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【News Report】障がい児と地域を繋ぐ架け橋を作り続けているヒト

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約25年前の浦安市、障がいのある息子さんとその同じ思いをもった数家族で、障がい児支援の活動に力を注いできた。そしてこの春、新たにさらなる一歩に挑戦。

アリスのうさぎ

まだ障がい児への支援がほとんどなかった25年前の浦安市。「当時の障がい児は就学先すら本人や親に選択の自由がなかった。緊急一時の預かり先も千葉県の隅のほうの病院などだった」そうお話しされるのは、自身の息子さんも障がいをもつ「特定非営利活動法人アリスのうさぎ」理事長の竹谷さん。

親御さんの待合室はあざやかなブルーのソファ。すぐ隣の部屋では、子育て広場やマンツーマンの個別学習指導、個別療育を実施。保護者同士の情報交換などができる交流スペースなども行っています。やなぎ通り沿いにあり、コインパーキングも近く通いやすい。

当時はとにかく「障がい児も地域で暮らしていけるように」と夢中で勉強し、やれることは何でもやり、数名の同じ思いをもったご家族と共に浦安市に何度も要望を伝えに行ったそうです。今でこそ国の制度も充実し、浦安市に事業所も増え、共働きでも障がい児にとって必要な支援がうけられるようになってきたと言います。

 

そして、竹谷さんは次の一歩を歩むべく、今まで支えてくれた仲間の後押しもあって、この春一念発起。それは、「18歳からの障がい者自立プログラム」と「制度だけではできない部分を補いたい」ということ。特に、同じ思いを持ったお母さんが「知り合う」「繋がる」とか、本人の「個性を伸ばす」「力を発揮する」など、制度にとらわれない民間だからできることを行っていきたい、小さなときから一緒に育ちあう場も提供していきたい、と話されます。“主役ではないが、重要な役割をもつ道案内“ という意味でつけられた「アリスのうさぎ」。このお話が同じ思いを持った方に少しでも届いてほしいと思います。

「アリスのうさぎ」目指すトコロ

障がい児・者、ひとりひとりが、持っている力を発揮し、人権が守られ、地域で働き暮らしていける社会を実現したい。そのために、障害があってもなくても、ともに知り合い、一緒に学び、地域の中でその姿がしっかりと見えて行くことが必要だと思います。地域生活を送るうえで、足りない部分を補えることができれば、その人の生活は可能になると思います。当事者の親の立場で共感できる部分も多くあると思います。この思いにご賛同いただける方、アリスのうさぎに遊びにきてみませんか?

特定非営利活動法人アリスのうさぎ…浦安市猫実3-17-21-101 070-3533-1739
賛助会員入会の募集
理念にご賛同いただける賛助会員を募っております。年会費3,000 円となります。みなさまのお力添えをお願いいたします。理事長 竹谷 弘美

※この内容は、フリーペーパー「浦安に住みたい!」9・10月号に掲載された内容です。

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