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【手づくりってスゴイ】欲しいものを“買う”のではなく“作る”!そんなものづくりの芽を育ててくれる入船『手の舎』で、竹仕事のワークショップに参加してきました♪

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何かが欲しいと思ったとき、「買いに行く」のが普通ですよね。でもこのコロナ禍で「欲しいものが売っていない」「欲しいものを買いに行けない」、なら…「作ろう」! そんな選択をされた方も多かったのではないでしょうか。我が家でもマスク作りに始まり、ヨーグルトが売ってないから手づくりしてみたり、ぬか漬けに挑戦してみたり、子ども服のリメイクをしてみたり…家にいる時間が長いからこそ、「ヨシ!やってみよう!」という気持ちがムクムクと育っていったように思います。

入船のまちづくり活動プラザ内にある工作室『手の舎』さんは、そんなDIY精神を後押ししてくれる、とってもステキな場所。広々とした机や道具が揃い、ものづくりの先輩であるスタッフさんがいらっしゃるので、初心者でも安心♡ 営業時間内ならいつでも利用可能(現在は事前予約制)ですが、不定期でワークショップも開催されています。今回、8/4に行なわれた竹材を使ったワークショップ『竹仕事の日』に参加させていただきました! じっくりレポートします♪

ワークショップに使う竹は、千葉県長生郡睦沢町の竹林から切り出されたもの

旧入船北小学校が『まちづくり活動プラザ』になってから2年。正面玄関から入ります。

館内はマスク着用必須。館内での飲食は禁止されています。入口でアルコール消毒をして、手の舎のある2階へ向かいます。

今日は『竹仕事の日』。

密を避けるため、スタッフ2名+3組で1つの教室を使います。ピックナイフ・バターナイフ・ジャムスプーンから作るものを選ぶのですが、一番難易度の高いジャムスプーンに挑戦してみることに!

竹の板を削り出して、ジャムスプーンを作っていきます。

この竹材は、千葉県長生郡睦沢町の竹林から切り出されたもの。冬の新月の日(この時が一番水分の含有量が少なく、長持ちするのだそう)に切り出した竹材を、乾燥させて使います。伐採した竹の半分くらいしか材料として使えないのだそう。しかも国産、貴重なものなんですね…!

まずは竹材に鉛筆である程度の形を描きます。そこを目安にナイフと豆カンナを使ってひたすら削り、最後はヤスリでツルツルに仕上げて、バーニングペンで自分のしるしを付けて終了です。「削るときはナイフではなく竹材を動かすようにするとやりやすいですよ。竹は繊維がまっすぐなので、ナイフの先をクルッと動かしながら削っていくほうが扱いやすいです。竹って内側は柔らかいのですが外側がとても固いので、注意してくださいね」と、本日の講師であるサルタバレーさん。

浦安在住のサルタバレーさんですが、週末は竹林に赴き、竹林の整備や材の切り出しを行なっているのだそうです。サルタバレーさんの活動はこちらからご覧いただけます! Instagramはこちら。

果てしないと思った削る作業。ヤスリをかけたら…あら不思議!

いざ、製作開始! カンナはコツを掴むのに一苦労…うまく削れなかったり、すぐ刃のところに削りカスが溜まってしまったり。道具って使い方を習得するまでがなかなか大変。

ナイフでも削ってみました。うわぁ~、この感じ久しぶり! 元教室の空間だし、図工の時間を思い出すね~なんて他の参加者さんと話しながら、手を動かしていきます。ちょっと経つと、竹材を抑えている左手がめちゃくちゃ痛くなる…! そして果てしない。1時間経過したのに、え、まだこれだけ??

絶望していると、「ちょっとお手伝いしましょうか」とサルタバレーさん。手際よく、どんどん竹を削っていってくれます。ありがたや~!

スプーンは先を平らにし、少しくぼみをつける必要があります。ナイフと丸ノコを交互に持ち替えつつ、ひたすら続く削る作業。このあたりになると、もう無になります。

削り始めてから2時間が経過したころ…「そろそろヤスリがけに移ってみたら?」とのお声が! 削り終わっていいんですか(正直嬉しい)!? なんだか削り跡がボコボコしたままなので若干の不安を抱きつつも、握り続けたナイフにサヨナラして、磨き作業に入ります。

まずは80番、次が120番。あれ、いい感じじゃないですか…!? 竹材からスプーンになり、なんだか輝きを放ち始めた瞬間!

240番、400番と磨いていくと、手触りが滑らかのツルツルに! えっこれ私が作ったの? めちゃくちゃステキじゃん!!(自画自賛)

ここへ、バーニングペン(ペン先が熱くなり、焼き跡をつけることで絵が描ける)で名前や絵を描きます。

夏なので、ひまわり描いてみました!(ちょっと一部が焼けすぎてしまった)

最後に蜜蝋オイル(口に入れても安全な天然素材)を塗って、完成です!

手にしっとり馴染むし、木目も美しく仕上がりました。うん、思った以上の出来栄え嬉しい…! 

各種ワークショップ・通常利用も事前予約制。今後の手の舎さんの予定も見逃せない!

今日の参加者さんの作品はこちら。

ピックナイフは小さいので、同じ時間でも2本作れるんですって。「今度は菜箸を作ろう!」なんて話も出ていたので、次の『竹仕事の日』も楽しそう♪ 次回は8月27日(木)

を予定。10時~13時、14時~16時の2部制で、定員は各回3名ずつです。申込は手の舎さんへのメールで受付中。

手の舎さんでは『竹仕事の日』のほか、洋裁や布小物づくりを行なう『縫い仕事の日』(8月21日)、好きなものを持ってきて色を塗ることのできる『塗り仕事の日』(8月25日)というワークショップも開催しています。その他、単発のワークショップの開催もありますので、手の舎さんのInstagramをチェック☆ もちろん、ワークショップの日以外でも、利用予約すると手の舎の工具やミシンを使うことが出来ます。営業日は月・火・木・金。作りたいものが決まっている方、家にはないあの工具が使いたいという方は、個別に手の舎さんへ連絡してみてくださいね。申込は全て手の舎さんへのメールになります。

ものづくりの芽がヒョコッと顔を出している、そこのアナタ! 手の舎さんには、その芽を育てる道具や環境が整っています。何より、同じようにものづくりの芽を育てている仲間がたくさんいます。何かを作りたい、挑戦したい! そんな気持ちを大事に育てるなら、ぜひ『手の舎』さんへ訪れてみてはいかがでしょうか?


手の舎…浦安市入船 5-45-1 まちづくり活動プラザ 206 207 208 号室 ※地図はページ下
https://www.tenosha.com/、Instagram
営業日:月火木金
利用時間:10時~13時、14時~16時
★利用・各種ワークショップ申込はメールで→info.tenosha@gmail.com

【手の舎 ワークショップ日程詳細】

8月21日(金) 縫い仕事の日
8月25日(火) 塗り仕事の日
8月27日(木) 竹仕事の日

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