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話を聞くこと、耳を傾けることが他者理解への一歩!【障害者の家族ときょうだい児支援 NPO Spica(スピカ)】

12月18日(土)、複合福祉施設・東野パティオの中で行われたクリスマス会にお邪魔させていただきました。会場となった調理実習室にはバルーンをつかった楽しい飾りつけがいっぱい。

なんと“ガチャガチャ(ガチャポン)”の機械まで!

 「いいなあ」と羨ましがったら「大人はガチャガチャしちゃダメなの?」と気の毒がってくれた子どもたち。やさしい…。

“キャンディすくい”もできます! おたまですくって、こちらも楽しそう!

こちらは市内で活躍する手作りマジシャン・小西さんの愉快なマジック。みんな真剣な表情で見入っています。

画用紙に描かれた金魚が逃げ出して…水槽の中。 「なんでなんで!? ぜんぜんタネがわからないんだけど…」大人も大興奮です。

そして、大盛り上がりのビンゴ大会。

クリスマス会に集ったのは、障がいのある子どもとその家族。主催は【障害者の家族ときょうだい児支援 NPO Spica(スピカ)】。過去にも「お菓子教室」など楽しいイベントを企画してきました。

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取材先に伺うたび、痛感するのは自分があまりにも「知らなさすぎる」ということ。新聞やニュースで話題になったり、SNSでバズったりしたことを少しばかりわかった気になっていても、直接当事者の声を聞くと自分がなにも理解していなかったと気づかされます。今回もそうでした。

お話を伺ったのは【Spica(スピカ)】代表の毎田 潤子さん。浦安市議会議員としての毎田さんをご存じの方も多いでしょう。

毎田さんには重い障がいをもつ息子さんがいます。同じように障がいのある家族をもつ仲間とともに昨年3月、この団体を立ち上げました。

「障がいの重さ、種類はみなそれぞれ違いますし、ご家族の考え方もそれぞれなんです。普通学級で学ばせたいと考えている親御さんもいるし、特別支援学級でその子の発達や個性に合った教育を、と望む方もいらっしゃいます」と毎田さんは言います。

「専門家の知識やアドバイスももちろん大事です。でも、ただ話を聞いてほしい。こんな個人的な、ささいなことを話しても大丈夫だろうか…というようなことに、ウチもそうだよ、心配しなくていいよ、って同じように障害ある子を育てている人に共感してほしい。そんな方々のための居場所をつくりたいと考えました」

当事者同士、ゆるく、安心して繋がれる場所があったらいい。ホッと息抜きできる時間を過ごしてほしい。そんな思いを込めて【Spica(スピカ)】では【星カフェ】というつどいの場を提供しています。スピカってとても明るい星(1等星)のひとつですね。

※こちらのチラシの情報はすでに終了したものです。次回の開催情報は【Spica(スピカ)】のホームページやfacebookでご確認ください。

メンバーで無理せず、できるだけのことをしてみようという趣旨でスタートしたため、助成金は受けておらず、この星カフェの参加費(100円)が唯一の収入源・運営費となっているそうです。

「必要とされる方に【星カフェ】の情報が届くとよいな、と思います。また、Spica(スピカ)】の活動についてご理解・ご賛同くださる方に運営のサポートや、ご寄付をいただけたら助かります」と毎田さん。

「障がいのある人もない人も一緒に暮らせる街であるべき。学校も“インクルーシブ教育”を推進すべき」と私は考えていました。しかし、今回、当事者である毎田さんのお話を聞いて、じぶんには理解が足りていなかったことに気づきました。

本当の意味で「障がいのある人もない人も一緒に安心して暮らせる未来」を望むなら、まずは「知ろうとすること」、そして「話を聞くこと」が大事だと思ったのです。

障がいのあるきょうだいをもつ子どもは、我慢を強いられてしまうことも多いそうです。「その子たちが自分らしく、豊かに生きていけるようにサポートする必要を感じています」と毎田さん。

このパーティーの最後に、障がいのあるきょうだいをもつ子どもたちと遊ぶ機会があったのですが「大人だから、知らない人だから」と身構えたり、区別したりすることなく、あそびの輪の中に私を招いてくれたのが印象的でした。

私たち大人はつい、頭だけで考えてしまいがちですが、障がいをもつ子どものきょうだいたちは「インクルーシブ」なんてコトバを意識することもなく、ごく普通に「インクルーシブ=差別のない世界」を体現している気がしました。

大人になっても学ぶべきことはたくさん! みなさんもまず「知る」ところからはじめてみませんか。

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