浦安ってこんな街!
1.102018
言葉の表現だけなのに、まるで映画かドラマを見ているよう…! 「語り部サークル・根っこの会」の“語りの会”にお邪魔しました!
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みなさんは、「語り」の世界を体験したことがありますか? 小学校などのボランティアで行われている絵本などの読み聞かせは馴染みがあるかと思います。「語り」は、絵本の挿絵を見せながら、書いてある文字を追っていく読み聞かせとは異なり、内容をすべて暗記して言葉だけで表現するものです。
市川を拠点とする「語り部サークル・根っこの会」さんは、ここ浦安市内でもご活動されているということで、介護つき有料老人ホーム“舞浜倶楽部 富士見サンヴァーロ”にて12月1日に行われた“語りの会”にお邪魔させていただきました。
閑静な住宅街の中、木々に囲まれた広々とした場所にある“舞浜倶楽部 富士見サンヴァーロ”に、メンバーのみなさんが集まっていらっしゃいました。
本日、「語り」が行われるステージ。椅子が1つ置かれただけのシンプルな空間です。ところが…。
ひとたび、「語り」が始まった途端、私たち観客はぐんぐんおはなしの世界にひきこまれていきます。
この日の演目は、インドの昔話「悪魔を追っぱらった商人」、日本の昔話で「初夢長者」、落語の「やかん」の三本立て。まるで映画かドラマを見ているかのように、映像が目に浮かんでくるんです…! いきいきと表情豊かに語られる「根っこの会」の方、ご自身の他に幾人もの人の様子が見え、声が聞こえてくる…。とても素晴らしい体験でした!
最後は、会場のみなさんと大きな声で合唱。ただ受け身で聴くだけでなく、メンバーの方と来場者の方が一緒に歌をうたって楽しめるというのは魅力的ですね!
代表の佐藤泰子さんにお訊ねしたところ、毎月第一金曜日、“舞浜倶楽部 富士見サンヴァーロ”に来るようになってから、10数年目になるとのこと。毎回、必ず聴きにきてくださる常連さんもいるそうです。
楽しい落語を演じてくださったメンバーの下西勝彦さんは、浦安の民話を集めて再話されています。特別に冊子をいただきました。文章を読んでいるだけで古き良き時代、浦安に暮らす人々の話し声が聞こえてくるようです! ぜひ、生の語りで聴いてみたい!
メンバーのみなさんは、「おはなしの内容をすべて覚えて生き生きと表情豊かに聴衆に向けて楽しく語る」という非常に難易度の高そうなことをじつにサラリと格好良くされていましたが、素人の私たちがそれをいきなり真似しようたって土台無理な話…!
けれど、月二回の定例会・勉強会などで、メンバーの方々の日々のレッスンなどを間近に見、また体験することができたら、少しは近づくことができるかもしれませんね!
ただいま会員募集中! とのことなので、ご興味のある方はぜひ連絡してみてください。
「語り部サークル・根っこの会」
https://genki365.net/gnki02/mypage/index.php?gid=G0000372
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