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浦安ってこんな街!

歩いてOK、ペットやベビーカーと一緒もOK、もちろん走るのもOK! 毎週土曜日に総合公園で開催されているコミュニティイベント『parkrun』参加してきた!

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浦安でランニングといえば、真っ先に思いつくのが総合公園・墓地公園の海沿いですよね! 海沿いの爽やかな風を感じながら、車も信号も気にすることなく爽快に走れるコースです。

この海沿いコースで、毎週土曜日朝8時からparkrunという無料で参加できるイベントが開催されているのをご存知でしょうか? ランニングイベントなのかと思いきや、ウォーキングが推奨され、子連れ・ペット連れ・ベビーカーを押しながら参加も大歓迎というコミュニティイベントである『parkrun』。最近運動不足気味で「何かやらなくちゃ…」と感じていた私、早速参加してきました!

まずはサイトから事前に登録します

『parkrun』に参加するには、まず登録が必要になります。浦安市総合公園parkrunのページから、登録フォームに進みます。氏名や生年月日、緊急連絡先などの必要事項を入力すると、バーコードが表示されます。当日はこのバーコードを印刷して持っていく必要があるので、ご注意ください(バーコードを持っていかないとタイムの記録がされません)。

『parkrun』は無料で参加できるイベント。印刷したバーコード・汗拭きタオル・水分補給の飲み物を持って、総合公園へ出発です!

イギリス発祥の世界的なコミュニティイベント『parkrun』

私が参加したのは6月12日(土)。夏日予報でしたが、朝はまだ過ごしやすい体感の季節。シンボルロードの突き当り、交流広場に集合します。スタイリッシュな『parkrun』の旗が目印。

ランニング自体は朝8時スタートですが、初参加の人は7時50分に集合し、簡単なレクチャーを受けます。イギリス発祥の『parkrun』は、毎週土曜日朝8時から5kmを走る世界的なイベントで、2019年に日本初上陸。日本では現在24か所で開催されているのだそう。ランニングイベントではなくコミュニティイベントの性格を持ち、ウォーキングする人たちを大切にしているため「歩いて参加でも全然大丈夫ですよ!」とイベントディレクターの小口さん。

ここ新浦安では昨年11月にスタートし、私が参加した日でちょうど15回目。交流広場から三番瀬側へ、途中で折り返して海沿いを境川河口まで走ったら、公園内を通ってまた交流広場に戻ります。これで約5km。折り返し地点ではビブスを着たボランティアさんが指示してくれること、公園内へ入る場所にはサインが出ていること、他の利用者の迷惑にならないようにすること、走行中はソーシャルディスタンスに注意することなどを確認します。

いざスタート!

8時ちょうどにランニングスタート。あっという間に先頭集団は見えなくなってしまいました…

右手に海、左手に公園の緑を見ながら走ります。『parkrun』の主役はウォーキング、「歩いてもいいですよ」と言われてはいたものの、やっぱり出来るだけ走りたいと思ってしまうのは自分の意地でしょうか。ただ、着けてきた不織布マスクはすぐに苦しくなってしまい(『parkrun』では走行時以外はマスク着用必須。走るときは個人の判断になります)、メガネも腕時計も非常に邪魔になり、いろんなものをポケットに突っ込んで走るハメになりました(取材だったのでカメラも持っていたし)。シミュレーションが足りなかったな…と走りながら反省。

交流広場から1.8kmの地点にボランティアさんがいらっしゃり、ここで折り返します。え、まだ1.8km!?と表示を二度見してしまいました。かなり疲れたんですが…あと半分以上あるのか…

同じ道ですが景色が反対になるので、また違った気持ちで走れます。日が照ってきて頭がジリジリするので、帽子も必要だったな~と実感。

海沿いランニング、気持ちイイのですが、ゴールが見えてるのになかなか着かないというジレンマもありました。交流広場に戻ってきたところで、もうギブアップしようかな…と一瞬考えたものの(ギブアップも全然OKです。記録は残りませんが)、いやいや歩いてもいいんだから!と気を取り直し、ここから少し歩くことに。

交流広場まで往復3.6km。とすると残りは1.4km、なんだもうあと残り1/3しかないんじゃないか! そう思ったらなんだか気力が湧いてきました。もう一度ゆっくり走り始めて、総合公園をぐるっと回ります。

海沿いも爽快でしたが、木々の間を走るのはまた違った魅力。日陰も選べたからか、なんだか息がしやすく感じました。

そして交流広場に戻ってきた…! 先にゴールした方々やボランティアの皆さんが、拍手で迎えてくださるのが何とも嬉しい!

ゴール地点でバーコードを渡されます。登録時に発行され印刷てきたバーコードと一緒に渡し、タイム計測。タイムはこの後、メールで送られてきます。ああ、めちゃくちゃ疲れた…でもいい汗かけました。ちなみにparkrun後、参加者さん同士で近所のカフェに行き、お茶やおしゃべりを楽しむのだそうです。

誰でも無料で参加できる『parkrun』。ボランティアも募集中です。ぜひご参加ください!

もともとランニングが好きだったというイベントディレクターの小口さん。「それまで『parkrun』に参加したことはなかったんですが、存在は知っていました。こういったボランティアで行なうイベントが好きで、『parkrun』ならこのエリアに住む方たちの健康増進や、地域価値の向上に繋がるんじゃないかと思って。昨年の夏から誘致に向けた準備を始め、市からの公園許可の取得やテストランも行なって、昨年11月にローンチすることが出来ました」。今年初めの緊急事態宣言中はお休みをされていましたが、4月から再開。総合公園での開催は6/12で15回を数えます。登録したら毎週参加しなければいけないというわけではなく、都合のつく時にフラッと歩きに(走りに)来ればOK。小雨程度であれば決行、荒天の場合は中止となります(中止の場合はホームページ上で発表)。

日ごろからランニングに親しんでいる方はもちろん、運動不足解消や気分転換、ご家族で毎週の楽しみとして参加される方、世界的イベントだからこそ外国の方の参加も多いのだそう。この日の参加者は13人、毎回20人前後の方が参加されているそうです。「『parkrun』をもっと多くの方に知っていただき、新しく参加してくださる方が増えるといいなと思っています」と小口さん。ちなみに参加が50回を超えると、parkrun本部からオリジナルTシャツが送られてくるのだとか。

「登録できるのは4歳からなのですが、年齢制限も時間制限もありませんので、どなたでも気軽に参加していただけたら。ウォーキング、ジョギング、ランニング、ペット同伴やベビーカー同伴、車椅子でのご参加も大歓迎です! また、ボランティアでコース誘導係やタイム計測係、バーコードをスキャンする係などをお願いしています。こちらも初めてでもどなたでも大丈夫。参加だけでなく、ボランティアでご協力いただける方も募集しています」。参加してみたいけどどんな感じなのかなぁ…とちょっと不安に思ったら、ボランティアで雰囲気をつかんでみてもいいし、もちろん見るだけでもOK♪

ある日の参加者・ボランティアの皆さん

長引くコロナ禍で運動不足なアナタ、ずーっと家にこもりがちで気分が沈みがちなアナタ。土曜日の朝8時から始まる『parkrun』に参加してみませんか? 参加費は無料、朝日を浴びながら海と緑の間を通り抜けていけば、すがすがしい気分で1日を迎えられますよ。初参加の方はまずは登録から、発行されるバーコードを印刷して持っていくのを忘れずに!

浦安市総合公園parkrun…https://www.parkrun.jp/urayasushisogokoen/
登録はこちらから
☆ボランティア参加希望の方はメール(urayasushisogokoen@parkrun.com)へご連絡ください

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