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ゲームでもお馴染み【VR(バーチャルリアリティ)】が運動不足の解消や認知機能の活性化につながる! 高洲公民館の一室で国内「世界遺産」へのプチ旅行を体験してきた!

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【VR(バーチャルリアリティ=仮想現実)】は「マトリックス」のようなSF映画や若者に人気のゲームなどでお馴染みですが、昨今では、気軽に「旅行」を楽しめる手段としてVR体験が幅広い年齢層に人気なのだとか。

繁華街や行楽地の専用施設にいかないと体験できないものだと思いきや…なんと! 浦安市高洲公民館でも「VR体験」できると聞いて出かけてきました。

※こちらのイベントは12月21日に終了しました。

主催は浦安市社会福祉協議会南3支部。前回は、ラグビーチーム・シャイニングアークスとの交流イベントを取材させていただきました。

社会福祉協議会(社協)の企画だけあって感染対策もバッチリ。通常2部屋としてつかっている会議室の間仕切りを取り、大きな1部屋として集合場所に使用。

ここでは、フィンランド発祥「知る人ぞ知る」スポーツながら、最近ここ浦安でジワジワ人気が高まりつつある“モルック”とパラリンピックの正式種目“ボッチャ”。ふたつのユニバーサルスポーツ(だれもが気軽に参加できる)を楽しむコーナーを設置。

そして廊下を渡って奥の一室をVR体験コーナーとして使用。どの部屋、場所も「密にならない」、スムーズな人の流れをつくっています。

モルック&ボッチャ部屋もおおいに盛り上がっていました。モルックを担当していた南3支部の推進委員さんによると、はじめて出会った同士の即席チームでもゲームのために協力し合うことで絆が生まれ、楽しめるのだとか。技術や体力、鍛えられた肉体を必要とするスポーツでなくても気持ちが高揚し熱くなれるので、運動不足の解消にはもってこいですね!

モルック、浦安市民に売れているらしいです。私もネットで衝動買い。

「VR体験」に協力・共催をしてくださっているのは、東京大学先端科学技術研究センターの登嶋 健太(としま けんた)先生NPO法人千楽(ちらく)Mitte(ミッテ)スタッフのみなさん。

東京大学先端科学技術研究センターについて
NPO法人千楽(ちらく)Mitte(ミッテ)

中央が登嶋先生。女性スタッフはVR体験用ゴーグルを調整中。

VRに興味津々な方々がいる反面、SFチックなゴーグルを装着するのに不安を感じたり、未知の体験に戸惑ったりされる方も少なくありません。

しかし、登嶋先生やミッテスタッフの気さくでおだやかな対応に緊張がとけ、いざ体験がはじまると、本当に観光地に出かけているかのような楽しげなリアクション!

体験者の方々は椅子に座ったまま、前に後ろにからだを動かし、足下を覗いて驚いたり、頭上を見あげ歓声を上げたりしていました。いったいどんな風景を見ていらっしゃるのでしょう? 想像力がかきたてられます!

からだを動かすのが面倒になってしまったり、ふさぎがちだった人も、VR旅行を体験することで周囲が驚くほど元気になったり、昔の記憶が蘇り、思い出話をきかせてくださるなど、よい効果が生まれているそうです。室内には海外のテレビ局に登嶋先生が取材を受けた番組が流れており、興味深く拝見しました(海外番組のため、日本語字幕がないのが残念!)

専用機器を装着した視界には、特殊なカメラをつかって撮影した360度のパノラマ映像が広がっているそうです。

いざ、自分でも体験させてもらい、謎が解けました。本日、VRをつかってプチ旅行に出かけたのは、熊野那智大社、世界遺産・国指定名勝【那智御滝】。「水がかかる!」「冷たい!」と言っていた人がいたのにも納得。私自身、大迫力のリアルな映像に五感が刺激され、水の冷たさまで感じたような気持ちになりました。面白い! 

VR体験で今度は海外旅行を楽しんでみたいな!

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