子育てをしていると、楽しいこともありますが、上手く行かないこともたくさんあります。つい怒鳴ってしまう。手を上げてしまう。後々、「なんであんなことしちゃったんだろう」と罪悪感に駆られる…。”虐待”とまではいかなくても、なんとなく子どもに後ろめたい思いを抱えてしまっているお母さん・お父さん、多いのではないのでしょうか。

『合唱が一人でできないように、子育てもみんなで一緒に！』をスローガンに、日本全国で子ども虐待防止の活動を行っている『オレンジゴスペル』。浦安では2011年・2015年に続き3回目で、11月13日(日)、WAVE101中ホールにて開催されます。お子さまのいるご家族だけでなく、若い方からお年寄りまで、いろんな方に参加してほしい内容になっています！

『オレンジゴスペル』って何？

虐待のない社会の実現を目指しす市民運動である「オレンジリボン運動」。子どもの虐待が増え続ける中、児童虐待防止全国ネットワークが2006年からオレンジリボンの総合窓口を担い、今では全国の自治体や団体に広がりつつあります。『オレンジゴスペル』は、オレンジリボン運動を知ってもらうために、ゴスペル音楽を通じて行っている活動です。

浦安会場でのオレンジゴスペルを主催している『ゴスペルクワイア　エノーマスヴォイス』の皆さん。

のびのびとした歌声が、ここまで響いてきそうですね…！

 合唱スタイルのゴスペル音楽は、一人では歌えません。合唱と同じく、子育てもみんなで…この合言葉を柱に、全国各地で展開している『オレンジゴスペル』には、イベントの趣旨に賛同した音楽家の方々も多数協力してくださっています。子どもの虐待防止に関連する講演やトークショーも盛り込まれ、毎年違う内容・違う音楽家の方をお招きしているオレンジゴスペル。2015年の浦安会場での開催には、なんと100名近いお客様が足を運んだそうですよ！

2012年の浦安会場にて。みんなの笑顔がとってもステキ！

第一部の講演では、「しつけ」と「虐待」の違いをみんなで考えます

今年の講演では、育児情報誌「miku」編集長の高祖常子先生を講師としてお招きします。みんなで「しつけ」と「虐待」について考える…というこのテーマ、自分の子育てだけでなく自分の子ども時代を振り返ると、いろんな意見が出てきそう。

子どもをたたいている親は約7割、親からたたかれていた人は約8割。しかし、44％は「たたくしつけ」に迷いを感じている。 祖母や夫に「厳しくしつけろ」と言われて止むを得ずたたく母親もいるという。　JIBUNマガジン11月号 【イベント報告】しつけのために「たたかない」と決めることが大切／高祖常子さんによる「たたかないどならない子育て講座」より

こちらの講演は無料で入場可能。お子様連れも歓迎！とのことです（保育スペースなどはありませんが、入場歓迎。1時間じっとしていられないお子さまのために、音の出ないおもちゃやお絵かきグッズなどをお持ちください！）。先着80名までですので、お早めにお申込ください。お申込はこちらから→https://ws.formzu.net/fgen/S40234493/

第二部のゴスペル・ワークショップでは、みんなでゴスペルを歌う！

今回の講師は、アメリカから初来日するナンシー・ジャクソン・ジョンソン氏。4オクターブの音域を持つボーカリストとして、全米で活躍しているアーティストです。

浦安会場では、初めてご参加される方にも楽しんでいただけるような曲目を練習します。楽譜が読めない…と言う方も安心。楽譜は使いません！ 以前初めて参加されたお客様から、「初めて参加したので全然わからなかった。でもゴスペル経験者の方も周りにいて色々教えてくれた。これが『子育てのようにみんなで』なんですね。」というご感想をいただいているように、初めてでも大丈夫。本場NYスタイルのゴスペルで、みんな一緒に楽しく歌いましょう！

■オレンジゴスペル浦安会場　概要