浦安ってこんな街!
7.82023
【浦安に住みたい!⑦】「お客さんもお店も、面倒見よくて温かい人たちがたくさん!これからも浦安でお店を続けていきたい」—肉じるや5/GNOME de TABER・青木さん【浦安市】
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浦安に住みたい!を叶えた人たちの生の声をお届けする連載企画【浦安に住みたい!】。第7回は、当代島の飲食店「肉じるや5/GNOME de TABER」店主の青木さんご夫妻です。奥様のゆかりさんに「浦安で一緒にお店をやろう!」と誘われて、埼玉県の大宮から浦安にやってきた青木さん。大宮と浦安の違い、飲食店の特徴、そして浦安の好きなところ…などなど、たっぷりお伺いしてきました!
「肉じるや5/GNOME de TABER」ってどんなお店?
青木さんが営むのは、昼は定食屋「肉じるや5」、夜は地中海バル「GNOME de TABER(ノームデタベール)」と同じ場所で2つの楽しみ方ができるお店。昨年3月にオープンし、「浦安に住みたい!」でもご紹介させていただきました。
昼も夜もお二人が厨房に立つのですが、昼の「肉じるや5」は奥様のゆかりさんが店主で、夜の「GNOME de TABER」は青木さんが店主。夫婦で切り盛りするお店って多いですが、こういうスタイルは珍しいですよね~! 昼と夜で違った楽しみ方ができるので、まだ行ったことがないという方はぜひ足を運んでみてください♪
ゆかりさんとの出会いで、浦安へ来ることに
茨城県出身で、長らく埼玉県の大宮にあるレストランにお勤めされていた青木さん。それまでの浦安の接点はというと、「ディズニーに来たことくらい。あとは高校受験のときに、一度寄ったことがあったなぁ」と話します。
そんな青木さんが浦安と接点を持ったのは、のちに奥様となるゆかりさんとの出会いでした。当時ゆかりさんは浦安で一人暮らしをしながら赤坂で「肉じるや」を営んでいたそう。「もともとは葛西に住もうと思ってたんですけどね」とゆかりさん。「都内は家賃が高くて…千葉はイヤだな~と思いながら浦安に来て、物件を見せてもらったら、玄関開けた瞬間にディズニーの花火がドーンって上がったんですよ!こりゃ決めるしかないな!って浦安に住み始めて、そうしたらどんどん友達が出来て。気づいたら浦安でお店をやりたいと思うようになったんです」
大宮のレストランでシェフとして働きながら、独立はなんとなく視野にあったという青木さん。ゆかりさんに「お前の夢叶えたる!ついてこい!」と逆プロポーズされ、「浦安で二人のお店を持とう」とテナント探しを始めます。「当時はコロナ禍で仕事もヒマだったし、お弁当持って境川沿いを歩いて総合公園まで行ったり、散歩ばっかりしてましたね。テナントも決まりそうでなかなか決まらなくて…悶々としていたんですが運よく見つかって、去年の3月にオープンすることができました」
浦安は美味しいお店が多いから、困っちゃう!?
「大宮に比べると浦安は静かで住みやすいですね。下町っぽさもあるけど発展している。浦安だけで完結しているというか、都内まで出なくても充分楽しめる街だと思います」と青木さん。「浦安駅側の下町っぽい雰囲気、新浦安側の海沿いのアーバンな雰囲気、そして舞浜のリゾート感…と、同じ市内なのにエリアで色が分かれているから、市内を移動していても飽きない。そして歩いてどこへでも行けるのも魅力ですね」。お休みの日やお店のアイドルタイムには、ゆかりさんと二人で浦安市内を散策していることも。お祭り会場でお二人を見かけることもしばしばあります。そんな夫婦仲の良さもまた羨ましい…!
そんな青木さんの浦安オススメスポットは、「海」と「境川沿いのベンチ」。忙しいお仕事の合間にも、水辺に行くとなんだか癒されますよね。ウエディング写真も、舞浜の海沿いのホテルで撮影したんですって♡(ゆかりさんめっちゃキレイ! 青木さんも男前!)
逆に…浦安の嫌なところはありますか?と意地悪な質問をしてみました。すると、「美味しいお店が多いことですね! 行きたいお店が多すぎて、お金が足りません(笑)」と青木さん。「大宮では、近所のお店に飲みに行くとか食べに行くということはあんまりなかったんです。行っても『私、〇〇っていうお店やってるんです』なんて名乗らなかった。でも浦安に来て、うちのお店にも近所のお店の方たちが来てくれるし、お客さんも『あそこのお店美味しかったよ』って教えてくれるから、よく行くようになりました。浦安に来てからハシゴの楽しさも覚えたんですよ」。飲んでいると知り合いに会って2軒目に行って、そこでも知り合いに会って3軒目…という具合で、どんどん輪が広がってしまうんですって! めっちゃ楽しそう!
お店同士の仲が良く、面倒見のいいお客さんも多い
浦安の特徴として、「お店同士の横のつながりが強い」と話します。「大宮は新陳代謝が早いこともあって、一匹狼みたいなお店も多かった。浦安は昔からのお店も新しいお店も含めて横のつながりがあって、雰囲気もすごくオープンですよね。お店の中に別のお店のショップカードを置くなんて、大宮ではあんまり考えられなくて…最初目にしたときは『そんなことあるんだ!』ってビックリしました」
「どこの街でも『八百屋さんと酒屋さんは地元のお店を使う』というのは飲食業界の鉄板なんです。いろいろと情報を回してくれるから。浦安でも、もちろん八百屋さんや酒屋さんからも情報をいただくんですが、他のお店さんやお客さんもいろいろ教えてくれる。浦安のお店も人も、面倒見のいい人が多いなと思います。いろいろと心配してくれたり、お願いしなくても『チラシ持ってくよ~』って配ってくれたり、街の景気の状況とかお客さんの流れとか共有してくれたり…。火曜日のランチをお手伝いしてくれているゆうこさんは、もともとお客さんで来てくれていたんですけど、頼まずともお店の宣伝をたくさんしてくれるし、私たちの夫婦仲を考えて週イチのお手伝いを名乗り出てくれたんです(笑)! 浦安には、そういう温かい方がたくさんいますね」
これから浦安でやっていきたいこと
今後の抱負をお伺いしてみました。「まだまだ新参者なんですが…お店同士の横のつながりを活かして催しものとか、浦安市外へのイベント出店なんかもやれたらいいなと。店舗として出すというよりは、浦安シェフ会みたいな組織を作って、たとえば都内のイベントにみんなで『浦安のウマいもの』を持っていくとか。そんなことが出来たら面白いですよね」。公のつながりではない、個人的なお店同士のつながりを活かして「浦安」を売り込む…その発想、すごく面白そう♪ ぜひ「浦安に住みたい!」も参加したいですね~。
「あとは食育。大宮のレストランにいたとき、近所の小学校の給食を地元のお店が作るというイベントがあったんです。給食を食べる子どもたちはもちろん、学校の先生や給食室の先生、栄養士さん、様々な人たちが関わるからすごく面白い。自分一人では難しいですけど、浦安の先輩たちと協力しながら取り組めたらいいなぁと思っています」。え~、それもすごくステキ♡ いつも食べている給食だって美味しいけれど、子どもたちにシェフの技を体感してほしいし、シェフがどんなことを考えて日々料理を作っているのかを知れたら興味が沸きますよね。ぜひ実現してほしい!
そんな青木さんの作る地中海料理は、夜の部「GNOME de TABER」でいただけます。ヨーロッパのクラフトビールやワインと合わせてサクッと飲むもよし、がっつり食べるもよし、青木さんゆかりさんご夫妻とお話を楽しむもよし! ぜひ会いに行ってみてください♡
肉じるや5/GNOME de TABER…浦安市当代島1-14-30 TEL:047-727-1984
ランチ(肉じるや):水木定休、11時半~14時 Instagram
ディナー(GNOME de TABER):水休、17時半~23時半 Instagram
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