浦安ってこんな街!
8.182018
暑さを笑いで吹き飛ばそう! 「みはまいきいきサロン」の落語&マジックショー
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毎日、暑い日がつづいています。去る7月17日(火)美浜公民館で行われた、「みはまいきいきサロン」の落語&サロンマジックでは、来場者のみなさんの元気な笑い声でしばし暑さを忘れ、爽快な時間を過ごすことができました。
会場となる美浜公民館の第三会議室で、まず驚いたのが緋毛氈(赤い布)がかけられた高座があること!文字通り聴衆より“高い位置”にある高座なのです。上手側には木製のステップが備え付けられています。
本日落語を聴かせてくださるのは、根っこ家二四三(ねっこやにしさん)こと、下西 勝彦(したにし かつひこ)さん。
下西さんは以前こちらでもご紹介させていただいた、語り部サークル・根っこの会に所属されています。
言葉の表現だけなのに、まるで映画かドラマを見ているよう…! 「語り部サークル・根っこの会」の“語りの会”にお邪魔しました!
そのとき聴かせていただいた落語「やかん」が大変面白く、今回も楽しみにしていましたが、この期待は裏切られることはありませんでした!
演目は「寿限無」と「雑俳」。どちらも短く、落語をはじめて聴くという人にもわかりやすい演目とのこと。下西さんはこのように短い噺のレパートリーを25以上持っているのだとか。スゴいですね!
落語に入る前に、導入部として語られる“マクラ”。この部分から面白い!そしてマクラから本題への入り方がとても自然です。
「寿限無」はご存じの通り、生まれた子どもに名前をつける話。仏教説話など、現代人には馴染みの薄い難解なコトバが頻発します。これを下西さんは、手作りカードで実際の漢字を見せて説明してくださるので、話の流れがしっかりと理解できます。
本来の落語ではあまりつかわれない方法だそうですが、日頃落語に親しみのない世代にはありがたい!
下西さんはご自宅のある市川近隣の小学校で、4年生の国語の授業で「落語」を習う子どもたちのために、生の落語を知ってもらおうと落語を練習しはじめたのだそうです。どうりで、このような工夫にも納得です!
今回はシニア対象の「みはまいきいきサロン」でしたが、次回はぜひ浦安市内の小学校でも落語を聴かせて欲しいです!
間に来場者のみなさんと唱歌をうたうコーナーを挟みます。
♪今は山中〜で始まる「汽車」はみなさん、よくご存じでしたが、もうひとつの「船頭さん」の方は、今回の案内役・浦安市社会福祉協議会東1支部社協推進委員の方々は、あまり歌った記憶がないそうです。
来場者のシニアの方々はよくご存じでした。下西さんも「僕も、この歌よく知ってるよ。一緒に歌いましょう!」とリードして元気に歌って下さいました。
「寿限無」の次の演目は、浦安市内の幼稚園でも披露したというパペットショー「犬さんの話し」。みなさんよくご存じのかわいい犬のキャラクターぬいぐるみが下西さんと一緒に愉快な旅に出ます。
途中、「幼稚園の子ならここでワーッ、と喜んでくれるんだけどなあ」「幼稚園の子のように純粋な心で見てください!」と客席をいじって笑わせます。
本日二つめの落語は「雑俳」。雑俳というのは俳句の種類のようです。こちらもマクラから自然に導入。俳句をよく知らない人の、季語を勘違いした俳句が次々飛び出し大笑いでした。
そして、お次はブラボー・ナカダさんのサロンマジックショーです。
ご準備の間、下西さんが楽しい歌と踊りを披露してくださいます。
カラフルな道具が並ぶ、ブラボー・ナカダさんのサロンマジック。こちらも観客をどんどん巻き込んで爆笑に次ぐ爆笑。とぼけた感じのトークが面白い!
失敗したと見せかけて…、大成功!手品の種がどんなふうになっているか、じいっと目を凝らして見ていても、まったくわかりませんでした!
おおいに笑って、歌って、驚いて。あっという間の二時間弱。次回の「みはまいきいきサロン」も楽しみです!
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