浦安ってこんな街!
3.42022
浦安のアトリエから生まれる新しい古道具!?『MAREBITO』で出会う唯一無二の宝物
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先日、東京国際フォーラムの広場で開催されている大江戸骨董市を訪れた際にたまたま出会った陶器でできた犬の楊枝入れ。何とも言えない表情ですが造形はしっかりしていて媚びない可愛さに惹かれ購入したお店が『MAREBITO』でした。
いただいたショップカードを見たらなんと浦安!ブログの取材をさせて欲しいとお願いしてアトリエにお邪魔しました。
アトリエ兼アポイント制のお店は浦安駅ほど近くのマンションの1室。入った瞬間から『MAREBITO』ワールド全開です。お話を聞かせてくださったのは『MAREBITO』のオーナーでデザイナーの古村さん。
古村さんは2007年から茅場町の古いビルの1室にデザイン事務所兼イベントスペースを構え、フリーのデザイナーとしてだけではなく、絵を描いたり映像作成(賞を取ったことも!)したりされていました。そこから元々好きだった古道具を取り扱うようになり、ご自身のセンスを生かして古い道具に新しい命を吹き込む「リメイド」したものの販売を開始。雑誌への掲載やテレビで紹介されたり、伺った際に掲載された書籍を拝見しました。古村さんは北海道を出てからずっと浦安にお住まいだそうで、縁あって活動拠点も茅場町から浦安へ移されました。
インダストリアルな空間の中に並ぶたくさんの古道具や部品の組み合わせは無限大。いつか最高の組み合わせになるのを「今か今か」「私を手に取って」と待っています。
全て独学で創作を行っていて今まで習っていたことはないそうですが、そこはデザイナーさん、1mm単位の調整でバランスを考えて作られています。そして骨董市に参加するために古物商の免許を取り、オリジナルのランプ作りのために電気技術者の資格を取ったそう。
『MAREBITO』には古村さんが創作した商品と古村さんの審美眼によってセレクトされた古道具やオブジェが並びます。
一番目を引くのは創作メトロノーム。これは古村さんが見つけてきた古い木箱をリサイズしてメトロノームの機械部分を融合したもので2010年から12年間ずっと制作され続けている『MAREBITO』の代表作です。
その他にも古いストーブやお椀からから生まれたランプシェードや脚付きのクリップボード、古村さんのセンスで作られる品々は他にはない魅力を放っています。
週末に参加する骨董市やアトリエには古村さんのセンスに魅了されたお客様が遠くからもお越しになるそうです。作ったものが売れる時、選んだものが売れる時、どちらも同じように自分のセンスが認められていることだから嬉しいとおっしゃっていました。
とてもクリエイティブに活動されている古村さん、震災を機に「持つ生き方よりも次の人にバトンを渡し、最後には何も残らない生き方」も良いのではという考え方に変化したそうです。アトリエ内の引き戸は近所の戸建が解体されている時にたまたま廃棄される予定の引き戸を譲り受けて創作したもの、店内のテーブルも脚部と天板組み合わせたものでそのまま売られている既製品ではありません。自身の目と手によって古道具たちが新しい価値を持って生まれ変わり、出会った人にリユースされるのはとてもエコなことだとおっしゃっていました。そんな価値観に共感した方からのランプやテーブル、引き戸の創作依頼も受け付けているそうです。
『MAREBITO』の商品を見たい方は基本的には週末に開催される骨董市へお越しくださいとのこと。そこでファンになったり、依頼をしたくなった方はホームページのお問合わせかInstagramのDMからご連絡ください。時間が経つのを忘れるほどたくさんお話を聞かせていただきありがとうございました!
『MAREBITO』
https://www.marebito-furudogu.com
MAREBITO ONLINE STORE
https://marebito-furudogu.stores.jp
※最新情報はInstagramで
https://www.instagram.com/marebito_furudogu/
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