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【特集】元気なうちから「補装具」えらび|「海風の街」に新しい風、補聴器のエキスパート KUNI

日の出エリアにある「海風の街」が誕生したのは今から35年以上前のこと。この地域や近隣に住む方々の中には、第二の人生を楽しんでいる方も多くいらっしゃいます。そんな「海風の街」のマンション1階に、昨年「補聴器エキスパート KUNI」 がオープンしました。補聴器というと高齢者向けのイメージが強いかもしれませんが、KUNI代表の林邦広さんによれば、大人も突発性難聴など耳のトラブルを経験することが増え、加齢に伴う聴力低下も含めると、老若男女問わず耳の聞こえに悩む方は多くなっているそうです。

オープンから数か月、気軽に「聞こえ」の相談がしやすいと、市内を中心に口コミが広がり、多くの方が訪れると話題の「補聴器エキスパート KUNI」。そんなKUNIでお会いした今村十次さん(77歳)もまた、幾度となく足を運び「聞こえ」について相談をしていたお客様の一人です。

ここ10年ほど、耳の聞こえが悪くなったと感じていた今村さん。「普段、テレビの音量を28くらいに設定していましたが、家族は音量15くらいで聞いていたため、『うるさい』と言われることが増えました。それが原因でテレビや映画を一緒に楽しめなくなり、家族との会話でも何を話しているのか分からないことが増え、不安を感じることが多くなりました」。補聴器には興味があったものの、「これまでの補聴器に良いイメージが無く、また広告も多く、どれが自分に合うのか分からず一歩を踏み出せずにいた」と、補聴器への抵抗感が強かったそうです。そんな今村さんを心配した息子さんが、「おやじ、このまま聞こえを放っておくと老化が進むだけだぞ。良いところがあるから行ってみなよ」と勧められたことがきっかけで、KUNIを訪れたそう。初めてお店に来た今村さん、林さんの丁寧なカウンセリングにとても安心感を抱いたそうです。そこで話し合ったのは、「快適な日常」「運転中の会話や安全性」「テレビの音量問題」という3つのテーマでした。それらを解決するために、今村さんは「自分に合うものを徹底的に探したい」という思いで、納得がいくまで質問を重ねたそうです。補聴器の性能を知っていく過程で、中でも今村さんが驚いたのは次世代の便利機能です。例えば、会話と周囲の騒音を自動で調整してくれる機能や、ボイスアシスタントを利用して天気を確認する機能、スマートフォンやテレビと連動して使えるものもあり、機種によっては多様なコンテンツで日常生活をサポートしてくれます。今村さんの場合「とことん、自分に合う補聴器を探したい」と、専門家と相談を重ねて選んだそう。使用者の希望やライフスタイルに合わせた選択が大切で、操作に慣れるためにも早めに検討することが役立つ場合もあり、専門家に相談することで、安心して選べる可能性が広がりますね。

KUNIではまず、お客様がどのような耳の悩みを抱えているのかを丁寧にカウンセリングします。「耳の聞こえ」と一口に言っても、その原因や影響は人それぞれ。一人ひとりに合った、最適な製品を提案することも重要です。耳に異常を感じたら補聴器の使用に進む前に、まずは耳鼻咽喉科の受診を勧めています。日本では耳の健康への関心が低く「最近聞こえなくなって…」と、症状が出てから検査を受けるケースがほとんど。気づいた時には症状が進んでいたり、補聴器の電源を付けることさえも億劫になるケースも少なくありません。「そうした、当たり前になっている現状を少しでも変えたい」と林さんは話します。「聞こえに悩む全ての人へ、快適な生活を届けたい」という林さんの思いが詰まった「補聴器エキスパート KUNI」。補聴器について興味のある方や、そのご家族、またお悩みを抱えている方は、ぜひ一度相談に訪れてみてはいかがでしょうか。

補聴器エキスパート KUNI
浦安市日の出1-3海風の街3号棟101号室
OPEN 8:30~15:00(木土は13:00まで)
予約優先/月火水金16:00~18:00 完全予約時間
日曜・祝日定休
047-712-5885

※この内容は、フリーペーパー「ゆうゆう手帖」Vol.49号に掲載された内容です。

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