので、醤油糀・塩糀・甘糀などの発酵調味料が使われています。ピリッと辛いプルコギは、ごはんが進むお味。加えて「豆腐皮」なんて珍しいものや、こんにゃく・干し椎茸・高野豆腐・かぶ・きゅうり・ブロッコリー・わかめ…たくさんの種類の野菜を使った、自分では作らないような副菜たち。どれも優しい味わいで、愛のこもった母の手料理のよう…。そしてこのお弁当、かなりのボリュームなんです! 黒米ともち米が入った雑穀ごはんだからか、しっかりお腹にたまります。食べ終わったあと、自然と「あ~美味しかった!」と声が出てしまいました。

ちなみに、ごはんを自家製干し柿の発酵ドレッシングサラダに変更したり、サラダとのハーフ&ハーフにも変更できるのだそう。そんなにごはんはいらないという方や、ごはんは家で炊いておかずだけ欲しいという方にも好評なんですって♪ いろいろと柔軟に対応してくださるのはとっても嬉しいですよね…!

お店に並ぶ、ワンコインお惣菜&ぱんとおやつ!配達もできます


『行徳デリキッチン』は今年の8月、行徳駅前に新しくオープンしたお店。実はオープン前の内装・外装工事の際、誰でも参加できるDIYワークショップ形式で行なっていたお店でもあり、私も取材しながらちょっと塗装も手伝わせてもらったのです。過去の記事はこちら↓。

店主・お客様・お友達・ご近所さん、みんな一緒にDIY!“ともにつくる”お店づくりの現場を取材してきました♪【8/5オープン予定】

さて、『世界の発酵弁当』をいただいてから行徳デリキッチンのお店まで行ってみると…あれ、さっきいただいたプルコギが! 『本日のワンコインお惣菜』として500円で売ってる(量ハンパない)!!

「毎日あるわけではないんですが、お弁当の売れ行きを見て、その日のお惣菜を毎日15時ごろから販売しています。今日のプルコギはしっかり味つけてあるので、ここにキャベツやもやしを加えて炒め直せば4人分くらいにはなっちゃいますよ!」と西岡さん。働く母にとってはめちゃくちゃ嬉しいやつですね…! 

そして『世界の発酵弁当』とセットで配達をお願いする方も多いという、『行徳デリキッチン』もう一人のオーナー・吉田さんが焼き上げる米糀酵母のぱんたちも、お店に並んでいます。

たとえばお弁当1つ+ぱんを1種か2種お願いすれば、配達条件である1,000円を超えるので、一緒に配達してもらえます。ぱんだけの購入でも1,000円を超えると配達してくれるというから、雨の日や外出できないときにはありがたいですよね(そもそもパン屋さんで配達してくれるところってあまりないですし)! ちなみに先ほどのお惣菜も配達可能。

そしてこちらの『台湾カステラ』、ふわふわでしっとりしていて歯切れが良く、優しい甘さで絶品なんです…!

ちょうど焼きあがったところを撮影させていただいたのですが、ふんわりと漂う甘い香りと、この黄色がひょっこり顔をだしている割れ目、ちょっと動かすとぷるぷる揺れる感じが、かわい過ぎる…!! ぐりとぐらの作ったカステラはこんな感じだったんじゃないかと激しく思うほど。

そして包丁を入れたとき、切れ目からほわんと立ち上る湯気に、もう…ノックアウトされました…。

こちらの台湾カステラは小さな子どもにも人気が高く、おうちでのママ会などで「お弁当人数分+子ども用のぱん+おやつのカステラ」という注文が入ることも多いのだそう。

女性の働き方から生まれた、“お弁当”のアイディア

以前はお互いに別々のお店を持っていた、西岡さんと吉田さん。「私は行徳で『アジアン食堂もののわ』というお店を、吉田さんは妙典で『47cafe』というお店を持っていました。でも、飲食店ってやっぱり続けていくことが大変で…。当時私は子どもが小学生だったんですが、お昼と夜とどちらも営業するというのは、仕事と家庭と両立させようと思ったときにとても難しかった。他にも女性スタッフが何人かいたんですけど、やっぱり子どもがいると夜はなかなか働けないでしょう。ランチはともかく夜の人手を確保するのが大変で、かといってお昼の営業だけでは売り上げが立たないし…。苦渋の決断でしたが、一度お店を畳んで、自分自身のライフバランスやプランを考え直し、仕切り直すことにしたんです」。


「『もののわ』を畳んだ後、吉田さんと出会って、一緒にお店をやろうという話になって。私自身、道の駅にある食堂みたいな感じで、女性同士でワチャワチャ働くのってすごく好きなんです。自然と一緒に働くスタッフも女性が多くなるんですけど、そうなるとみんながメインで動ける時間って大体9時~14時になる。でもイートインでランチ営業のみとなると稼ぐのが難しい…それならばテイクアウトのお弁当販売にすれば、お店の席数や回転も考えなくていいし、一番忙しい時間帯が午前中になるから、子どものいるママでも働きやすいですよね」。


現在働いているスタッフは、西岡さん・吉田さんを含めて総勢14名。「お惣菜担当」「カステラ担当」「ぱん担当」など、それぞれ役割は違っているけれど、自分の仕事をしながらみんなで刺激し合っていると言います。「私はアジア料理が本業なので、ぱんは未知の世界。でもこの場所で一緒に働いているから、ぱんが発酵していく様子とか、ふわふわに焼きあがる様子とかを間近で見られるわけです。最近ではお弁当もぱんも可愛くって仕方なくて、出来上がるそばから『カワイイ~♡』『ぷっくりしてるね~』『美味しそう~♡』なんて、みんなで言い合って(笑)。仕込みをしていても、一人だと黙々と行う作業になるけど、みんなでやればワイワイ楽しく働ける。アイディアもたくさん出るし、それを実現しようと思うだけの心の余裕もあるしね。一人だと、アイディアが出ても疲れのほうが勝っちゃうんですよ」。人がたくさんいることで、子どもの急な発熱や学校行事、冠婚葬祭などでも休みやすく、お互いに助け合って仕事ができるのだそう。なんていい職場なんだ…行徳デリキッチンで働きたい!

何でも作りたい、何でも食べたい! だからメインも副菜も日替わり


たくさんの人が関わるからこそ、余裕が生まれ、アイディアも尽きないという西岡さん。お弁当で出しているお惣菜は、日替わりのメインに加え、副菜も今まで同じものはほぼないのだとか!
 
「お弁当というと、唐揚げやハンバーグに副菜はきんぴらとポテトサラダ…というのが定番ですが、『世界の発酵弁当』は副菜にもこだわりたくて。お店で出てくるような小皿3品+メイン料理をイメージして、毎日作っています。食べる方も、せっかくだったらふだん家で作っているものとは違うものが食べたいでしょう。それに、吉田さんも私も、毎日同じことをしたくない同士なんですよ。献立は吉田さんと私ともう一人、3人で考えて作っているんですが、それぞれ得意分野が違っていて。お互いが作る料理を見て『この食材こうやって使うんだ』『今度やってみよう』なんて、刺激になります」。う~ん、日々の献立に頭を悩ませている私としては、なんて羨ましいお話…。「家だとやらないんですけどね」と笑う西岡さん。


そうして出来上がった『世界の発酵弁当』。塩糀や醤油糀などの発酵調味料を使い、お野菜たっぷりで一風変わったおかずの詰まったお弁当は、食べる人の体をつくり、元気の源になります。「サラリーマンはもちろん、介護士さん、美容師さん、医療関係の方や産後・子育て中のママなど、忙しくてゆっくりごはんを食べる時間もないという方にも、ちゃんとしたものを食べてほしい。事務所やお店、お家まで配達しますので、ぜひご利用ください!」と西岡さん。ちなみに企業・お店への配達は、一定の条件を満たすと配達料の割引があるそうです。詳しくは『行徳デリキッチン』のLINE@、お電話でも問い合わせできますので、気になる方はぜひ聞いてみて! 

お弁当とぱん・おやつの販売&配達は、平日のみ。土曜日は吉田さんが営む『47cafe』による台湾喫茶、日曜日は西岡さんが営む『もののわ』による発酵×アジアン料理食堂として、イートインで楽しめます(持ち帰りできるメニューもあります)。これからの時期、忘年会やクリスマスパーティなどにピッタリのケータリングも行なっているとのこと。

ご予算やお好みに合わせてフレキシブルに用意してくださるそうなので、こちらも頼りにしちゃいましょう…! 

ウーバーイーツが町中を行き来している昨今ですが、「うちは顔の見える関係を築きたいので、いつも同じ人が配達するこのスタイルで行こうと思ってます」と西岡さん。作り手である西岡さん自ら車にお弁当を積んで配達してくれます。作り手の顔が見える、おかずとアイディアたっぷりの、元気の源『世界の発酵弁当』。毎日忙しいアナタに、ぜひ食べて欲しいお弁当です。


行徳デリキッチン…市川市行徳駅前1-6-14 070-2189-4996 https://gyoutoku-delikitchen.owst.jp/Instagram
・平日(お弁当、ぱんとおやつの配達&販売)…11時~18時
 配達のご連絡は LINE@ が便利です!
・土曜(『47cafe』による台湾喫茶)…10時~16時
・日曜(『もののわ』による発酵×アジアン料理食堂)…15時~23時
祝日定休

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