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【RUN伴うらやす 開催までの活動レポートVol.4】「浦安市認知症と共に生きる基本条例」 が全会一致で可決!

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RUN伴はもともと”認知症フレンドリー社会” を目指す過程で、認知症のある人とそうでない人が一緒にタスキをつなぐという共通体験を通じ、お互いが出会う場としてデザインされた、日本全国を縦断する全国規模のイベントです。今回は”認知症フレンドリー社会”をもっと理解を深めるべく、RUN伴実行委員会「UDFC(※1)」のメンバーも参加した講演会について、UDFCの立崎さんにレポートいただきました。
※1.UDFCは、Urayasu Dementia/Daredemo Friendly Club の略

講演会参加レポート

3月の浦安市議会において、「浦安市認知症とともに生きる基本条例」が全会一致で可決されました。認知症に関する条例は全国でも珍しく、千葉県では初となります。条例は認知症の人やその家族を含む誰もが、住み慣れた地域の中で、地域の主体的な一員として希望する暮らしを実現し、継続することができる地域社会を目指して制定されました。これは私たちUDFCの夢「認知症のある人も含め、誰にとっても暮らしやすい、フレンドリーなまち」とまったく同じ理念です。3月24日UDFCの活動の原典である『認知症フレンドリー社会』の著者、徳田雄人(とくだたけひと)さんによる講演会「認知症とともに生きるまちづくり講演会~認知症の方も暮らしやすいまちとは~」が浦安市の主催で開催されました。UDFCのメンバーも参加し、認知症フレンドリー社会についての理解を深めました。

© 2022 Takehito Tokuda
© 2022 Takehito Tokuda

講演では「認知症フレンドリー社会」と従来の「認知症対処社会」比較について話がありました。「認知症対処社会(上図)」では認知症を社会的負荷と捉え、専門家が中心となって負荷の軽減を目指すのに対し、「認知症フレンドリー社会(上図)」では認知症の人も含め誰もが普通に暮らせるまちを、認知症の当事者・家族・自治体・企業・福祉・地域住民が一体となって目指します。

6月より認知症とともに自分らしく生き続けられる社会を作るための活動をする団体や商店、個人の方のパートナー登録を開始しました。難しい知識は必要ありません。活動の一例として「お会計で困っている人に声をかける運動をする」「認知症サポーター養成講座を受講する」「認知症フレンドリー社会について社員や地域の人と話し合う」などそれぞれができる範囲からで十分です。認知症当事者やその家族の方のご参加も歓迎です。UDFCがパートナー同士の情報交換、認知症の人との対話の場、福祉専門職によるアドバイスなど活動のための支援を行います。登録に関するお問い合わせは下記までご連絡ください。

関心はあるけど、どんな活動をしたらいいのか分からない等相談を受け付けます。まずはお気軽にお問合せください。浦安市民みんなで認知症フレンドリー社会を実現しましょう。実行委員長 立崎直樹

【WE ARE RUN TOMO】 RUN伴ってなに?

非日常体験が、認知症の人々の日常を変える。RUN伴は、認知症の人や家族、支援者、一般の人がリレーをしながら、一つのタスキをつなぎゴールを目指すイベントです。

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※この内容は、フリーペーパー「ゆうゆう手帖」Vol.33号に掲載された内容です。

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