浦安ってこんな街!
5.212022
【New Open】猫実の保護猫カフェ『猫の館ME』が、クラファンを経て5/22グランドオープン! 個性豊かな愛らしい猫スタッフたちにぜひ会いに来て♡
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2013年、千葉県初の保護猫カフェとして浦安市堀江にオープンした『猫の館ME』。譲渡に結び付きづらい成猫に特化した保護猫カフェとして、9年で200頭以上の猫さんを里親さんたちの元へ送り出してきました。そんな『猫の館ME』さんが、この4月に念願の猫実へ移転! GWに合わせてパイロットオープン営業ののち、 “猫実の猫カフェ”として5月22日にグランドオープンを迎えました。早速お邪魔してきましたよ♡
お店の扉を開けたところから、ワクワク!
『猫の館ME』がオープンしたのは大三角線沿い、豊受神社の目の前。ガラス張りの面からちょっと覗けるので、気になっている方も多いはず!
入口から中へ入ると、正面と左手には物販コーナーが。上を見てみると、ガラスの回廊! 運が良いと、猫スタッフがここで肉球を見せてくれることも♪
まだまだ整備途中という物販コーナーですが、ここの一番人気は『チャリティーブラウニー』。オーナーの小倉さんが美味しさに感動し、「このブラウニーを売りたい!」と思ったというほどの一品で、ブラウニーだけ買いに来るリピーターさんもいらっしゃるのだとか!
「2月22日にここで猫の日イベントを開催したときに、差し入れでいただいたブラウニーがすごく美味しくて! お菓子自体は千葉市にある『ミル焼菓子店』さんのものなんですが、ブラウニーにシール貼りをしているのが浦安市高洲にある障がい者福祉事業所『タント・リーブス』さんだったんです。そこの社長さんと話しをしたら思いに共感してくださって、猫の館ME限定・猫スタッフのシールを貼ったオリジナルブラウニーを販売することになりました」と小倉さん。かわいらしい猫スタッフたちが印刷されたシールは、貼る作業もとっても楽しそう♪ 一つひとつプリントされている猫さんが違うので、ぜひ推し猫を見つけてみて♡ 猫カフェですが、物販だけでの利用も大歓迎! もっといろんな猫グッズを見たいという方は、ぜひ堀江館(浦安市堀江6-9-1)へ足を運んでみてください。
支援者さんたちの思いの詰まった猫実館のラウンジは、まるで猫のテーマパーク☆
猫スタッフたちの待つラウンジへ入るには、物販コーナーの奥でまず靴を脱いでスリッパに履き替えます。二重扉の真ん中の空間で手荷物を預けるのですが、このロッカーがまたステキ…! なんと新木場の家具屋さんにお願いした特注品なのだそう。ここから既にワクワクが始まるんですね。
もう一枚の扉を開けて中へ入ると、目の前にとってもステキなキャットタワー! そして天井には猫さんたちの通り道がぐるりと付いています。楽しそうにフロアで遊ぶ猫スタッフたち…でも触るのはちょっと待って、まずはしっかり手洗い・消毒。そうそう、洗面台もカワイイんです♡ こういう細々したところにも猫へのこだわりが詰まっていて、ついついテンションが上がっちゃう、まるで猫のテーマパーク♪
この移転にあたり、昨年末に1600万円というかなり大がかりなクラウドファウンディングに挑戦された『猫の館ME』さん。保護猫カフェとしては最も高額なクラウドファウンディングだったそうです。店舗の準備を進める中で、信頼していた設計士と突如連絡が取れなくなり、2022年2月22日に予定していたオープンが大幅に遅れるというアクシデントにも見舞われますが、小倉さんは「支援してくださる皆さんの憤りがすごかったですね」と振り返ります。「その時はすごく落ち込みましたけど…泣いていても売り上げは上がらない。一日も早くオープンできる方法を考えなければならない。クラファンをはじめ、たくさんの方から熱い応援をいただく中で、その気持ちを無駄にしちゃいけない。その責任で日々奮い立たせていた感じです」
支援者さんから届いたソファセット このステキな時計も!
「熱く応援してくださる方が本当に多くて…。私の周りで、皆さんの大きな力がぐるぐると動いてくださっていました。オープンが遅れることが決定してからも、新店舗に使う予定の家具や雑貨をAmazonのほしいものリストに入れておくと、いつの間にかリストから消えていてお店に届くんですよ。しかも匿名で。そこのソファーや壁掛け時計もそうですね」。なんと…!あしながおじさんじゃないですか!「里親さんや支援者さん、クラファンで支援してくださった方、ラウンジにいらしてくださる方、ストアでお買い物をしてくださる方…本当に皆さんのおかげで、なんとかオープンにこぎつけることができました」
おもちゃやおやつで猫たちと遊ぼう♪
GWには、オープンを待ちわびていた近所の方がいらしたり、遠方からお客様がいらしたり…と大賑わいだったのだそう。移転から3週間ほど経って、だいぶ猫スタッフたちも慣れてきた様子。この日は6頭ほどの猫スタッフが遊んでくれました。もちろん人スタッフもいるので、「猫さんたちとどう遊んだらいいのかわからない…」なんて時はぜひ声をかけてみて! 猫スタッフが大好きなおもちゃもたくさん用意してありますよ。
いつくん。いっぱい遊んでくれました♡ ラウンジにあるおもちゃ
『猫カフェ』という名前ですが、店内でコーヒーやケーキが提供されるわけではありませんのでご注意を。ラウンジ内では、ヒト用にはペットボトル飲料の販売(1本162円)が、猫スタッフ用にはおやつ販売(とろとろ・かりかり 各330円)があります。猫スタッフとお近づきにになるのにはおやつが最強アイテム♪ 食べすぎにならないように、1日5食限定になっています。
入館料金は、30分1100円・60分1320円。断然60分がお得ですね! 延長料金は10分ごとに220円です。営業時間は12時~20時、最終受付は19時20分となります。グランドオープン後は、利用できるのは中学生以上(里親様・フォスターファミリー様・ご支援者様のご家族を除く)となりますのでご注意ください。「今後は『キッズデー』や『キッズアワー』といった形で、小学生のお子様に楽しんでいただける時間を作ろうと思っていますので、ぜひご利用ください!」
堀江よりも広くなった猫実館。猫スタッフとして働く保護猫の譲渡も増えるのではないか
現在12頭が入居している『猫の館ME』。猫スタッフたちは全員が保護猫で、ラウンジで猫スタッフとして働きながら、里親になってくれる家族を探しています。ラウンジでふれあううちに、「この子を家族として迎えたいな…」と思ったら、スタッフさんへ声をかけてみて。そこからお見合いやトライアルなどを経て、正式に譲渡が決まります。
「堀江で営業していたときは、譲渡が成立する数としては大体年間20頭くらいでしたが、今年はなぜか3・4月で7頭も譲渡が決まったんです。猫実館へ移ってきてからはまだですが、そろそろ第一号が出るんじゃないかな」と小倉さん。ラウンジの面積が広くなったことにより、猫スタッフが最大で20頭ほど入居できるため、今まで以上に譲渡の数が増えるのではないか、と考えていらっしゃるのだそう。「ここで年間40~50頭くらいの譲渡ができるように、体制を整えていきたいですね」
猫家族を迎えるなら、保護施設から
保護猫とは、いわゆる野良猫をボランティアさん等が保護した猫のこと。浦安には約200名の地域猫愛護員(ボランティア)さんがおり、『猫の館ME』さんとも連携を取っているそうです。「成猫の場合は、避妊・去勢手術をしたあと保護しないで地域猫としてそのまま地域に返すことがほとんど。治療が必要な猫や子猫は地域に返すことが難しいので、ボランティアさんが保護主としてご自宅で保護してくれます。でも保護主さんの家にはそういう猫さんがどんどん増えて行ってしまうんです。うちの猫スタッフは、保護主さんから依頼を受けて入居してくる子たちです」
ここ数年、浦安では保護される猫が減っている傾向にあるのだそう。「ボランティアさんたちが頑張ってくださっていて、地域猫たちの避妊・去勢が進んでいるからだと思います。先日市川保健所の方とお話をしたときにも、最近浦安から問い合わせが来ないとおっしゃっていました。少しずつですが、かわいそうな猫を減らすことが出来ているんじゃないかと思います」。毎年たくさんの猫が殺処分されている現状を変えたい。猫家族を迎えるなら保護施設から――そんな小倉さんと『猫の館ME』の思いは、活動10年目にして着実に浸透してきています。
今後の『猫の館ME 猫実館』にもぜひご注目!
これからはこのラウンジを使った『猫ヨガ』など、猫にまつわる楽しいイベントを計画中だそう!「堀江館でも大好評だった猫ヨガは、6月から再開する予定です。ここ猫実発信で、これからもいろいろと計画していきたいですね」と小倉さん。浦安のパワースポットになりそうな猫実の猫カフェ『猫の館ME』のこれからに、ぜひご注目ください!
猫の館ME 猫実館…浦安市猫実2-28-2 070-1254-0877
火曜定休 12時~20時(19時20分最終受付)
キャットラウンジ 猫の館ME (nekonoyakata.me)
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