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浦安ってこんな街!

【浦安の個人店】自転車を買う・直すだけじゃない!『かんべ』にあるのは下町のあったかさ。おしゃべり好きな店主と看板犬ジャンボに会いに行こう♪

北栄の角地にある、黄色いテントが目印の自転車店『サイクルショップかんべ』さん。電動自転車やいわゆるママチャリなど日常使いの自転車を主に扱う、街の自転車屋さんです。約20年にわたって浦安・元町の自転車を支え続けてきた『かんべ』さんは、浦安に来たばかりの若者から子連れママ、それに地元のお年寄りまで、まさに老若男女が利用する懐の深いお店! 取材にお伺いしてきたら、その理由も納得。下町のあったかさが詰まった、とっても魅力的なお店でした。たっぷりレポートします♪

寅さんの団子屋みたいな、自転車屋さん

かんべさんがこの場所にお店を構えたのは、平成14年のこと。「時計メーカーに勤務していた親父が、脱サラして始めたお店なんです」と、店主の宇田川さん。当初は浦安小学校近くの猫実4丁目で開業したのですが、縁あって北栄のこちらに移ったのだそう。宇田川さんご自身はトラックドライバーや配送業を経て、『サイクルショップかんべ』創業当時は市内でお勤めをされていました。「苦情言われて謝ってばっかりの仕事で、キツくて辞めたくてね…。機械いじりも好きだったし、人と話すのも好きだったから、ようし親父と一緒に自転車屋やるか!って、親父のところで修行することにしたんです。30歳のときですね」

初代の自転車工具。持ち手が壊れてしまい、自転車のチューブを巻いて使っていたのだそう。

「でも、いざ始めてみたら薄利でビックリ! 自転車操業って自転車屋さんが薄利だから言うのかな(笑)?」と笑う宇田川さん。修行中は大事にしていた車を売ったり、掛け持ちでアルバイトをしながら生計を立てていたのだそう。それでもここまで続けてこられたのは、お客様からいただく「ありがとう!」という言葉と笑顔のおかげだと言います。「なるべくお客さんの負担にならないように、中古の部品で使えそうなものはとっておいて、新品じゃなくてもいいというお客さんにはそっちを使って値段を下げたり。『安いね!』『こんな値段でいいんですか!?』って言われることも多いです。そうするとそのお客さんが、後々ジュースとか差し入れ持ってきてくれたりして、お店の奥で一緒にお茶飲んだりね。やっぱり人と人とのつながりって大事だから」。一度来てくれたお客様のことはほぼ覚えている(!)という宇田川さん、人と話すのが好きで、初見のお客様と会話が弾むこともしばしば。何度も足を運びたくなるのは、きっと宇田川さんのお人柄ですね。

お店の奥にちょんと座っている、フレンチブルドッグのジャンボ。ほとんど吠えず、とっても大人しいんです!

自転車を買う・直すためだけではなく、ただふらっと立ち寄るお客様も多いというかんべさん。今年の初めに看板犬・ジャンボが仲間入りし、さらに門戸が広がりました。ジャンボにおやつをあげに来るというおばあちゃんや、マンション住まいでペットを飼えないからとジャンボの散歩を買って出てくれる子どもたち、ただ宇田川さんとおしゃべりをしに来るだけの若者など、『かんべ』は自転車屋だけではなく『地域の人が集まる場所』としても機能しています。「そうそう、下町の雰囲気っていうのかな。寅さんの団子屋みたいな、いろんな人が立ち寄ってくだらない話しして笑って、そんな店ですね。ただ自転車売ったり直したりするだけじゃ味気ないじゃない。おれも仕事しながら楽しんでるの!」

一番人気はブリヂストン『ベガス』。女性や子どもにもオススメ、試乗もできます♪

そんなかんべさんで一番人気の自転車といえば、こちらの『ベガス』! コンパクトでかっこいい自転車ですね! タイヤが20インチと小さめですが、ひと漕ぎで進む距離は26インチ(通常サイズ)の自転車と遜色ないんですって。さらに浦安という土地柄にもピッタリの自転車。「元町の狭い道でも小回りが効く」「いつも自転車がいっぱいの駐輪場でも停めやすい」と、お客様からも好評なんだとか♪

またぎやすいフレームも特徴。スカートをはく女性にも、サドルを下げればお子様用にも使いやすい!「乗ってみる?」と宇田川さん、奥から試乗用のベガスを出してくれました。身長を伝えるとサッとサドルの位置を変えてくれます。前の道をちょっと走らせてもらったのですが、ゆったり広めの『デルタハンドル』、デザイン性はもちろん持ちやすさも◎。タイヤは小さいですがひと漕ぎでグンと進むので、走りも快適。おしゃれに乗れて小回りも効いて気持ち良い、そりゃあファンも多いのがわかります…! なんと昨年、『ベガス』販売台数でかんべさんが千葉県1位になったんですって! 浦安で大人気の自転車なんですね。

色は6色ありますが、宇田川さんのオススメはツヤ消しブラックorカーキ。「浦安は海沿いなので、どうしても自転車は錆びやすい。でもブラックやカーキだったら、ちょっと錆びてきてもカッコイイんですよ! 例えばミリタリー系のジープってちょっと錆びててもいい味出るじゃない。ピカピカの自転車だとそうはいかないけど、ツヤ消しのアースカラーだからこそなんだよね」。この試乗車も中古、ちょっと傷もついていますが、確かにいい味ですね…!

自転車のメンテナンスもお任せ!

どうしても自転車が錆びやすい浦安。かんべさんでは、新車を納品するときには荷台など錆びやすい部分にサビ止めを塗っているそうです。修理に来るお客様にも、使う頻度や距離などに応じてできるだけ長く使えるよう、できるだけお客様の負担を少なく修理できるよう、配慮を怠りません。「やっぱりこまめにメンテナンスをすると、大きなトラブルなく乗り続けられます。月に一度は空気入れてほしいですね。自転車修理で一番多いのがパンクなんですが、少ない空気のまま乗ってしまいチューブが痩せて擦り切れてしまうのが原因のことが多い。空気入れがおうちにない場合は、かんべ店頭にも空気入れを置いているので、どうぞ使ってください!」

こちらがかんべさん店頭にある空気入れ。だれでも使ってOKです。ちなみにかんべさんで購入した自転車の場合、空気入れに加えブレーキやチェーンの調整、油を差すなどのアフターケアを無料で受けられます(部品代などは別途かかります)。

このオシャレなステッカーがかんべさんの印。ちなみに一代前のステッカーには、船のマークがついています。「おれのおじいさん、船大工だったんだよ」と宇田川さん。なんと郷土博物館に置いてある船は、ほとんど宇田川さんのおじいさんが作ったものなんだとか!『かんべ』という屋号の歴史はさらに古く、『勘兵衛』さんというご先祖様の名前がなまって『かんべ』になったんですって。勘兵衛さんから船大工、そして自転車店と、浦安で脈々と受け継がれてきたんですね。

若手スタッフも大活躍! かんべさんのSNS、ぜひチェックしてみて

かんべさんでは、20代の若いスタッフさんも活躍しています。手に職を付けたいとサラリーマンから転職したスタッフさんや、宇田川さんの人柄に惚れ込んでYoutube撮影を買って出てくれたスタッフさん、「ここで働かせてほしい!」とラブコールを送り続けている若者もいるのだとか! いろんな業界が人手不足に苦しむ中、町の自転車店に若者が集ってくるなんて…まさしく宇田川さんの魅力の成せる技。「スタッフが増えたら、たとえば2店舗目とか出張修理とか、もっとお客さんの要望を拾っていけたらいいなと。スタッフにもそれぞれ得意なことがあるから、それを活かしながら楽しい店にしたいよね!」と宇田川さん。働き始めて2年というスタッフの今井さんは、「最初は戸惑うことも多かったですが、店長やお客様に支えていただいて、だいぶ慣れてきました。毎日楽しいです」と話します。

店主の宇田川さん(左)と、スタッフの今井さん(右)。取材中にも続々とお客様が自転車と一緒に来店されていました。お忙しい中ありがとうございました!

若手のアイディアから始まったかんべさんのSNS、すごく面白いんですよ! InstagramTwitterYoutube。宇田川さんのお人柄に触れるには、やっぱりYoutubeをご覧いただくのが一番分かりやすいかもしれません♪ 開設して3ヶ月ほどだそうですが、とにかく宇田川さんの話が面白い! 今のところ自転車の紹介がメインですが、これからは宇田川さんのご友人を招いたトーク動画や、宇田川さんの目線で浦安のお店を紹介する動画も検討中なんですって。

取材にお伺いした際、なんと私も動画撮影に参加させていただいちゃいました…! 宇田川さんと二人で浦安クイズバトルをしたので、もし良かったらご覧くださいね。チャンネル登録もしてくださったら嬉しいです♡

店内には修理を待つための椅子が設置されています。その場で説明しながら直してくれるので、自分の乗り方を見直すいい機会になります。

かんべさんの営業は9時~18時半火曜日定休(月曜日は宇田川さんのご両親がお店に立っていらっしゃいます)。自転車を買いたいアナタ、そろそろ自転車のメンテナンスをしたいアナタ、下町のあったかい雰囲気に触れてみたいアナタ! 浦安駅からも程近い立地なので、通勤や通学の前後に・買い物ついでに、ちょっと立ち寄ってみてはいかがでしょう?

サイクルショップかんべ…浦安市北栄3-29-15 047-350-6685
9:00~18:30、毎週火曜定休日 http://cyclekanbe.com/
InstagramTwitterYoutube

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