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浦安ってこんな街!

【川沿いを行く】境川第一桟橋から、境川東水門にかけて

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浦安と境川は切ってもれない関係にあると私は考えます。それは単に水産資源としてだけでなく、生物との関わりや街の表情を形作るといった文化的側面もあります。今回は境川第一桟橋付近→境川東水門にかけて散歩します。

■潮風にあたりながら


船がたくさん集積する川沿い、交通公園付近を抜け上流へ。

暫く歩を進めると浦安市役所が見えてきます。新庁舎になってからというもの、壁面に大きな電光掲示板が煌々と情報を提示しているので、その存在は遠方からでもはっきりと視認出来ます。写真は市役所近くの川沿いで少し大きめの階段を上っては下ると、低所に歩道が設けられています。地図で確認した所、ここは水位観測としての役割があるようですが現在も使用されているかどうかは不明です。


ふと川辺に目を向ければ黒い鴨の姿が。


未だ肌寒さが残るせいもあってか、水はかなり透き通っています。小学生くらいの時に郷土資料館の浦安出身の方から聞いた話で「昔の水質はそれはもう沖縄みたいな透明度だった」なんて驚嘆した時の話をふと思い出しました。


更に、目を凝らして水面下を見てみると…。非常にわかりづらいですが写真中央部に帯状になって泳ぐおびただしい数の稚魚が! 河口付近に比べて、船も通らず波も非常に穏やかなので最適な場所なのかもしれませんね。

他にも何かないかと辺りを見回していると…。何やら小さな砂浜に黒い物体がぽつぽつと。


人目を避けるようにして羽を休める鴨たち。ああ…こんな所に小さな楽園があったなんて…。自分だけの秘密みたいで少し得した気分になりました。

■境川東水門に到着


水門の歩道は少し入り組んだ形になっていて、お花などの植栽に彩られていました。


水面の波紋を見て分かるように天気雨が降りました。不思議な巡り合わせもあるものです。


近場の椅子に腰掛けて、スケッチをしました。その場の香りや風、表情を感じながら制作できるので野外スケッチは屋内で絵を描くより効果的です。

向かい側にはレトロな雰囲気漂うレンガ壁と、木製の船が浮かんでいます。船の名称としてはおそらくのりを採るための船である「べか舟」と思われます。浦安市ホームページによりますと、べか舟は一人乗りの小舟で薄板で造られており、手漕ぎからのちに機械化された動力で動くようになったと言います。

皆さんも、境川沿いをウォーキングしてみてはいかがでしょうか。

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