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言葉に、花が咲く――浦安発「花咲く書道」展覧会が6年ぶりに開催!開催期間限定登場の天然氷のかき氷「花書氷」もぜひ一緒に味わって♡【浦安市】

一つの文字に、ぱっと花が咲く――。見慣れたはずの言葉なのに、どこか新鮮で、ふと懐かしさがこみ上げてくる。そんな不思議な魅力を持つ“新しい形の書”「花咲く書道」

見る人のその時の心を映し出すかのように、やさしく寄り添うこの表現が、ここ浦安で生まれたことをご存知でしょうか。浦安出身の書道家 永田紗戀さんが手がける「花咲く書道」は、いまや全国へと広がり、国内外で多くの人の心を動かしています。スクールは各地に展開され、個人はもちろん企業からの依頼もあり、さまざまな場面で「花書(=花咲く書道)」を目にするようになりました。

そんな「花書」の展覧会が、このたび6年ぶりに浦安で開催されます。全国各地から約400人の生徒さんが参加し、全8日間にわたって開催される今回の展覧会について、そして地域とのコラボレーションで生まれた「花書氷」について、永田紗戀さんにお話を伺いました。

“お手本のない書”が映し出す、それぞれの心。胸の奥にある言葉と向き合って。

花書の展覧会、一番の特徴は“お手本”がないこと。生徒さん一人ひとりが、その時に書きたい言葉、伝えたい想いを見つめ、それぞれの「花書」として表現していきます。そこには正解はなく、展覧会でありながら賞を設けていないのは、花書が「上手い・下手ではない表現」だからこそ。

「生徒さん達には、その時書きたい”言葉”を書いてほしいと思っていて。これは私が『花書』を始めたときからずっと、大切にしている想いです」

作品を手がけるのは、主に30代から70代の女性たち。中には80代の女性もいらっしゃるんだそう。仕事に向き合う人、家庭を支える人、子育てや介護に向き合う人――それぞれの人生の中で、自分自身と向き合いながら言葉を選び、書にしていきます。

「好きな字を書いて、と伝えると、最初は『幸せ』や『夢』といった明るい言葉を選ばれる方が多いんです。でもね、もう少し奥にある気持ちも残してほしいと思っていて。もっと自分の奥底にある部分をさらけ出してほしいって伝えています」

そんな話をすると、生徒さん達は言葉選びに迷ってしまうこともあるそうですが、その「迷いの時間」も良い時間、と紗戀さんは言います。

「大人になると、自分と向き合う時間ってなかなか取れないでしょう。日々の忙しさに追われて…だから、作品を作る時間はゆっくりと自分と向き合ってほしい。そうすると、皆さん自然と書きたい言葉があふれてくるんです」

そうして選ばれた言葉の中には、「悲しさ」や「寂しさ」、「羨ましさ」といった、普段は胸の奥にしまっている想いも少なくありません。だけどそれが、見ている側としては不思議と心地よくて。「あ…私と同じだ」—―そんな共感とともに、「自分だけじゃない」と思える優しさを感じて、救われる方も多いのだそう。

自分の内側をさらけ出すことは、想像以上にエネルギーのいること。それでも絞り出すようにして生まれた『書』に対して、紗戀さんは『点数』ではなく『言葉』で応えます。今回の展覧会でも、約400点におよぶすべての作品に目を通し、一つひとつに言葉を添えています。

「作品はすべて、私自身で見ます。それが生徒さんへのお返事にもなるので。見ている間はもう、号泣ですよ!皆さんの想いが詰まっているんですもん!!でも、その一つひとつを、ちゃんと受け止めたいなって思うんです」

生徒さんたちの想いと、それに応える紗戀さんの言葉。ぜひ作品と一緒に味わってみてください。その中に、今の自分に重なる言葉が見つかるかもしれません。

やさしさが、かたちを変えて咲く――花書×BEARS kitchenの「花書氷」が完成!

「私も、花咲く書道の作品に救われた一人なんですよ」そう笑顔で話してくれたのは、天然氷のかき氷とチキンバーのお店「BEARS kitchen(ベアーズキッチン)」を営む水嶋敦子さん。花書の大ファンだという敦子さんは、花書の魅力を「おくゆかしさ」と表現します。

「どの作品も本当に素晴らしいのに、『私の作品すごいでしょ』って主張するものは一つもなくて。どれも、誰かの心にそっと触れるような、寄り添う力を持っているんです。それがとっても心地よい」

そんな敦子さんが紗戀さんと出会ったのは、今から12年前。紗戀さんの作品集を手に取ったことをきっかけに、その世界観に惹かれていったといいます。

「初めて作品を見たときに、涙が溢れてきたんです。同時に『自分だけじゃないんだ』って救われた部分もあって。それから、花書が大好きになりました」

「いつかお店を開いたら、紗戀さんの作品を飾りたい」その想いは、数年後にお店をオープンしたことで現実に。現在、BEARS kitchenの店内には花書作品が並び、壁には紗戀さん直筆の作品も…!今では全国から浦安教室を訪れる生徒さんが立ち寄る、“花書の聖地”のような場所にもなっているのだそう。

そんなご縁から生まれたのが、今回の展覧会に合わせて作られたコラボレーションメニュー「花書氷(はなしょこおり)」。「地域の方々とも何か一緒にできたらと思って」という紗戀さんからの相談に、敦子さんは二つ返事で応え、あっという間に試作が完成したのだとか。

「相談したらすぐに『試作品ができたよ!』って写真が届いて。仕事が早すぎてびっくりしました(笑)」「だって嬉しかったから。すぐ作りたくなっちゃって」楽しそうに笑い合うお二人のやり取りからは、あたたかな関係性が自然と伝わってきて、こちらまで思わず笑顔になってしまいます。

完成した「花書氷」は、見た瞬間に思わず声が出てしまうほどの可愛らしさ!紗戀さんのトレードマークでもあるベレー帽をイメージした苺ミルク、チョコレートで丁寧に再現された目元やお花など、細部にまで“花書らしさ”が詰め込まれています。

「せっかくなので、花書氷作りますね!」と敦子さん自らが花書氷を作っているところを見せてくださいました!

BEARS kitchenの氷は、山梨県の蔵元「八義」さんで作られる天然氷を使用。自然の寒さだけで2~3週間かけて育てられた、とても貴重な氷です。氷を削ると、削りたての鰹節のようにふわっふわの氷が雪のようにお皿に舞いおりてきて、とても綺麗…。そんな氷の中に、大きな果肉を残した自家製の苺ソースと自家製練乳をたっぷりと。サクッとした楽しい食感をプラスしたコーンフレークを散らしたら、更に氷で覆っていきます。(コーンフレークは花書事務所スタッフさん達のアイディアなんだそう!)

それから更に自家製の練乳をたっぷりとかけたら、敦子さんが「一番作成が大変だった」というベレー帽の苺ミルクをあしらって。「柔らかすぎても、硬すぎてもだめ。このフォルムの硬さにするのが一番大変だったな~」そんな苦労話をする敦子さんは終始笑顔で、花書氷作りが本当に楽しいものだったことが伝わってきます。

「花書氷をお願いした当初、目の部分は再現が難しいだろうからデジタルにしようって、花書の事務所内でも話していたんですよ。なのに目まで忠実に再現してくださって!感動しちゃった!!」

微妙な角度のズレで印象が変わってしまう目の部分も再現してしまう。敦子さんの「花書愛」が伝わってきますね。

完成した花書氷、可愛くて食べるのがもったいない…!「だけど溶けちゃうから、早めにいただいてくださいね」との言葉に後押しされて、新雪のようなふんわりした氷をスプーンですくうと…サクッと幸せな音を奏でて…!「ふわふわだ~」と感動しながらいただくと…
おいしいっ…!蕩けるように柔らかな後味を残す氷に、さっぱり、なのにコク深い練乳の甘さが合わさって、ひと口食べた瞬間、口の中は多幸感でいっぱいになりました。

食べ進めると、中からはゴロゴロっと大きな果肉を残した苺ソースがたっぷり。甘酸っぱさが練乳の甘さと相性◎で、どんどん食べ進められちゃう…!ベレー帽の苺ミルクも絶品で…♡程よいかたさのクリームは、まるでショートケーキを食べているような気持ちになるから不思議。

ところどころで顔をのぞかせるキャラメルソースのほろ苦さがちょうどいいアクセントになり、大きなかき氷なのに最後までペロリと食べられてしまいました!

かき氷を食べながら…「花書もかき氷も、実は似てる部分がありますよね」と紗戀さん。「どちらも、なくても生きていけるものかもしれない。でも、こういう『なくてもいいけど楽しいもの』って、心が大変なときほど大事だったりすると思うんです。そういうものに、救われることってありますよね」

花とともに綴られる言葉たち――。その一つひとつに込められた想いに触れたあと、かき氷を味わいながら、少しだけ自分の心と向き合ってみる。そんな時間もまた、この展覧会ならではの楽しみ方かもしれません。

今回の展覧会は、200作品ごとに分かれた2部制で開催。第一部は4月16日~19日、第二部は4月23日~26日に行われます。花書氷もこの展覧会期間限定での提供になるので、ぜひ味わってみて!

花書を知っている人も、初めて出会う人も。生徒の方も、そうでない方も――誰が訪れても、その時の自分にそっと寄り添ってくれる何かに、きっと出会えるはずです。この機会にぜひ、目で、そして味わいでも、「花咲く書道」の世界を感じてみてください。

第6階生徒展覧会「花書花色2026」 詳細

開催日時第一部…2026年4月16日(木)~19日(日)
第二部…2026年4月23日(木)~26日(日)

時間…両日ともに10:30~16:30
会場花咲く書道 浦安本部(アドバンスビル4F)
浦安市北栄1-2-25-4F
※東京メトロ東西線「浦安駅」徒歩3分
入場無料
お問い合わせ一般社団法人 花咲く書道協会
047-351-7720
HP/SNS公式HP
Instagram

「BEARS kitchen」と「花書氷」詳細

「花書氷」販売期間展覧会期間限定
2026年4月16日(木)~19日(日)/23日(木)~26日(日)
住所浦安市北栄4-21-9
営業時間11:30~21:00(LO20:00)
定休日水曜日
※変更のある場合はInstagram/Xで告知いたします
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