通っていますか？子育てすこやか広場

遊び盛りの3歳児を子育て中の筆者。就園も近づいて、子育ての心配もあれこれ出てくる時期…。浦安市の遊び場の中でも、特に「行って良かった！」と感じたのが、子育てすこやか広場です。なぜなら、子どもも楽しめる上に、気軽に地域のコミュニティで子育て相談できるから！今回は筆者が1年通してお世話になった、美浜北認定こども園内のすこやか広場を取材させてもらいました。

子育てすこやか広場の基本情報

公立幼稚園・認定こども園内で、月1〜3回の頻度で遊び場を提供されるものです。浦安市サイト内「子育てすこやか広場」

子育て支援センターや児童センターなど、浦安市では他にも自治体による遊び場提供がいくつかありますが、この子育てすこやか広場の特徴は以下3点です。

特徴①公立幼稚園・認定こども園内で開催される
特徴②先生＋協力員（先輩ママさん）がいる
特徴③地域の親子が集まる

これらの特徴により、子育ての悩みが解決しやすい＋長く繋がるお友達ができやすい環境になっているのです！以下で詳しくご紹介します。

特徴①公立幼稚園・認定こども園内で開催される

子育てすこやか広場の多くは、園内のホールや共有の教室で行われます。園内のあちこちから園児の元気な声が聞こえて、日々の保育の様子もうかがえます。また、在園児と同じ玄関、階段、トイレ等も利用するため、就園のイメージが具体的につかめます。

特徴②先生＋協力員（先輩ママさん）がいる

遊び場には先生と協力員が待機していて、遊びの合間に話しかけてくれます。先生は、幼稚園の教員資格をお持ちの2名が、1年間同じ園で運営されます。たくさんの園児を見てきた先生方が、子どもたちの遊びを引き出してくれますよ。この時に一緒に子育て相談をするのがおすすめ！実際に子どもの様子を見てもらいながら、気軽に相談できます。

協力員は、お子さんが開催園に通った、近隣で子育て中の先輩ママさん達です。地域での子育て経験がある皆さんに「うちの子はこうだったよ、こうしたよ」とアドバイスがもらえます。こういった等身大の意見がもらえるのは子育てすこやか広場ならでは。特に開催園、近隣の小学校の話は、実際に通ったママさんのお話が聞けるので非常に参考になります。

その場で解決しない悩みでも、就園の具体的な相談は開催園の先生に、専門的な意見が聞きたい時は保育カウンセラーの先生に繋いでもらえます。子育ての悩みに、たくさんの解決策が繋がる環境になっています。

特徴③地域の親子が集まる

子育てすこやか広場の性質から、ご近所に住んでいて、お子さんの年代が近い親子が集まります。話も合いやすく、通っているうちに自然と顔馴染みが増えますよ。住んでいる地域が近いと就学先が同じなど、お付き合いの長い友達に出会えるかもしれません。

先生をはじめ、協力員（先輩ママさん）、同世代の子どものママさんと繋がりが広がります。子育てすこやか広場は地域の子育てコミュニティの入口になっているのです。

もちろん遊びも充実、取材日は…

取材日は我が家の3歳児と遊びに行ってきました。園のインターホンを鳴らすと、先生や協力員さんが出迎えてくれます。この日は共用の教室での開催でした。

おままごと、乗り物、知育遊びのおもちゃから、体を動かすトンネルやトランポリン…子どもが大好きな遊びが幅広く並びます。ねんね期のお子さんには先生方が敷物を出してくれたり、抱っこしていてくれたり…兄弟一緒でも楽しく遊べますよ。

毎回準備される制作コーナーです。この日は手のひらでスタンプする作品が作れました。

たっぷり遊んだら、みんなでお片付けしてお楽しみの時間！この日はピアノに合わせて体を動かしたり、

お歌を聞かせてもらったり…

遊びの内容は開催日、開催園によって内容は異なります。他にも、紙芝居や親子でふれあう遊びなど、レパートリー豊富です。今年度は新型コロナの影響もあり、制約も多かったという先生方、「本来であれば、在園児との交流や園庭開放、夏は水遊びもしていますよ」とのこと。今も楽しいのに、新型コロナの制約がなくなったらどうなっちゃうの…？と衝撃を受けた筆者でしたが、先生方はすでに新年度に期待してうずうずしている様子。4月からの最新情報も要チェックです。浦安市サイト内「子育てすこやか広場」

おわりに

この日も、我が子は大満足の様子でした。筆者はこちらで遊びながら、発達・発育から、就園、遊び場の話など色々な子育ての悩みを聞いてもらいました。就園先が同じお友達もできましたよ。ただの遊び場で終わらない、未就学児時代の先にも繋がる遊び経験ができる点、地域の子育てコミュニティに気軽に触れられる点がおすすめの子育てすこやか広場、ぜひ一度足を運んでみてください。