浦安ってこんな街!
2.282020
自家製生ハム&パンチェッタ、新浦安駅前『ハチワレファーム』の野菜を使ったサラダ、イタリア伝統のパスタ『ヴィチドーミニ』も登場♪ 明海【コンクラーベ】で美味しい発見がたくさんありましたよーっ!
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新浦安エリアのグルメといえば、明海にある『ワイン食堂 コンクラーベ』は外せないでしょう! フレンチを修業した中島シェフのつくる数々のお料理は、変わらぬ味を守り続けるメニューから、最新の食材や調理法を取り入れた最先端のメニューまで、実に様々。そこへ店長の石直さんが厳選するワインを添えていただけば、まさに気軽に楽しめるビストロ。数年前にイタリアンを修業したスタッフ・中島さん(中島シェフと同じ名前!)が加入してからは、また別のアプローチから新しいアイデアがたくさん生まれているお店でもあります。なんでも最近は新たに生ハムを手づくりされているとか、無農薬のこだわり野菜のサラダが出るとか、イタリア伝統のパスタを使っているとか…そんな噂の真相を確かめに、コンクラーベさんへお邪魔してきました!
軒先に、何かが吊るしてある…!?
こちらはコンクラーベさんの店先。いつもと変わらないように見えますが…あれ?何か吊るしてある?
これ、なんと自家製の生ハムなんですって! 「これを見ると、今年もこの時期が来たなって感じるのよね」なんておっしゃるお客様もいらっしゃるほど、この時期の風物詩になっているのだそう。「これはコッパといって、豚の首~肩の部分です。このままだとけっこう塩分がきついので、塩抜きをしてからお出ししています」と中島シェフ。注文が入ると、この軒先から生ハムを持って厨房へ…。
こちらが噂の自家製生ハム・コッパ(ディナーメニュー)。
まるで花びらのような、ピンクのグラデーションがとってもキレイ。一口いただいてみると、んんっ…脂乗ってる! 熟成しているからか、胃もたれするような脂っぽさではなく、ねっとりと落ち着いた甘味を感じます。そして柔らかく、歯切れも良い。しょっぱすぎず、噛むほどに肉の旨味が口の中へ広がっていく生ハムです。これはチーズと合わせてワインを飲みたくなりますね…!
自家製生ハムは、スタッフの中島さんのアイデアから。「自分で美味しいと思うものを出したいので、いろんなものを自家製で作っています。生ハムのほかにも自家製パンチェッタ(豚のバラ肉を塩漬けにして熟成・乾燥させたもの。これを燻製させるとベーコン)、自家製レモンチェッロ(食後酒などで飲まれるレモンリキュール)などもぜひ味わってみてください!」と中島さん。
こちらは現在漬け込み中のレモンチェッロ。無農薬のレモンが入った時に仕込んだのだそうです。
自家製パンチェッタは、ランチメニューで見つけました! こちらは『自家製スモークパンチェッタと大根のラグースパゲッティ』。
カリッと焼かれたスモークパンチェッタは、スパイシーで脂の旨味がギュッと濃縮。まろやかな甘みの冬大根とベストマッチ! これはいくらでも食べられるパスタ…! ベーコンと大根なんて洋と和で喧嘩しそうですが、まるで竹馬の友のようにさらりと一皿にまとめてしまうとは…脱帽です。
無農薬の新鮮野菜を『ハチワレファーム』から入荷。サラダでどうぞ!
千葉県山武市の農家『ハチワレファーム』さんが、毎週木曜日に新浦安駅前マルシェで新鮮野菜を直売しているのをご存知でしょうか。昨年取材させていただいたのですが、ほとんどが無農薬なのにとってもキレイな野菜たちで、しかも野菜そのものの味わいが濃くて美味しいんです! 詳しくは過去記事をご覧ください。
【毎週木曜日は、千葉県山武市の新鮮野菜の直売日!】ほとんどが朝採り・無農薬、試食もあってとっても楽しい♪ さあ、木曜日は新浦安駅前へ『ハチワレファーム』に会いに行こう!
この『ハチワレファーム』のお野菜、スタッフの中島さんが「美味しい!」と感激し、なんとコンクラーベさんのメニューに取り入れることになったんです! 「他の野菜と比べて、美味しさが全然違いました。ぜひサラダに使いたいと思って、メニューに加えたんです」。
こちらは『ハチワレファームさんのいろいろな野菜とモルタデラハムのサラダ ポーチドエッグ添え』(ディナーメニュー)。
紫小松菜にからし菜、あやめかぶなど、ハチワレファームから届く旬のお野菜をふんだんに使ったサラダ。和えてあるドレッシングは塩分控えめで、さっぱりと野菜の味を堪能できます。オレンジ色はニンジンを素揚げにしたチップ。見た目もキレイですし、食感のアクセントにもなっています。卵と和えてまろやかな味わいを楽しむのも◎! ハチワレファームの野菜をゲットして、家でも真似したくなる一皿。※メニューはその時採れる野菜や季節によって変更になります。
ランチメニューにも、『ハチワレファーム』の野菜が使われています。前菜のニンジンスープもその一つ。
ニンジン本来の優しい甘みが引き立つ、さらっとした味わい深いスープ。全然えぐみがないので、ニンジン嫌いのお子様もきっと好きになってくれるはず!
イタリア伝統のパスタ『ヴィチドーミニ』、ぜひ味わって!
そしてスタッフの中島さんの肝いりで取り扱いが始まった、イタリアの老舗パスタメーカー『ヴィチドーミニ』のパスタ。
なんでも南イタリアで200年以上引き継がれている伝統のパスタで、もっちりとした食感とセモリナ粉の豊かな風味を楽しめるのだそう。太いパスタは「スパゲットーニ」、細いパスタは「スパゲッティ」と呼ばれます。
こちらは『かつお菜と里芋と鶏のスパゲットーニ』(ディナーメニュー)。太いとは聞いていましたが、うどんみたいな存在感です!
このかつお菜も里芋も『ハチワレファーム』のものだそう。「かつお菜って、九州では里芋と一緒にお雑煮に入れるんですよ。そのイメージで、鶏の出汁でまとめてみました」と中島シェフ。ピリッとしたかつお菜の個性を、クリーミィな里芋が優しくまとめていて、う~んこれは美味しい…! ですが、主役はあくまでヴィチドーミニのスパゲットーニ。
野菜の個性に負けない、もっちりと食べ応えのある太麺で、噛むほどに鼻までセモリナ粉の豊かな風味が広がっていきます。けっこうお腹にたまるので、2・3人でシェアがおすすめ。
今回いただいたかつお菜と里芋を使ったスパゲットーニは、メニューには載っていないもの。この日の仕入れ状況を見て、中島シェフが組み合わせを考えてくださいました(なので、これと同じものを食べたいとオーダーしても食べられないかも…ごめんなさい!)。シェフのアイデアを楽しみたいときは、「おまかせ」でオーダーするのもコンクラーベの楽しみ方の一つ。アッと驚く組み合わせで、ドキドキさせてもらえること間違いナシです!
いつ行っても美味しい発見があるお店『コンクラーベ』
イタリアンで修業した中島さんが加わり、料理の幅がさらに広がったコンクラーベ。「僕はフレンチ、彼はイタリアンなので、アプローチの違いはあります。でも、お客様に美味しいものを提供するという目指す場所は同じなので、良い刺激になっていますね」と中島シェフ。
「浦安に住みたい!」では現在の明海に移転される前、北栄にお店があったころからコンクラーベさんの取材をさせていただいていますが、いつ訪れても「コンクラーベさんなら美味しいものが食べられる」という安心感があります。現状にあぐらをかかず、常にその先を追い続けていく姿勢は、本当にカッコいい。“飽くなき探究心”という言葉がぴったりのお店です。
ランチもディナーも、たくさんのお客様で賑わうコンクラーベさん。訪れる日が決まっている場合、特に複数人数の場合はご予約を入れておくことをオススメします! ディナーメニューでご紹介したものも、用意ができればランチ時間帯にも提供してくださるので、ご予約の際に相談してみてください。ちなみにお子様連れもOK♪
いつ行っても、美味しい発見がある『ワイン食堂 コンクラーベ』。ぜひその目で・その舌で、感じに行ってみてください!
ワイン食堂 コンクラーベ…浦安市明海4-2-4 047-380-3733 http://www.conclave.jp/index.html、Facebook、Instagram
不定休(※ホームページをご覧ください)
ランチ平日:11時半~14時半(LO14時)、土日祝:11時半~15時(LO14時)
ディナー平日:18時~23時(LO22時)、土日祝:17時半~23時(LO22時)
ミッドナイト金・土:23時~最終入店0:30
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