外食って、どうしても脂っこくてしょっぱいものになりがち。お肉はなくてもいいから、もっと野菜たっぷりであっさりしてて体が喜ぶものを、外食でも食べられたらな～～なんて思いませんか？ なんと私、見つけてしまったんですよ…！

富士見の大三角線沿いにある「いもっこかふぇ」さんで、今年から提供が始まった「ハタケゴハン」。畑で採れたばっかりの無農薬野菜をたっぷり使った、野菜中心のメニューと具だくさんのお味噌汁がいただけるランチメニューです。…ほんとは誰にも教えたくないのですが(笑)、この記事を見つけたアナタにだけこっそり教えちゃいます☆

今年から登場したハタケゴハン。今ならちょっとお得プライスでいただけます♪

大三角線沿いの、しおかぜ緑道の角地。おいもの可愛らしいイラストが見えたら、そこが「いもっこかふぇ」です。

1月から提供が始まったばかりの「ハタケゴハン」。通常は1200円ですが、2月いっぱいまではなんと1000円での提供！ 畑で採れる野菜を使っているため、収穫量に応じて提供できる食数が限られるので、予定が決まっている方はご予約が◎です。

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ランチにドリンクを付ける場合は、カウンターにずらりと並んだセルフサービスの飲み物からだとワンドリンク200円orフリードリンク500円で飲むことができます。その他、コーヒーやスムージーなどの単品メニューもありますよ。スイーツはその時によって用意されているものが違うので、スタッフさんに聞いてみて♪ とりあえずハタケゴハン一つ、お願いしまーす！

野菜たっぷり、旬の恵みがたっぷりのランチ

こちらがハタケゴハン。うわ～～、超美味しそう♡

メインは菊芋のガレット ジェノベーゼソースがけ。ヤーコン・にんじん・大根の皮のきんぴらに、甘酒ドレッシングのサラダ、大根・にんじんのピクルス、大根菜のふりかけごはん、そして具沢山のお味噌汁！ ほぼ野菜だけのお食事ですが、彩りもキレイですごくボリューミィ。

菊芋のガレット、シャキっとほっくりしていてめっちゃ美味しかった！ ジェノベーゼソースのベースは、大根の葉とニンジンの葉。「普通なら捨てられちゃうところをどうにかできないか…と思ったときに、思いついたんです」と、いもっこかふぇのオーナー夫人でハタケゴハン担当の咲子さん。

私が感動したのはお味噌汁。具沢山という言葉がぴったりの、汁より具のほうが多いんじゃないかというお味噌汁は、野菜の優しいお味がお出汁にまで染み込んでいるようで、飲むとホーっとするんです。これこれ、こういうごはんが食べたかったんですよ！

菊芋、ヤーコン、ブロッコリーの葉っぱ…ふだんスーパーで見かけない食材が食べられるのも、ハタケゴハンならでは。その時に畑で採れたものが食卓に並ぶ、これこそ豊かな食事だなぁと、実感します。

捨てられてしまう野菜を提供できる喜び

咲子さんが畑に出会ったのは2年ほど前。「いもっこかふぇを始めた当時から、無農薬野菜には興味がありました。ひょんなことから無農薬野菜を作っている農家さんに出会って、その畑の一画を使わせていただけることになって。何家族かで一緒に集まって、無農薬の野菜作りを始めたんです」。野菜を作るというよりも遊んでいる感覚のほうが大きかった、と咲子さんは話します。

「野菜を作っていると、折れちゃった大根とかニンジンの葉っぱとかの消費できない部分、いわゆる“捨て野菜”がたくさん出るんです。それをどうにか食べていきたいなと思って、いもっこかふぇでちょこちょこ料理にして出していました。最初は大根の葉のジェノベーゼ。おいもの葉も、ナムルにするとすごく美味しいんですよ。捨てられてしまうものを食べられる、提供できるっていうのが、喜びでした」

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最初は細々と始まったという畑のお野菜を使った料理。イベントで『ハタケめし』というお弁当作ったり、期間限定の冷やし中華を出したり…と、単発でのお目見えが中心でした。レギュラーメニュー提供が叶ったのは、一緒にメニュー開発を担当するさおりさんと咲子さんとの出会い。「無農薬野菜を使った料理をいもっこかふぇで提供したい、という思いはずーっと持っていました。さおりさんも同じ思いで、畑で無農薬野菜を作っていらっしゃって、お料理もすごく上手なんです。さおりさんに出会って『ハタケゴハン』の構想が一機に膨らんで、形にすることができました」。畑で採れる野菜は日々変わるため、メニューもその都度変わっていく「ハタケゴハン」。咲子さんとさおりさん、二人で日々メニュー開発を続けているそうです。

野菜も人も、得意を活かし、補い合える場所づくり

「スーパーに売っている野菜ってみんなキレイで均一だけど、実際畑で採れるのはデコボコだったりへんちくりんなものもある。そういう野菜を料理して、『美味しい！』って食べてもらえる、活かしていけるというのはすごく嬉しいし、愛しい。これって『いもっこかふぇ』のやりたいことと一緒なんですよ」。大きさも形も様々なおいものように、みんなが同じ形じゃなくっても、それぞれ得意を補い合える場所を作りたい――オーナーの大槻さん夫妻がそんな思いからオープンさせた『いもっこかふぇ』。いも＝多様性の象徴として、赤ちゃんからお年寄りまで多様な人たちが集まる場所にしたいと、オープン当時からお話をされていました（オープン時の記事はこちら※3年前のものです。メニューが一部変更になっています）。

ハタケゴハンは、そんないもっこかふぇの思いを形にした看板メニュー。まだ提供が始まって１か月足らずですが、毎週通うリピーターさんもいるのだとか！ わかります～、私も毎日でも食べたい。

「ハタケゴハンを一緒に作ってくれる人も募集中です。私たちの思いに賛同してくれる方、無農薬野菜に興味のある方、みんなで補い合って応援し合っていける方、ぜひ一緒にハタケゴハンを作りましょう！」と咲子さん。これからは雇用でも、多様性を尊重し補い合える仕組みをつくりたいと話します。「社会にないシステムを作っていけたら。『いもっこかふぇ』が、得意を活かし補い合っていける場所になったらいいなと思います」

もう一つの注目「OGI Blend」！

ハタケゴハンと一緒に注目したいのが、コーヒー「OGI Blend」。実はこれ、千葉ロッテマリーンズの荻野貴司選手のオリジナルブレンドコーヒーなんです！ ひょんなことから縁がつながり、いもっこかふぇで提供できることになったのだとか。

ちなみに荻野選手、大のいも好きなのだそう。コーヒーも「おいもに合うように」とブレンドされたそうなので、ぜひいもっこかふぇの壺焼き芋と合わせてみて！ 現在期間限定で、OGI Blendご注文のお客様にはプチ壺焼き芋のサービスがあります♪ ぜひこの機会に、OGI Blendとお芋もお試しくださいね！

いもっこかふぇ…浦安市富士見3-19-1　050-5373-9655
不定期営業
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