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【3月のノノパルフェ】桜を引き立てるのは…まさかの“わさび”!? スイーツの新境地を切り開く『パルフェ スリジェ』

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三寒四温、気温差と花粉が厳しい今日この頃ですが、春はもうすぐそこ! 日の出の洋菓子店『l’atelier de nono(ラトリエドゥノノ)』さんに、3月限定の『パルフェ スリジェ』が登場しています♡ 2月のパルフェ・フォレノワール(黒い森)から一転、春爛漫のスリジェ(桜)がお目見え。その全貌をレポートいたします!

パティシエが目の前で組み上げるノノパルフェ。今月は桜がテーマ

パティシエが目の前で組み立ててくれるノノパルフェ。事前予約制、一日10食限定です。3月の予約状況ですが、あいにく土日祝は全て予約で埋まってしまっているのだそう…でもまだ平日には少し空きがあるとのこと! 気になる方はぜひお早めに!

3月のパフェは『』がテーマ。桜のスイーツというと、桜餅や桜あんみつなど和のイメージが強い気がしますが…さぁ、パティシエはどんなふうにパフェにまとめたのでしょうか!?

伏せてあったグラスを上に向け、「では、お作りしますね」とパティシエの野々山さん。一番下には、フランボワーズと桜のソース

続いて、わさびとホワイトチョコクリーム。…わさび、ですか!?「そうなんです。縁あって静岡のわさび農園さんと知り合って、最高品質の沢わさびをパフェに合わせてみました。鼻に抜ける香りと、後味のピリッとした感じを楽しんでみてください!」と野々山さん。確かにこのクリーム、若干緑色してます。

こちらがその沢わさび。ゆうに20cm以上はあり、かなり大きいです…!このわさびをお店で摺り、パフェに使用しているのだそう。「桜と合わせたら良いかなと思ってやってみたんですが、品質が良いからかすごく繊細なわさびで。シャキッとするあの香りを出すのに、かなり試行錯誤しました。大変だったけれど楽しかった! 今後も使っていけたらと思っています」

フィナンシェロッシェを小粒・中粒と入れ、『柚子とわさびのソルベ』。また出ましたね、わさび…! 「わさびはもちろん、柚子も加減が難しかったです。桜の邪魔をしすぎないよう、辛味や酸味の塩梅を調整しました」

隣には『フランボワーズと桜のグラス』。そこに、マリネしたフランボワーズをコロンと入れていきます。黄色とピンク、そして赤と、グラスの中に花が咲いたよう。

フランボワーズのクリームを絞り、桜のチョコ飾りをオン。この飾りはスイス産のホワイトチョコに、桜の花や葉を乾燥させて練り込んだもの。まるで花びらのような美しさですね。

宝石のようにきらりと光る桜の花のジュレを乗せ、中央には桜の木を飾り、最後は桜吹雪が舞います。桜尽くしの『パルフェ スリジェ』、完成です…!

桜の甘さをわさびが引き立てる、まさにパフェの“新境地”

ピンクに彩られた、とっても可愛らしいパフェ。春爛漫という言葉がしっくり来ます。「2月のパフェがフォレノワールで『黒い森』だったので、冬から春へという季節の移り変わりを表現したくて、桜の木に見立ててみました」と野々山さん。一足先に、お花見気分が文字通り味わえちゃうんですね♡

いただく時はまず中央の桜の木を外します。「これはメレンゲとホワイトチョコで出来た飾りなのですが、桜の塩気が効いているので一休みに食べていただくと良いかと思います」。まずゼリーから一口。ほのかな甘さと塩気と上品な香り、これぞ桜♪ お花見気分で食べ進めれば、柚子の爽やかさ、そしてわさびの鼻に抜ける香り! …思い出した。お刺身を食べる時にも、わさびってマグロとかサーモンとか、甘い食材を引き立ててくれるじゃないですか。それと同じで、桜やホワイトチョコといった甘い食材を、わさびが引き立てているんですね。鼻をツンと刺激して、ほんのりピリッと後味を舌の上へ残していく…控えめでありながらも圧倒的な存在感。もし『パルフェ スリジェ』にわさびが入らなかったら、もっと“普通”なものだったに違いありません。これは確かに、スイーツの新境地かも。

この『パルフェ スリジェ』の味わいをお花見に例えるなら、わさびは澄み渡る青空、柚子は足元に映えるたんぽぽでしょうか。グラスの中で花盛りを迎えた異次元の春、その世界を作り出した野々山さんに、心の底から感服いたしました…。

ノノパルフェは本当にすごいんです!春にかこつけて、ぜひ味わってみてほしい!

ノノパルフェは事前予約制・1日10食限定、2,880円(プラス300円で飲み物付き)。冒頭でお伝えしたとおり、土日祝は既に満席…ですが、平日はまだ少し空きがあるとのこと! ご予約はノノさん店頭もしくはお電話で受付中。ぜひお早めに♪

「毎月リピートしてくださる方がかなり増えてきました。ここでゆっくりとパフェを食べて元気になってくださる方、パフェの日をモチベーションにしてくださる方、お友達を連れて月に2回来てくださる方…皆さん思い思いの楽しみ方をしてくださっていて、嬉しいです」と野々山さん。パフェを作る過程から1時間ほどをお客様と一緒に過ごすためか、心を許してくださるお客様も多いのだそう。

ノノパルフェは本当にすごい。昨年7月に始まってこの3月で9回目、毎月欠かさずいただいている私ですが、毎月毎月「美味しい!」を通り越して「これはすごいパフェだ!」と思わされます。「前のほうが美味しかったな~」とか「今回はハズレだな~」とか、冗談抜きで一切思わないのです。これがパティシエの本気、一つ一つが唯一無二。パフェとしては決してお安くはありませんが、それ以上の価値ある体験ができる!と、自信を持ってお伝えできます。桜が好きな方、3月生まれの方、癒しが必要な方、年度末に自分にプレゼントをあげたい方! ぜひ一度、ノノパルフェを体験してみてください!

l’atelier de nono…浦安市日の出1-3-1 047-329-2838
10:00~18:00(Cafe ~17:00 LO)、火曜定休(水曜不定休あり)
Home | l’atelier de nono 新浦安 ケーキ 焼き菓子 (latelierdenono.com)
Instagram @latelie_de_nono

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