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【5月のノノパルフェ】この時期らしいさっぱりとしたパフェの中身は、『グレープフルーツ』と『煎茶』の意外なマリアージュ!

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蒸し暑い夏がやってくる手前、束の間の爽やかな季節。ぐんぐん濃さを増していく木々、色鮮やかで芳しい花々、キラキラと眩しい日差し…生まれ変わったような清々しい気分にさせてくれる、それが5月!

日の出の洋菓子店『l’atelier de nono』さんで、イートイン限定で毎月提供されている『ノノパルフェ』。5月のノノパルフェは、そんな新緑の眩しい5月にぴったりの『パルフェ プティ ルミエール』――“小さな光”と名付けられた今回のパフェは、グレープフルーツをメインに、なんと煎茶を合わせているんです! グレープフルーツと煎茶…自由の女神に浴衣を着せるような組み合わせに感じてしまいますが、一体パティシエはこの二人をどうまとめたのでしょうか?

パティシエが目の前で組み立てていく、その時間も楽しむパフェ

ノノパルフェは事前予約制1日10食限定。店主でパティシエの野々山さんが、目の前でパフェを組み立てて提供してくれます。組み立て~食事が終わるまでの約1時間半、野々山さんを独り占めできるのもノノパルフェの魅力の一つ! なかなかケーキ屋さんのパティシエとじっくり話をする機会って少ないと思うので、ぜひこの時間を使ってパフェのこと、お菓子のこと、お店のこと、野々山さんのこと…気になることを聞いてちゃってみてください♪

「では、お作りさせていただきますね」。青のエプロンでカウンターの向こうに現れた野々山さんが、伏せてあったグラスを上に向けると、『ノノパルフェ プティ ルミエール』の幕開きです。

落ち着いた煎茶の緑に、グレープフルーツの花が咲いていく…

まずは煎茶ジュレ。ゆるいジュレと、賽の目に切られた固めのジュレが2種類入ります。「ゆるいジュレは通常の70℃ほどのお湯で出した煎茶、固いジュレは水出しの煎茶で作っています。食感も違いますし、水出しの煎茶だと甘味が引き立つんです」

続いてピンクグレープフルーツのクリーム。そして中粒のフィナンシェロッシェ

鮮やかなサーモンピンクが美しい、ピンクグレープフルーツのコンポート。入った瞬間、グラスに花が咲いたよう!

そして氷菓子が2種。ヒマラヤ岩塩を使ったピンクソルトのアイス、そしてピンクグレープフルーツのソルベ。「グレープフルーツと塩って合うんです。この組み合わせはいつかやりたいと思っていて、今回パフェで実現することができました」

先ほどのコンポートを追加し、煎茶のクリームをたっぷりと絞ります。

実の部分だけをじっくりと乾燥させたグレープフルーツのチップピンクグレープフルーツの皮のコンフィ黒糖とキヌアのチュイールを飾って、完成です!

意外な組み合わせかと思いきや、最高のマリアージュ♡

今回のパフェに関しては、正直口にするまで味の想像が全然つきませんでした。グレープフルーツと煎茶…と訝しみながらも、一番上のグレープフルーツのチップと煎茶クリームを口へ運んでみると、「これか!」と一気に世界が開けました! はじめに煎茶の清々しい香りが鼻に抜け、口の中でグレープフルーツの酸味と甘味が弾ける。そして煎茶のすっきりとした甘味、ほのかな苦味が心地よい余韻を作る…。なにこれ美味しい!

木漏れ日が風に揺れて光と影を交互に落とすように、食べる箇所や口に入れた具材の比率によって、グレープフルーツの弾ける元気さが顔を出したり、煎茶のたおやかさが現れたり。時として張り切りすぎちゃうグレープフルーツを、煎茶がうまく手綱を握ってくれているような。自由の女神と浴衣なんかじゃない、この二人を題材にドラマ化できちゃいそうな、こんな出会いがあったらいいな…と羨ましくなっちゃうような、“マリアージュ”とはまさにこのこと! パフェ自体がさっぱりとした仕上がりなので、黒糖のチュイルがこっくり甘くて良いアクセント。一番下の水出し煎茶ジュレも、プリっとした食感とすっきりとした甘さが最後の最後で効いてくる!

「グレープフルーツのパフェが作りたいというのがまず最初にあって。あの苦味をどう生かすかを考えたときに、煎茶を思いついたんです」と野々山さん。「抹茶は洋菓子でもよく使うのですが、苦味が強いし面白みに欠ける。煎茶は苦味だけでなく甘味もあるので、グレープフルーツとも相性が良いんじゃないかと」。ノノパルフェを取材させていただくたびに、野々山さんの頭の中を覗いているようで、パティシエって芸術家なんだな…と思わされます。パレットの上の素材をどう組み合わせ、グラスの中に描くか。味はもちろん色・香り・食感など、グラスの中では1+1が3にも4にもなっていく。これを感動と呼ぶのかもしれません。

事前予約制。ご予約は店頭もしくはお電話で、どうぞお早めに!

パルフェ プティ ルミエール』は2880円(+300円でドリンクが付きます)、5月いっぱいの提供です。事前予約制のため、ご希望の方は店頭かお電話にてご予約ください。例にもれず土日は予約が埋まり始めているので、ぜひお早めに! 季節を味わうノノパルフェ、5月はグレープフルーツと煎茶のマリアージュをお楽しみください♡

l’atelier de nono…浦安市日の出1-3-1 047-329-2838
10:00~18:00(Cafe ~17:00 LO)、火曜定休(水曜不定休あり)
Home | l’atelier de nono 新浦安 ケーキ 焼き菓子 (latelierdenono.com)
Instagram @latelie_de_nono

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