プロの劇団が行う公演ではなく、年齢も職業も経験も異なる市民参加型で行われる「市民ミュージカル」。全国各地で行われています。【浦安市民ミュージカル】については以前レポートをお届けしたことがあります。

2018年3月公演決定！　【浦安市民ミュージカル】ができるまで。

9月8日（日）に第11回公演「まちわらし?!　〜里見の森のsasayaki〜」を行う【いちかわ市民ミュージカル】（通称：いちミュー）には、市川市民だけでなく、鎌ヶ谷、船橋、四街道など他市の市民ミュージカル出演経験者が多数参加しているのだとか。

浦安市民も発見！

今回で3度目のいちミュー参加という森田 康資さんは、こんなふうに話してくださいました。

「毎回大人数、今回も130名におよぶ大所帯で挑むミュージカルはまるでお祭りのよう。本番に向けて高まっていく高揚感がなんとも言えません」。

稽古の合間や後の交流も大きな楽しみのひとつだそうです。「こんなに幅広い年代で一緒にごはんに行ったりすることなんて、普段の生活ではまず、あり得ないでしょう？」。確かにそうですね、羨ましい。

そして、今回の森田さんの役所は？「女装をするのですが、メイクの練習をしたり、動き方を研究してみたりと思いのほか、役づくりにのめり込んでいます」。

本番では外見だけでなく、心情がしっかりと伝わるように最後までブラッシュアップしていきたいと意気込みを語ってくれました。

「大人も子どもも目一杯楽しみながら頑張っているので、どのシーンも見応えあり！　ぜひ一緒に会場で体感してほしい」と森田さんからのメッセージです。

2002年に市民の手による「実行委員形式」でスタートした、いちミュー。第一回公演は今から20年以上前ですが、このとき、すでにひとりの浦安市民が参加していたという情報をキャッチ！

それがこの方、湯山 彩さんです。実は前出の森田さんとは浦安市民ミュージカルで共演経験があるのだとか。世間は狭いですね〜！　

「私は〝モノノケダンサーズ〟〝PTAの大人たち〟という役柄でした」。湯山さんは当時、6歳と0歳の二児を子育て真っ最中。

左側がパンフレットに載っていた当時の湯山さん。右側は、上のお子さんの写真（現在28歳）。「お稽古の合間の交流会の写真だと思います」。なんと、休憩の合間、下のお子さんに母乳をあげながらの参加だったそう！

保育士をやっていた出演者の保護者がお稽古中、お子さんたちを見ていてくださることも多く、ありがたかったと語ってくれました。温かみを感じさせるエピソードですね。今回は観客として舞台にエールを送ります。

過去の公演のパンフレットを拝見すると、今回の作品と一貫したテーマが流れていることに気づきます。

どの時代も変わらないもの、時代を経て、より深まっていく思い、眼差し……。今回、初めていちミューを鑑賞する人も、何度も体験している人も。心揺さぶられる瞬間がきっと訪れるはず！　そんな素敵な物語です。

「まちわらし?!　〜里見の森のsasayaki〜」。一体どんなお話なのか？　それは来てのお楽しみとしておきましょう。

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いちかわ市民ミュージカル第11回公演「まちわらし?!　〜里見の森のsasayaki〜」

◎開催日　　２０２４年９月８日(日)
◎開演時間
(まちわらし組)　11：00開演
(ささやき組)　　15：30開演
※開場は各回３０分前
◎上演時間
2時間20分（15分休憩を含む）
◎会場
市川市文化会館大ホール
※施設駐車場(有料)は台数に限りがございます。近隣の有料駐車場をご利用いただくか、公共交通機関をご利用ください。
◎鑑賞チケット　
１階指定席　前売り２,８００円／当日３,０００円 
２階自由席　前売り　２,０００円／当日　２,５００円

■チケットのお申し込みフォームご利用期限は、9月7日21時までとさせて頂きます
■上記以降は、当日券扱いとなります。ご了承ください。
■ご予約チケットお受渡しの方法は、当日窓口でのお受け渡しとなります。
詳細はこちらからご確認ください。

チケットお申し込みはこちら。 

お問合せ：いちかわ市民ミュージカル実行委員会
電話　047-369-7522
メール　ichikawa_shimin_musical@yahoo.co.jp