イオン新浦安4階にあるラーメン屋さん「麺屋土竜」主催で、2021年に始まった「新浦安 掃除で笑う会」。麺屋土竜のオーナー・新福さんを中心に、店長の西山さんをはじめとしたスタッフさん、新福さんに共感するお客様、そして掃除のプロ「日本を美しくする会」のお掃除ソルジャーの面々が参加し、月に１度新浦安駅周辺を掃除しているんです。そんな「新浦安 掃除で笑う会」が始まった当初、「浦安に住みたい！」でも一度取材をさせていただきました(過去記事はこちら)。

結成から約2年、徐々にメンバーも増えてきた「新浦安 掃除で笑う会」。3月はスペシャルバージョンで、イオン新浦安内のトイレ掃除が開催されました！「トイレ掃除は掃除の神髄を学ぶにはもってこい。ぜひ参加してください！」と新福さんからお誘いを受け、私も参加してきました♪

うわぁ…と思う汚れも、キレイになると気持ちいい！

集合は朝7時20分。麺屋土竜のスタッフさん、歴戦の猛者であるお掃除ソルジャーの皆さん、お客様、初参加の方もちらほら。いざ、掃除開始です！

「日本を美しくする会」のトイレ掃除の極意は、「トイレ丸洗い」。こうした商業施設のトイレの場合、便器や床の掃除は業者さんが定期的に入っていますが、ウォシュレットを取り外した裏側までは掃除されていませんし、壁や洗面台の頑固な水垢・石けん垢も取りきれていないことがほとんど。汚れを目の当たりにすると「うわぁ…」と思わず引いてしまうのですが、意を決して掃除をしはじめると、どんどんキレイになっていくのがとっても気持ちイイ！ いろんな道具を駆使しながら汚れを取り除いていく作業は、没入感がすごかったです。いろんな情報が飛び交う現代において、ただ無心になれる時間というのも貴重。

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朝イチの時間帯での掃除でしたが、トイレを利用されるお客様もいらっしゃり、使えるトイレが少なく混雑してしまうこともありました。ご協力いただいた皆様ありがとうございました…！

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洗面台をピカピカにするのも楽しかった！ お掃除ソルジャーの大木さんが、隣で「すごくキレイ！ 新品以上に輝いてるわね」とほめてくださるのがなんだかくすぐったくて、でもちょっと誇らしくて…。初心者の私の仕事なんて、お掃除のプロたちから見れば絶対にまだまだ改善の余地があるはずなのに、まるっと受け入れて「キレイ！」と肯定してくれる。初めてでも気持ち良く掃除ができたのは、丁寧に指導しながらも全肯定してくれた皆さんのおかげです。

掃除を介したコミュニティづくり

お掃除は約1時間。まだやり残した箇所があってもスパッと切り上げるのも大切！ 道具をきれいに片づけて、感想などを一言ずつ発表。「家の掃除でも活かしていきたい」「とっても気持ちよかった！」などなど、皆さんの感じたことを聞くのも実のある時間でした。時間のある人たちはこのあと移動して、みんなで軽いお茶会をしました。

「新浦安掃除で笑う会は結成2年ですが、私自身が掃除を始めてからは4年くらい。掃除っていいんですよ。お金にならないからこそ、こうして一緒に掃除できる仲間を大切にしたいなと思います。掃除そのものというより、コミュニティづくりですね。居心地がいいなと思える居場所を、たくさん作っていきたい」と新福さんは話します。

今回はトイレ掃除でしたが、いつもは新浦安駅周辺のゴミ拾いをしている「新浦安 掃除で笑う会」。今の自分にモヤモヤしている方、居場所が欲しいと感じている方、お掃除が苦手な方も大歓迎！ 次回4月の開催日は新福さんのTwitter@menyamogura にて発信されますので、気になる方はぜひフォローしてみて♪

麺屋土竜…浦安市入船1-4-1 イオン新浦安4F　047-704-8001
11:30～22:00
☆最新情報はオーナー新福さんTwitter、もしくはもぐらっちょTwitterにて！