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【浦安ぼっち飲み】浦安の食通がうなるお店! 今年1月にNew Openした当代島『つくし』で、旬のお料理と日本酒に舌鼓♪

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今年の初め、2度目の緊急事態宣言が出された直後にオープンした、当代島『四季旬菜 つくし』。「すごく美味しいお店が出来た!」とウワサはかねがね耳にしていたものの、時短や酒類提供自粛などが続いていた期間はなかなか立ち寄ることができずにいました。でもこのたび晴れて解禁となり、満を持して! 行ってまいりました!! どのお料理も優しく滋味深い味わいで、なんだかお腹が笑顔になって心がほっとする…そんなつくしさんでの【浦安ぼっち飲み】レポートします♡

笑顔みたいな「つくし」が目印! 日本酒の種類も豊富です♪

当代島のやなぎ通り一本裏。もともともんじゃ焼き屋さんがあったところに出来たのが、『四季旬菜 つくし』さんです。

真新しい白い暖簾の奥には、こざっぱりとした空間。程よく感覚の取られたテーブル席と、お一人様に嬉しいカウンター席があります。入口にて検温と消毒を行い、ぼっち飲みの私はカウンターへ。男性・女性ともに一人で来られる方が多く、時には一人飲みのお客様で満卓になることもあるんですって!

こちらが本日のおすすめ。グランドメニューには定番と、お酒のメニューが載っています。うーん、迷う! どれがおすすめですか?と女将さんに尋ねてみると、「どれもおすすめなんです(笑)!」と満面の笑顔。詳しく聞くと、本日のメニューには赤い印のおすすめマークが掲載されているのですが、本当は全てに押したいくらいなんですって。そこを何とか!と食い下がり、つくしさん自慢の『お造り盛り合わせ』とお出汁をじっくり味わえる『揚げ出し豆腐』、お代わりする人続出という『無花果バター』、そしてメニュー名から気になって仕方なかった『白子の西京焼き』を注文することにしました。

お酒のメニューはビールに焼酎、梅酒、日本酒と一通り揃っています。ビールもいいけれど、今日は日本酒に挑戦したい気分…。つくしさんでは常時20種類前後の日本酒を用意されており、日本酒好きのお客様もうなるラインナップ。日本酒のメニューにはそれぞれの味わいだけでなく、作り手である蔵元の思いも書かれており、ちょっと本を読むような感覚でも楽しめます。私が選んだのは『今日の日本酒』から、『〆張鶴』のしぼりたて生原酒! しぼりたては今の時季しか楽しめない、季節のお酒でもあります。

美味しいお酒とお料理に、お腹が笑顔になって、心がほっとする。

まずやってきたのが日本酒。女将さんがグラスにギリギリまで注いでくれます。うっわ~、美味しそ~! 決して日本酒党ではない私ですが、爽やかな飲み口とふくよかな後味に、そう…これこれ!と頷かずにはいられませんでした。

こちらがお通し。ねぎとろに醤油をちょこっと垂らし、海苔でくるっと巻いていただく…粋ですね!「このお通しは浦安の方にすごく喜ばれるんですよ」と、店主の岩垂さん。常連さんには「真也さん!」と下のお名前で呼ばれているそうです。

続いて『無花果バター』(600円)。名前からはちょっと想像がつかなかったのですが、ドライ無花果にバターを合わせているんですね! それだけではなく、クルミやクリームチーズなどをブレンドして、和食や日本酒にも合うように工夫しているんですって。バターのコクと無花果のねっとりした甘さが心地よく、お酒が進みます。コーヒーにも合いそう。

そしてこちらが『お造り盛り合わせ』(1200円)! どのお魚もキラキラしていて、めちゃくちゃキレイ♡ 内容は日々変わりますが、その日のオススメ5種を一人前に盛り合わせてくれます。この日はインドマグロの中トロ、長崎の五島列島からスマガツオ、イシガキダイ、アオリイカ、小肌。柔らかくてプリっと歯切れの良いアオリイカ、脂の乗った小肌、臭みがなくトロトロのスマガツオ…お魚本来の交じりっ気のない旨さがダイレクトに届く、どれを食べても最高に美味しいお造りでした! こうして記事を書きながら思い出すだけでもヨダレが出そう…。

「五島列島のお魚は全て天然もの。現地の魚屋さんから直接仕入れています。つくしの前のお店のときから提供しているんですが、五島のお魚は本当に美味しい。日本全国で獲れるアジやサバなども、身質が違うんです」と岩垂さん。その美味しさは折り紙付きで、最近では予約の際にお造りを人数分注文していくお客様も多いのだそう! 添えられたワカメも肉厚で、大葉も香り高くて、細部までしっかりと気を配られているのを感じます。

こちらは『白子の西京焼き』(写真はハーフサイズ/600円)。白子といえばもみじおろしとポン酢が定番ですが、あのねっとりした美味しさを味わいたいならこの西京焼きも超おすすめ! 焼かれているのでアツアツ・トロ~リ、はふはふ食べれば西京味噌の香りが白子を引き立てて、ほっぺたに幸せが充満する感じ…。これもお酒が進みます。

そして〆には『揚げ出し豆腐』(700円)! これまたアツアツ、つるっとした絹ごし豆腐の柔らかさ、周りの薄い衣に優しいお出汁が染みて、ああ…緩む。これですよ、ぼっち飲みに求めていたのは。美味しいお酒と美味しい料理に、お腹が笑顔になって、心がほっとする。お出汁が美味しくて、椀の中をすっかり飲み干してしまいました。このお出汁、朝から1時間かけて仕込んでいるんですって!「とにかくお出汁が美味しい!」とリピーターになるお客様も多く、中には3日連続で通われたお客様もいらっしゃるのだとか。

家族との時間を増やすため、コロナ禍も手伝って浦安へ

店主の岩垂さんは、つくしを開く前は日本橋で『紋』というお店を営んでいました。「最初はフランス料理で修業をしていました。でも途中で、子どもからお年寄りまで多くの方に喜んでもらえる料理はやっぱり和食なのかな…と考えて。そこから様々なお店で経験を積ませていただいて、日本橋で独立したんです」。夫婦二人三脚でお店を切り盛りする中、転機となったのはお子様を授かったことでした。「朝の8時から仕込みをして、そのまま夜の営業をして…となると、子どもに会えないんですよ。そろそろ住まいのある浦安にお店を移そうか、と思っていたころに、ちょうどコロナで社会情勢が変わって。そこで思い切って浦安へ移ったんです」

浦安へ来てからは、屋号も心機一転『つくし』に変更。4歳になるお嬢さんと奥様のお母さん、二人揃って「絶対『つくし』がいい!」と言ったことで決まったそうです。お店のロゴも、笑顔のようでとっても可愛いですよね!

まもなく迎える一周年。ですがこの一年、ほとんどが時短営業・酒類提供禁止と、休業を選択せざるを得なかった場面もありました。全面解除になった今も、早めから飲んで早めに帰るといったスタイルのお客様が多いと言います。「これからも奇をてらわず、つくしらしさを大切に。お客様のお好みを聞きながら、日々アップデートしていきたい。浦安に愛されるお店を作っていきたいですね」

店主の岩垂さん。朝から開店直前まで、数々の仕込みをこなします。美味しさに手を抜かない、岩垂さんのお料理をぜひご賞味ください。

お一人様はもちろん、ファミリーでのご来店も◎!

訪れるのはお一人様をはじめ、ご夫婦や仕事仲間同士、週末はファミリーも多いのだそう。岩垂さんのお嬢さんも看板娘としてお店にいらっしゃるので、お子様連れでも気兼ねなく来店できます。お店の奥には個室もあり、赤ちゃん連れにも◎。メニューにはお子様プレートなどはないので、大人と同じメニューを取り分ける形になりますが、つくしさんの料理は化学調味料などは一切使わず、お出汁からドレッシングまで全て手作り。大人が美味しいだけでなく、子どもにも安心して食べさせられるんですよ。

一人でまったり飲むにも、ファミリーで美味しいお料理をいただくにもピッタリのつくしさん。平日は17時から、休日は16時からオープンしているので、ちょっと早めに行ってお料理とお酒を楽しむのもオススメです。日本酒好きのアナタ、美味しいものに目がないアナタ! ぜひ一度、訪れてみてはいかがでしょう?

四季旬菜 つくし…浦安市当代島1-18-20 047-711-1210
定休日:火曜、第二・第四水曜 Instagram
営業時間:平日17時~22時、休日16時~22時

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