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【浦安子育て駆け込み寺】母乳相談を中心に、“私らしい子育て”をしっかりとサポートしてくれる『すず助産院』を取材しました!

妊娠・出産・子育て。女性にとって、これほどまでに体と環境が変化する時期というのは、そうそうないかもしれません。私も第一子を出産した後は、世界が変わりすぎてついていくだけで精一杯…。

産後ママに襲い掛かる数々のタスク、その中でも1位2位を争うのが『授乳』ではないでしょうか。産後すぐはとにかく乳首が痛い。乳頭に傷が出来ることもあるし、2~3時間おきの授乳による睡眠不足、量は足りているのかという不安。まわりからいろいろ言われるストレス。慣れてきたと思ったら乳房にしこりが出来たり、乳腺が詰まって乳腺炎になったり、1歳を迎えるころには卒乳のタイミングでヤキモキしたり…。6歳と2歳の子をもつ筆者ですが、振り返っても「あぁ、あの頃は辛かったなぁ…」という思い出ばかりです。

実は浦安に、そんな産後ママの強い味方になってくれる助産院があります。北栄にある『すず助産院』は、2011年に浦安で開業した“ママの想いを真ん中に置いた母乳ケア”が受けられる場所。院長で助産師歴31年の來田美鈴(くりた みすず)さんに、母乳育児に携わることになったキッカケやママたちへの想いなど、たくさんお話を聞かせていただきました!

助産師歴31年のベテラン!一人ひとりのママに寄り添ってくれる助産院

來田さんは助産師・保健師学校を卒業後、長崎県の離島で助産師をされていました。「島なので病院の数も医療スタッフの数も少なく、とにかく安全なお産を取ることで精一杯。当時はその後の授乳ケアや産後ママのケアに割ける時間はほとんどありませんでした。その後産科について理解を深めるため、聖路加国際病院の産科へ移ったんです。そこで先輩に誘われて母乳の勉強を始めて、母乳やママたちとの関わりを学び、母乳外来に長く勤務しました」。国際的な母乳育児支援者の専門資格である『国際認定ラクテーションコンサルタント』を取得、科学的な根拠に基づく母乳育児支援を開始します。

2011年には出張専門の『すず助産院』を開業し、2013年にここ北栄の『すず助産院母乳相談室』を開設。以来、浦安近隣エリアの産後ママたちに寄り添い、サポートをされてきました。

モットーは“ママ自身が大切にされる子育て”。「おっぱいのトラブルも、ただマッサージしてノウハウを伝えるだけでは片付かないことも多いんです。ママがどうしたいのか、何を望んでいるのか、そこをしっかりと掘り下げていきます。マッサージやアドバイスをしている時間より、ママたちのお話を聞く時間のほうが長いかもしれませんね」。ママが100人いれば100通りの体・環境・事情がある。助産師が「授乳は○時間おきに」「卒乳は○歳までに」と型にはめて指導するような形は取りたくなかった、と話す來田さん。

例えば卒乳、私も実はつい先日まで悩んでいました…。ようやく卒乳できたのは、娘が2歳8ヶ月のとき。「日本では1歳で卒乳するのが基本と言われていますが、世界の卒乳の平均は4歳(!)。WHOも2歳まで授乳を続けることを推奨しています。ただ、夜間授乳の回数と虫歯には明確な因果関係があるというのも事実。うちの相談室に来る患者さんの卒乳時期もそれぞれで、1ヶ月で卒乳を決めるママもいれば、4歳まで授乳し続けるママもいます。一人ひとりのママにとっての一番いいタイミングが絶対にあるから、そこを後押ししていきたい

自分らしく、伸び伸びと育児を楽しんで欲しい

「これからは『妊娠前の健康な体づくり』に関する情報提供がメインになってくるでしょう。いわゆる『プレコンセプションケア』と呼ばれるもので、全ての女性とカップルが、将来の妊娠を考えながら自分たちの生活と健康に向き合うこと。これは、子どもが育っていく中で大切だと言われている『性教育』とも大きく関係しているんです。『性教育』は、多様性の受容とジェンダー平等など、家庭や社会の中で一人ひとりが大切にされ、安全で健康的な関係性を育むための『人権教育』でもあります。母乳ケアもそうなんですが、そこだけ考えるのではなく、その人の人生全体をイメージすることを大切にしています。生まれてから思春期・妊娠・出産・育児・家族計画・更年期…と、人生は全部がつながっているから」。母乳相談だけでなく、育児相談や健康相談で訪れる方もいらっしゃるという『すず助産院』。それはきっと手技やノウハウを伝えるだけではない、“一人ひとりのママらしい子育て”という來田さんの強い想いがあるからこそ、授乳が終わっても頼りにされる方が多いのだろうな…と感じました。

「育児サポートで大切なのは、ママたちの『子どもを育てていきたい』という心を育むこと。今って、便利グッズや情報は溢れているけれど、辛いときに辛いと言えたり、ちょっと休めたり、ママ自身の力を信じてあげるということが世の中の仕組みとして足りない。個人が大切にされていると感じるかどうか、その観点が足りないんです。すず助産院で最優先しているのが、ママ一人ひとりが持っている個性や感性、能力、想い、その人らしい生き方。自分らしく伸び伸びと育児を楽しめるように、サポートしていきたいと思っています」

コロナ禍でより難しくなっている子育て

昨年から続くコロナ禍で、妊産婦さんのケアが行き届かなくなってしまっていると來田さんは話します。「まず、産院や自治体が開催していた母親学級や育児相談の場が少なくなり、知識を得る場所がなくなってしまった。その上、産後の入院期間が以前より短くなっていることも多く、何も知らないまま退院せざるを得ないママが多いんです」

「乳腺炎になると高熱が出ることもよくあるのですが、今だと発熱がある場合、産院ではなかなか診てもらえないことも多く、『発熱外来に行ってくれ』と言われてしまう。コロナが流行しているので仕方無いことではありますが、生後数ヶ月の子どもを連れて、コロナ疑いの人たちが集まる発熱外来に行くというのは、現実的ではありませんよね。先日出張した先の産後ママは乳腺炎で高熱が出ていて、0歳2歳8歳の子どもがいて、パパは出張中。コロナ禍も手伝って実家や親戚にも頼れない…そういうママが浦安にはたくさんいらっしゃるんです。同様に、外国から来ている方の置かれている状況も厳しいものがあります」。すず助産院では、相談室まで足を運べない方のために、出張施術も随時受付中。東京メトロ東西線浦安駅から片道1時間以内であれば、市内でも市外でも駆けつけてくれます(※症状により医療機関受診を優先して頂く事があります。その場合には、具体的な対応についてお伝えしますので、心配なさらずお電話にてご相談ください)。

相談室のコロナ対策としては、手指衛生の徹底マスクの着用はもちろん、乳房ケアの際は予防衣フェイスシールド・手袋を着用し、利用者ごとに使用したマスク・予防衣・フェイスシールド等はすべて交換。予約前後には30分の間隔を空けています。利用者同士が接触することのないよう、かつその間に室内換気消毒清掃を行なっているとのこと。生まれて間もない赤ちゃんと産後ママが来る場所だからこそ、細心の注意を払っています。

地域に根ざし、助け合って生きていく

どうして浦安で助産院を開業したのか、気になって聞いてみました。「聖路加の寮が浦安にあったんです。長崎から出てきて浦安に住んで、結婚しても住み続けて、もう30年近く暮らしていて。絶対浦安で仕事をしたい!と思ってました。この地域に、自分の居場所を作りたいという気持ちが強かったです」。『地域で助け合って生きていく』――そんな想いのもと、來田さんは助産院の仕事だけでなく、ガールスカウトや子ども食堂などにも関わっていらっしゃいます。

「支えて、支えられて…地域のつながりってとても大切。でも、地域や家族の中に自分の居場所があると感じられない産後ママも多いと思います。傍目からは幸せそうにも見えても、心の奥底に寂しさや不安を抱えてるママたちもたくさんいる。そんな心の隙間にそっと寄り添えるよう、これからも浦安で地に足をつけて活動していきたいですね」。ありのままを包み込んでくれる優しい眼差しと、子育てサポートに対する想いを語るときの力強さ。そんな活力あふれる來田さんの原動力の一つが、浦安という地域だったのですね。

産後で体と心が辛い、子育てに悩みがある、ほっとしたい…そんな時は『すず助産院』を頼ってみて!

ママの想いに寄り添ってくれる母乳相談室『すず助産院』。授乳相談やおっぱいケアはもちろん、沐浴指導や離乳食、妊娠中の悩みや子育てについての相談など幅広く対応してくれます。料金など詳しくはホームページへ。まずは電話(080-1000-9825)メールで問い合わせてみてください(お急ぎの場合は電話が◎)。緊急の場合は土日や時間外も受け付けてくれます。浦安市・市川市、ならびに東京メトロ東西線浦安駅から公共交通機関を使って1時間以内の場所であれば、出張も可能です。

産後のいろんな辛さ、授乳のモヤモヤ、おっぱいトラブル、子育ての悩み…。30年超の経験を元に“それぞれの親子の育ち”をサポートしてくれる『すず助産院』へ、そんな悩みを相談してみてはいかがでしょうか? モヤモヤしていた気持ちがクリアになって、「この子を育てて行こう、楽しもう!」と前向きになれるはず!

すず助産院…浦安市北栄1-5-20 グランデュール峰崎Ⅱ201
TEL:080-1000-9825(9時~19時)
メールはこちらから
※メール返信は遅くなる場合がありますので、お急ぎの場合は電話でお問い合わせください。
https://suzujosan.com/

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