浦安ってこんな街!
9.122022
【アジアに恋して①】屋台のように気軽にフラっと立ち寄れるお店『富安茶楼』(フウアンチャロウ)
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アジアの国々って初めて行く場所なのにどこか懐かしい。
そんなお店にしたかった。
青と白のしましまのテントに「雪印」の文字。その下にはためく台湾ビールの緑の旗。今年4月、猫実1丁目にオープンした「富安茶楼(フウアンチャロウ)」は、もともと牛乳屋さんだった築50年の建物を改装した、アジア料理のお店です。
屋台のような、素朴で懐かしい空間
「20年前まで祖父母がここで牛乳屋を営んでいたんです。自分たちでペンキを塗ったり棚を作ったりして整えました。
目指したのは『アジアの屋台のような空間』です」と店主の野寺さん。コンクリートの床にタイルの壁、アクセントに映える白地に水色のライン、テーブルと椅子は眩しいほどの赤と青…。誰かの家の土間のような縁側のような、内と外がほどよく入り混じった雰囲気の店内は、屋台らしさを彷彿とさせます。
もともと旅行が大好きという野寺さん。海外旅行ではアジアが好きで、アジアだけでも17か国を訪れたことがあるのだそう。「一番好きなのは台湾。ミャンマーも楽しかったですね。東南アジアの国々の、初めて行く場所なのに、どこか懐かしい雰囲気がすごく好きなんです。だからお店も、どこか懐かしさを感じてもらえるようにしたかった」。手作りの素朴さ、そして築50年の牛乳屋さんの懐かしさ。厨房から漂うエスニックな香りに包まれて、思わず心もほどけます。
小さな子も大ファン!爽やかなアジア料理
「富安茶楼」の看板メニューはワンタン。大きな海老がゴロっと入ったワンタンは、香港でよく使われる大地魚(ダーディユー)の魚粉が入っているのが特徴です。これがクセになる美味しさ!4個で500円ですが、追加で注文するお客様も多いのだそう。ご飯ものでは滷肉飯(ルーローハン)やチキンライス、お酒に合う一品料理も充実しています。「14時からの営業ですが、遅めのランチでご利用いただくお客様、明るいうちから飲みに来てくださるお客様もいらっしゃいます」。アジア料理ですが子どものファンも多く、普段はご飯をあまり食べない子がママもびっくりの食欲を見せることもあるんですって!
実は、野寺さんの本業は鉄道模型作り。コロナ禍で海外旅行が難しくなったときに「アジア料理が食べたい」と、現地の人が発信している動画を見ながら料理を作り始めたのがきっかけでした。「やればやるほどハマってしまって(笑)。こんな料理が食べられる場所があったら、みんな嬉しいんじゃないかな…と思ってお店を造ることにしたんです」。凝り性だという野寺さん、次々とオリジナル料理を生み出し、どんどんメニューが充実。現地の味を再現した食べやすく爽やかなアジア料理は、多くの人を惹きつけています。
どんなシーンでも気軽に入れる、屋台のようなお店「富安茶楼」。こだわりのアジア料理とお酒、野寺さん夫妻のあたたかい空気に癒やされて、また明日も頑張れそう! 今日もフラっと寄っちゃおうかな♪
★『富安茶楼』(フウアンチャロウ)
090-2766-9877
浦安市猫実1-15-1
営業時間:水木金14:00~17:00、18:00~2100
土日祝14:00~21:00(L.O20:30)
定休日:月・火曜(不定休有り)
※今後はランチ営業も始まるとのこと。最新情報はInstagramかお電話でご確認ください。
※この内容は、フリーペーパー「浦安に住みたい!」2022年9-10月号に掲載された内容です。
※フリーペーパーに掲載されている日程が変更になる場合があります。最新情報はそれぞれの店舗・主催者にご確認ください。
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