浦安ってこんな街!
10.162017
【スポーツの秋、行楽の秋!】浦安から江戸川沿いに自転車をこいでいったら、1時間ちょっとであの下町に着きました。
最新の情報をお探しの方はサイト内検索で最新情報がないか検索してみてください。
浦安の旧江戸川沿いの遊歩道、散歩にもジョギングにもサイクリングにもぴったりですよね。 秋は体を動かしたくなる季節、川沿いを走り始めたよ!なんて方も多いのではないでしょうか。
でもこの江戸川、どんどん北上したらどこまで行けるんだろう…。行ってみたい!! 猫実の自転車屋さん『believe』の店長・山越さんにご協力いただき、浦安から片道15km・1時間ちょっとで“あの下町”までサイクリングしてきました☆ ずーっと川沿いなので車の心配はないし、信号もないし、何よりとっても気持ちのイイコースでしたよ!
まだまだ知らないスポットが多い!旧江戸川沿い
この日は前日までの晴れ予報はどこへやら、なんだか靄のかかった曇り。…う~ん、撮影日和ではないけれど、体力や日焼けのことを考えると曇りのほうが良いかも!と気を取り直し、believeのレンタサイクル『tokyo bike』にまたがります。前回、浦安一周サイクリングでもお世話になったtokyo bike。よろしければ過去記事もぜひご覧くださいませ↓。
当代島水門のところから遊歩道に出て、左手に旧江戸川を見ながらぐんぐん走ります。「平らな道だからってギアを重くしすぎるとすぐ疲れちゃうから、もう一個くらい軽くしたほうがいいかな」と山越さんからアドバイス。こいでいるのを見ただけで、スピードと回転数で今どのくらいのギアなのかがわかっちゃうんですって! さすが自転車屋さんです。「⻑く走るときは、ギアの選び方が大切。疲れちゃうと帰りが大変だから。慣れないうちは、自転車に乗り慣れてる人のペダル回転数を見て、同じくらいになるようにギアを調整するといいですよ」。
南行徳付近、広尾防災公園の近くには川岸まで下りられるスペースが。
もうこのあたりから初めて通る道です。ドキドキ…
川岸には工場があったり、船が係留されていたり…と、公園が出現!
「ここは『常夜灯公園』。このあたりは成田と日本橋を結ぶ交通の要所で、この『常夜灯』は江戸時代に有志で立てられたものなんだって。東西線で言うと、行徳と妙典の間くらいかな」。
小さな売店があり、休憩スペースもあります。ここは帰りに寄るとして…まずは先を急ぎます!
船の整備場らしき場所には、たくさん船が停まっています。中には海上保安庁と書かれた船も。
「妙典からは本八幡のほうにも行けるんだけど、今日は篠崎に渡って進みますね。あそこの水門のところを渡ります」。
川沿いを少し離れて陸の道を進むのですが、こんな道全然知らない! 通ったことない!
…緑豊かでのどかな感じ、妙典じゃないみたいです。この秘密めいた道、なんだかものすごく気に入ってしまいました。
東京サイドにも、魅力的な川沿いスポットが続々!
右手に江戸川の本流を見ながら、水門を目指します。ちょうど江戸川が本流と旧江戸川とに分かれる場所でもあります。
これが水門!
右側の岸は東京都、千葉は左側です。晴れてればスカッと気持ちの良い写真が撮れたのになぁ…とちょっと残念。
篠崎側へ渡り、進んでいくと…なにやら牧場のようなものが見えてきました。
馬がいます!「ここはポニーランド。葛西にもあるんですが、ポニーは無料で乗れるんですよ! なかなか良いですよね」と山越さん。そんなステキな場所が川沿いにあったなんて…! ここまでで休憩を挟みつつ40分くらいです。
コスモスがキレイだったので、バックに写真をパチリ。
京葉道路を越えると、靄の向こうに市川のタワーマンションが見えてきます。総武線で育った私は大興奮!!
総武線・14号・京成線を越えると、「小岩菖蒲園」。
秋なのでメインはコスモスでしたが、菖蒲の季節は5・6月。そのころまた来てみたいです。
次に見えてきたのは北総線。「北総線を越えたら、すぐ目的地ですよ!」。
ついに…
着きました~!!“あの下町”こと、柴又へやってきました。浦安から1時間10分、寅さん記念館に到着です。
ここから柴又を満喫♪
どうやら川沿いから自転車で来る方も多いらしく、自転車を押して「山田洋二ミュージアム」横のエレベーターに乗ることができます。自転車で来て良かった!
エレベーターに乗るtokyo bike。なんだか不思議な光景です。
まずは「寅さん記念館」へ。(この写真の右手側に駐輪場があります。自転車はそこに停めました!)
「寅さん記念館」「山田洋二ミュージアム」、そして向こう側の敷地にある「山本亭」は、セット券で50円お得に♪
「山田洋二ミュージアム」は2012年12月にオープン、それに伴い「寅さん記念館」もリニューアルされています。私もここへ来たのは3回目なのですが、リニューアル後は初めてだったので新鮮な気持ちで見ることができました! 寅さんを観たことがなくても、昭和の下町の生活を身近に感じることができます。
「山本亭」、実は柴又訪問で一番楽しみだったスポット。
大正~昭和期の和洋折衷な建物と広い庭園、所々に置かれた古道…。写真も撮りましたが、その良さは半分も伝わらないと思うので、ぜひ足を運んでみてください! 喫茶メニューがあり、お抹茶と練切をいただきながらゆっくりとお庭を鑑賞…という贅沢な時間が過ごせます。
時を忘れて佇みたくなる建物です。
続いて柴又駅へ。
自転車は降りて押しながら、参道をぶらりと歩きます。
さてそろそろお腹が空いてきたぞ…と選んだのは、寅さんの撮影が行われたという「とらや」さん。草だんごの販売だけでなく、店内でお食事もできます。
ごはんの後は、お土産探し。草だんごと、芋ようかんも買っちゃいました! お煎餅も欲しかったのですがガマンガマン…。
最後は帝釈天へ。
「彫刻の寺」とも言われているそうで、確かにびっしりと見事な彫刻が施されていました。
料金を払うと彫刻ギャラリー、そして奥にある大庭園も見られます。このスケールのお庭って浦安にはないので、足を伸ばす価値アリ!だと思います。
本当は「矢切の渡し」を渡って、対岸の千葉側から帰って来たいな~と思っていたのですが、思った以上に待っても船が来ず断念…。
自転車は空いているとき、別料金を払えば乗れるそうなので(折りたたみ自転車は無料)、タイミングが合ったらぜひ乗ってみてください!
帰りはスイスイ、浦安が近く感じるほど!
帰りは山越さんが乗っていた『BROMPTON(ブロンプトン)』という折りたたみ自転車を、試乗させていただきました(通常のレンタサイクルのラインナップにはありません)。
「今回乗っていただいているtokyo bikeは前かがみの姿勢になるから腕とお尻に体重が分散され、距離を乗っても体に負担が少ないですよ! 私が乗っているBROMPTONは上体が起きるモデルなので、視界が広くなり景色を楽しむお散歩にはピッタリなのです♪」と山越さん。BROMPTONの魅力は、旅にピッタリの圧倒的なコンパクトさと、一生モノのフレーム。来る10月22日には、初心者対象の「秋の養老渓谷エリアへ自転車散歩しに行こう!」というイベントも催されるそうです。自転車購入を検討中という方、折りたたみ自転車を買ってみたけどまだ輪行(自転車を電車に乗せる)したことない…という方、ぜひチェックされてみては? 旅程など詳しくはこちらをご覧ください!
浦安目指して自転車をこいでいくと、「R15」続いて「R14」の文字。
行きにも不思議に思っていたのですが、どうやら海からの距離のようです。「東京都側…おそらく葛西の海(葛西臨海公園)からの距離でしょうね。市川の海だと、もっと近いですよ」。
追い風だったせいもあり、行きより帰りのほうがスイスイ進みます。この解放感! ゆったり流れる川を見下ろし、頭上には広大な空、滑るように走るtokyo bike…めちゃくちゃ気持ちイイ! 空を飛べそうな気さえしてきます。
ぐんぐん進んで、帰りは『常夜灯公園』の売店でかき氷を食べて一休み。
浦安に戻ってきて時計を見ると、行きと同じく柴又を出てから1時間10分でした。浦安から柴又まで、行って遊んで帰ってきて6時間くらいのショートトリップ。柴又までは電車でいくと乗り換えがメンドクサイですが、自転車なら川沿いを進めばよいだけなので超わかりやすい!
そして山越さんのアテンドも素晴らしかった! 道のことから川沿いの施設のことまでいろいろご存知なので、移動中も楽しいひと時を過ごせました♪ 前述の養老渓谷エリアに限らず、自転車散歩のイベントを定期的に開催されているbelieveさん、自転車のことだけでなく街乗り全般のことも頼りになります。10月初旬には縁があって北海道(!!)にも行ってるbelieveさん。ブログ拝見してたらとっても楽しそうで行きたくなりました…。
<believe北の大地へ1日目「Brompton meeting in Hokkaido 2017」>
<believe北の大地へ2日目「札幌満喫Day」>
<believe北の大地へ3日目「支笏湖チャレンジDay」>
今回なぜ柴又をテーマにしたかというと、江戸川を遡って到着できるということのほか、今年のバルのメインビジュアルが寅さんのオマージュだった!というのも一つあります。
【食欲の秋】で食べ歩き・飲み歩きをしたあとは、【スポーツの秋】でサイクリングを楽しんでみてはいかがでしょうか?
街の自転車屋さん believe…浦安市猫実5-1-37 047-390-5577 http://www.city-believe.com/
【今回走ったコースはこちらです】
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
Twitterでフォローして最新情報を入手しよう
@urayasusumitai