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【浦安の昔に触れる】しおかぜ緑道 その 4

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さあ、しおかぜ緑道も終盤に近づいてきました。大きな鉄塔が見えたのと同時に、視界が少し広々としてきました。街灯が新しいのか、とても明るいです。


鉄塔の近くを右に横切ると、少し印象の違う緑道が姿を現します。入口近くには船の錨をモチーフにした大きな石像が隣の岩に寄りかかりながら置かれています。石像そのもののボリュームもさることながら、寄りかかるというプロポーションによって、 現実空間という三次元に存在することを実感させます。

近づくとその大きさがより実感出来ます。


暫く歩いていくと、割と大きな道路に突き当たりました。その近くにはこんなオブジェとも街灯ともいえないものがあって、道路を隔てた反対側にも設置されていました。浦安は海との関わりが強い町なので灯台が連想されますが、どこか和の混合したレトロさも感じさせ 、ガス灯のような雰囲気も感じさせます。


こちらの写真は道路を越えた向かい側に続く緑道です。 横断歩道は緑道の直線状に無いので少し道からそれた横断歩道を渡る必要があります。水路にはきちんと水が流れていて、緑道が自然の中で 生きていることを実感させます。


進んでいくと大きなハマグリが! 昔の浦安ではこのような貝がたくさん獲れたようです。


これは恐らく貝採り網ですね。腰ほどの深さまで水に浸かった人が貝を採っている姿、現在でもよく見かけます。 使い方としては先端にツメが付いているので、それを利用して網ごと泥をえぐり、持ち上げた後、水に浸しながら網を小刻みに揺らします。すると、 細かな泥のみが隙間から落ちていき、 網の中には貝などが残るという訳です。


これは洗濯板ですね。これも浦安市郷土資料館で実際に体験した事があります。たらいに水を貯めながら、石鹸と共に衣服を板に擦らせていきます。 板にはギザギザの返しが付いていて、この機能によって汚れが落ちるという事ですね。 服そのものがクシャクシャになってしまうように思えますが、当時はこれが最先端だったのです。 このブロンズオブジェは川辺で洗い物をしていた姿を思い描いたのでしょうか。

今回はここまで。次回はいよいよ最終回でしおかぜ緑道の行き着く先と、緑道についてのまとめをしていきたいと思います。

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