浦安ってこんな街!
5.202022
浦安の新たなパワースポット!堀江『浄土宗大蓮寺』内にある『久助稲荷社』が新たに完成し、落慶法要が営まれました
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堀江の宮前通り沿い、清瀧神社の隣に位置する『浄土宗 大蓮寺』。清瀧神社と大蓮寺の間の細い道を入っていくと、ちょうど大蓮寺の裏門側に『久助稲荷』というお稲荷様がいらっしゃるのをご存知でしょうか。
この久助稲荷、享保13年(西暦1728年)に社殿を新築してからというもの、そのままの姿で長らく地域を守ってきました。古くなってしまった社殿を建て直そうと、数年前から総代や世話人、檀家さん・市民の方々より寄付を募り、昨年5月から着工。先日の5月14日(土)に、完成を祝う落慶法要が営まれました。新しくなった久助稲荷社の姿をレポートいたします!
約50人が参列し、新築を祝った落慶法要
5月14日(土)、午後2時。午前中大荒れだった天気も嘘のように収まり、穏やかな薄日が久助稲荷社を柔らかく包みます。お天気も久助稲荷社の落慶法要を祝福しているかのよう。
拝殿には総代・世話人・関係者の方々約50名が集まり、内田市長の姿もありました。雅楽器の音色が響き、一級装束である御袈裟をまとった大蓮寺22代住職・江口隆定さんが御導師を務め、厳粛な空気の中で営まれた落慶法要。新築されたばかりの久助稲荷社に、ご住職をはじめ参加者全員の祈りが染み込んでいきます。
ご利益は、商売繁盛・家内安全・諸願成就
本殿に鎮座する仏像も新たに改修され、お披露目されました。中央には狐に乗った『荼枳尼天(だきにてん)』、仏教系の神様です。右側には稲穂を担いだ『宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)』、左側には『飯縄権現(いづなごんげん)』という神様が祀られています。普段は本殿には入れませんが、毎月18日には扉が開き、じっくり拝観することができるのだそう。「商売繁昌、家内安全、諸願成就、また仕事運の向上など様々な願いを叶えてくださる久助稲荷。ぜひお参りなさってください」と、江口住職。
荼枳尼天(だきにてん) 宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ) 飯縄権現(いづなごんげん)
本殿向かって左手には、移築した子宝祈願の像。お地蔵様もいます。ちなみに子宝祈願だけでなく、下の病気にかからないというご利益もあるそうです。
境内はこれから玉垣や参道、手水舎、鳥居などを設置する外構工事が行われる予定。正面には7つの赤い鳥居が連なる予定だそうで、浦安の新たな映えスポットになる予感♪ 全て完成するのは夏ごろとのこと、楽しみです…!
落慶法要を終えて…
「長年の念願でした。地域の方々や檀家さんから、貴重な浄財をたくさんいただいて完成することができました。皆さんの思いのこもった久助稲荷、これからも愛され親しまれる久助稲荷として、地域に貢献していきたいです」と江口住職。
参列された内田市長にもコメントをいただきました。「歴史あるものを守り、次の世代に継承していくのが今を生きる私たちの責務。これを機に、久助稲荷が市民の皆さんの精神的な支えとして、賑わいのある場になれば良いなと思います」
久助稲荷の再建にあたって尽力されましたが、完成を見ることなく昨年秋に亡くなった山﨑治雄さん。法要でも、ご住職をはじめ皆さんから感謝の言葉が述べられていました。治雄さんの息子である株式会社山治 代表取締役の山﨑康弘さんは、今回の法要に治雄さんの遺影とともに参列されました。「父はずっと久助稲荷をきれいにしたい!という思いがあって、亡くなる直前までずっと気にしていました。皆さんから感謝の言葉をいただいて、涙が出ました。父は雨男でしたけど、きっと完成を喜んでいると思います」
新しくなった久助稲荷。ぜひ訪れてみてください!
地域の人々の思いが実り、新しくなった久助稲荷。大蓮寺や清瀧神社へお参りしたら、ぜひ久助稲荷にも立ち寄ってみてください。すぐそばには、浦安市の保存樹木である見事なイチョウもあります。そして外構が完成した暁には、ぜひもう一度お参りしに行きましょう!
浄土宗 大蓮寺…浦安市堀江4-14-2
047-351-2533
www.dairenji.jp
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