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新しいスタイルで開催された、明海のマンション「夢海の街」のお祭りに行ってきた!

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8月27日(土)、明海のマンション「夢海の街」にて、夏祭り「YUMEMI LATE SUMMER PARTY 2022」が開催されました! こちらもコロナ禍で3年ぶりの開催となった夏祭り。規模を縮小するだけでなく、屋内での実施を避ける・イートインエリアを分ける・密をつくらないといった感染対策を行い、これまでとは違う夢海スタイルを追求されました。そんな「YUMEMI LATE SUMMER PARTY 2022」、一体どんなお祭りだったのでしょうか? レポートします♪

ウィズコロナ時代の自治会のお祭り。実施できた理由とは

ヤシの木に囲まれ、リゾート感あふれる「夢海の街」。マンション内には噴水があり、夏場は敷地内で子どもたちに水遊びをさせることもできるんです! そんな「ラグーン広場」が、「YUMEMI LATE SUMMER PARTY 2022」の舞台。

私が訪れたのは15時ちょっと前。ちょうどオープニングの挨拶、そしてキッチンカーも到着し、ドリンクやフードの提供が始まるころでした。住民や近隣マンションにお住まいの方、子ども連れに赤ちゃん連れ、中には三世代で会場に姿を見せる方も!

この2年間、どうしたらお祭りを開催できるのか、みんなで検討したのだそう。「浦安市の定めるガイドラインに従い、どんな対策を取ればよいのか、どの状況になったら中止の判断をするのかの見極めができるようになった。また、以前は『コロナにかかったら悪』という風潮が強く、体調が悪くても言い出しにくかったり、コロナにかかったことを周りに言えなかったりしましたが、今は『ちょっと体調が悪い場合はすぐに伝える』のが普通になってきました。今回開催できたのはその2点が大きいです」と、実行委員長の小林さん。とはいえ、屋内アトラクションは全て中止とするなど、規模はこれまでの半分以下。そんな中でもホームページデザインを一新し、アクセスや動員は増えたと言います。

まずは実行委員長の小林さんからのご挨拶。「実に3年ぶりのお祭りです。例年よりは規模を縮小しての開催となりますが、久しぶりにいろんな世代の方と交流して、お子さんも大人の皆さんも楽しんでいってください!」

調理が必要なフードはプロにお任せ! キッチンカーや地元のお店が大集合♪

お祭りには欠かせない出店の数々! こちらは自治会の皆さんが主催の、生ビールにドリンク、そして産地直送の新鮮なきゅうりとミニトマトが販売されているブース。ミニトマトはおたまですくって、すくえた分を食べられるんです! 金魚すくいみたいな楽しみ方ですね(金魚は食べませんが)♪ きゅうりは1本まるごと豪快にガブリ! 味噌やマヨネーズなど好みに応じて付けてくれます。

そしていつもと違うのが、キッチンカーが登場していること。「いつもは屋台で焼きそばを売ったり、フランクフルトを売ったりしていたんですが、今回はコロナもあるし素人は関わらないようにしようと。プロの皆さんをお呼びして、提供いただくことにしたんです」と話してくれたのは、自治会移行準備チームリーダーの上原さん。北栄の「創作ダイニング 大盤振舞」さんや、中央図書館脇の「Book Cafe Dan」さん、そしてキッチンカーはタコライスの「Food Truck OFFSHORE」さん、カルボナーラ風うどんの「Kitchen Car 今ちゃん」が出店されていました! 自治会のお祭りといえば屋台メシが定番ですが、確かにこういうスタイルもアリ…! プロのつくるお料理なら、コロナや食中毒なども安心していただけます。何より本格的で美味しいのも嬉しい♡

力強く舞う、「明海よさこい連」! お祭りが始まりました~!

そうこうしているうちに、オープニングイベント「明海よさこい連」のパフォーマンスが始まりました! 結成17年、市内のお祭りは大小問わず出演してきた「明海よさこい連」の皆さん。コロナ禍に突入してからはなかなか踊りを披露する機会が訪れず、出演が決まっても急遽中止になってしまう…ということもあったのだそう。現在は幼稚園の年長さんから大人まで踊り手は30人ほどが在籍。「舞だ!」の旗がはためく下で、力強くイキイキとした「舞だ浦安舞!」や「よさこいソーラン」、新曲「永久(とわ)に」を披露してくれました!

明海よさこい連の皆さん、今日は夢海の街のお祭りで踊ったあと、高洲のレジアスフォート新浦安のお祭りでも踊るというダブルヘッダーなんですって…!

子ども向けのゲームや、フォトセッションもありました!

ゲームやワークショップのブースもありました。こちらは「トスアクロス」、ひとり6個のビーンバッグをターゲットに投げて、縦・横・斜めのラインに揃えると勝ちなんですが、簡単そうに見えて意外と難しい…!

紙ヒコーキづくりのブースでは、色とりどりの画用紙を使って紙ヒコーキが作れます。指導するのは航空関係のお仕事をされていた方で、子どもたちによく飛ぶコツなども伝授してくれていましたよ! この日は風が強く、なかなか滞空時間が伸びませんでしたが、みんな楽しそうに自作の紙ヒコーキを飛ばしていました。

ビンゴラリーでは、クローズアップした写真を見て、夢海の街のどの場所かを探り当てます。写真は防火水槽・消火器やAEDなどのマンション防災に役立つものばかり。そう、このビンゴに参加するだけで、何かあったときにどこへ飛んでいけばいいかわかるようになるんです! 見事な工夫ですよね~。写真の場所には数字が書いてあり、その数字を集めて手元のビンゴが完成すれば景品がもらえちゃう☆

2号棟のピロティ下では組みひもづくりが行われていました。オリジナルのブレスレットが簡単に出来る! そういえば子供のころ、ミサンガづくり流行ったなぁ…。年配の方が子どもたちに教えている光景が、とても眩しかったです。

ステキだなぁと思ったのはフォトセッション。住民の方のお知り合いというプロのカメラマンさんが来てくださっていて、お祭りの賑やかさをバックに写真を撮ってくれる♪ 記念日でもない、旅行先でもない、今自分が住んでいるマンションで撮る写真。…とはいえ緑豊かで噴水のきらめく「夢海の街」、さらにプロに撮影してもらったとなれば、思い出の一枚にふさわしい写真が撮れたに違いありません!

新たなコミュニティづくり

現在、管理組合の組織の一部としてコミュニティ組織がある「夢海の街」。来年からはその体制を一新し、自治会として独立した組織にしつつ、「やりたい人がやりたいことをやりたいときに出来る」体制を作っていくそうです。「順番で役員が回ってきてしまって渋々やらされるんじゃなく、やりたい人がやれる組織にしていきたい。この先20年30年、長く夢海の街に住むことを考えたら、やはりコミュニティの活性化・最大化は大きなテーマですね」と話してくれたのは、管理組合で理事を務める市毛さん。

夢海の街は築28年。当時からいらっしゃる70代前後の方もいれば、後から移り住んできた子育て世帯も増えてきて、ゆるやかに世代交代が進んでいます。赤ちゃん連れのご家族、走り回る子どもたち、忙しく動き回る大人たち、優しく見守るお年寄り。マスク越しでも感じる、たくさんの笑顔。

お祭りの夜のイルミネーション。住民が自ら工夫して担当したことでより華やかになりました!

時は流れ、時代は変わる。時の流れや時代に合わせて、私たち自身に変化が迫られる場面も多々あります。ゆるやかに、でもしなやかに。変化の激しいこの時代に、「YUMEMI LATE SUMMER PARTY 2022」はコミュニティの場としての新たな在り方を見せてくれました。今後も「夢海の街」からどんな取り組みが飛び出すのか、注目です!

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